今この時が最強チーム
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今日から新たに当店へ赴任する担当者達。
人事異動で去る者来る者。
当店でも数名の人事異動があり、副店長の異動もあった。
店長にとっての副店長とは片腕。
仲が良い悪いは別にして、去られるのは痛い(私は)。
特に、私の場合は販売面以外の雑用に関しては副店長に委ねていた部分が大きい為、そのフォロー役が交代するというのは、私の販売面での影響にも微妙に関わってくる可能性もある。
しかしそれでも人事異動には逆らえない。
新たな副店長との役割分担を明確に区分けしなければならない。
更に数名のチーフも交代となる。
私が赴任して一ヶ月。
ようやく、彼ら彼女らとの信頼関係も少しは固くなりつつある中での異動。
それは、去る者たちにとっても同様だろう。
せっかく販売面での意図が見えてきた上司の交代。
赴任先でまた新たな店長の販売面での意図を確認しなければならない。
部門の担当者とのコミュニケーションもあろう。
赴任先でのルールや優先順位もあろう。
“今までのやり方が通じるのか?”
そんな不安は大きい。
そんな異動が、本日からスタートする。
私は、部下を迎えた時にいつも心に決めていることがある。
“今この時が最強のチームだ”
どんな人材を受け入れようとも、この時が選りすぐられた最強チームである、と。
更には、いずれそうさせるという強い意志を持って部下と接する事にしている。
その部下が、前任地でどんな評判であろうとも、私の部下としてこの店舗に来たならば、他のチーフとともに最強メンバーとして鍛えていくし、そう思って接していく。
だから厳しい事も言う場面もあろう。
いままでも、温かな部分と厳しい部分の両面で接してきた。
それは、その本人を最強メンバーにしたいが故の行動である。
今回も同様。
何かの縁でここにいるメンバーと店舗を運営する。
このチームは二度と組めないかもしれない(全くの同一人物での店舗は二度と組めないだろう)。
そう思えば、今を大切にしなければならない。
長い人生の中でのこの刹那。
このメンバーでの店舗運営を最強のものとしよう。
そんな想いで今回も、この異動に臨んでいる。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
最強かどうかは、自分が決めるもの。
他者が決めた最強ではその人材に頼ってしまう。
自分で決めて最強の人材と売場に仕上げていく。そしてそう思った瞬間からチーム作りが始まるのだと思います。
投稿: てっちゃん | 2013年10月19日 (土) 07時18分
なかなか、活発な異動ですね。
異動が終わったらそのメンバーが最強。
常にそう思える事が凄い!
明日から我が店も最強メンバーです!
投稿: かわらい | 2013年10月17日 (木) 21時30分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
上司によって、部下が萎縮するか安堵するかが決まってしまうのであれば、私は安堵型のマネジメントを目指したいと思っています。
但しそれは、ある程度力量を兼ね備えた部下であって、まだまだ力量不足の部下には強制的な指示命令はやむを得ないとも思っています。
そうやって成功に導き成功体験を積ませる。そこから自ら自立できる可能性をどう引き出すか。
上司は常に部下の能力や可能性を引き出す手腕が問われているのだと思います。
その為にいろいろなマネジメント手法がこの世に存在するのだと思っています。
投稿: てっちゃん | 2013年10月17日 (木) 00時58分
昨夜もてっちゃんの話題で持ちきりでした(笑)
てっちゃんのポジティブ&肯定的発想の姿勢が皆を引き付けるのだろうと。
てっちゃん会のメンバーも組織は異なれどてっちゃんの姿勢?オーラ?に魅力を感じ集うのであると思います。てっちゃんの人を魅了する力は真似したくても出来ませんが、信頼感・安堵感は正に菩薩観音様でしょうし、一緒に仕事をするメンバーも感じ取る事と思います。
投稿: dadama | 2013年10月16日 (水) 07時01分