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2013年10月 2日 (水)

舌を肥やす

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


我々の仕事は、販売業である。

  それも、食品を中心にした普段の食材。

食材を販売するという事は、裏を返せば、食材の精通していなければならないという事。

  食材に精通するという事は、味を知るという事。

舌を肥やすということでもある。

そして、意外に、舌の肥えた人材が少ないと言う事が気づく。

  何故、舌を肥やさないのか?。

舌を肥やすという事は、味のバラエティを知るという事でもあり、美味しさのレベルを知るという事でもある。

  そして、これを知らずして販売は不可能であろう。

美味しいという経験と感動が、販売意欲を増殖させるのだから。
味を知らず、美味しさを知らずして、他人に推奨出来る筈が無い。
それなのに販売しているから、単なる工場的な売場になってしまうのだ。

  販売は工場生産とは違う。

別に工場勤務者の方を蔑視するものではない。
我々の仕事は、単品の美味しさを伝える仕事でもある。

  一個1000円のりんごの味を知れとは言わない。

今の季節、旬のりんごの味を数種類は知れという事だ。

  「津軽」「早生ふじ」「千秋」

この3種類のりんごの味を知らなくてどうする。
それで、単品量販など語れるものではない。
それぞれの味を知り、その区分けを知り、試食と提案でお客様の買物行動に影響を与える。

  それが、販売というものではないか。

そんな地道な作業から、果実の強化が図られていくのだと思う。
果実を強化するといっても、品揃えを変えたりレイアウトを変えたり、更には什器を変えて見栄えだけ良くする事が「強化」では無い。

  美味しさを訴える売場になるという事だ。

そのためには、我々販売者が単品の味を知らなければならない。
更に言うと、販売者がその単品の味と美味しさに精通していなければならない。

そこから、販売は業績という具体的な話しのなっていくのだと思う。












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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
結局は、誰が販売するのかという基本的な問題。
仕入れ担当者がいくら思い入れをもって仕入れても、最後は販売する人間次第。
企業の仕組みとして、販売者の意志の入れ方を仕組み作らないと絶対に結果に結びつかない。
これは基本中の基本的な組織論だと思います。

投稿: てっちゃん | 2013年10月 3日 (木) 00時32分

かわらいさん、コメントありがとうございます。
個人的な方よりは致し方ないと思いますが(笑)。
その為に、バイヤー、店舗と役割が別れているとも思われるから。
そして、酒で舌を鍛える。
私も、いろいろな味を覚えたのは、酒を覚えてから(笑)。
そう言う意味では、まだまだ進化しそうですが(笑)。

投稿: てっちゃん | 2013年10月 3日 (木) 00時29分

商品に惚れる事が商売の基本ですよね。現場仕入が可能であれば、担当者の差はあれど良くも悪くも担当者の惚れた商品が売場で幅を利かす。もちろんお客様に受け入れられなければ単なる暴走ですが(笑)。
本部集中になっても、販売するのは現場。本部の提案商品に担当者がどれだけ惚れて真剣に販売するのか。本部の高圧的立場の投入が折角の良い商品を現場で殺してしまう。本部と現場の信頼関係が強い企業、言葉を変えれば本部商品に意見を言える現場が強いほど企業力が高まるのだと思います。標準化推進により現場がワーカー的仕事が増えるほど、食に対する高い志も現場から奪ってしまうとおもうのですが。

投稿: dadama | 2013年10月 2日 (水) 21時25分

有る意味食べるのが仕事。
幸せな職業、魅力的な職業だと思います。
どうしても偏りが出てしまいますけどね。
(笑)
※最近は酒で舌を肥やす人が多いようですが。(笑)

投稿: かわらい | 2013年10月 2日 (水) 20時40分

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