送別会
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、前任の店舗の送別会があった。
“随分遅いねぇ〜”
新任地に赴任して約一ヶ月後の送別会。
それは日程調整が合わなかったから。
既に出勤スケジュールが作成された後に突如送別会を企画しても、参加出来る方が限られてしまうから。
更に、別の人事異動も予想されていたため、その辞令発令後のほうがより多くの送別会と参加者が見込まれたからである。
総勢40名ほど参加していただいただろうか。
約一ヶ月前とは言え、採用、研修、開店と一連のオープンを共にしてきた仲間達であるから、つい先日に別れた仲間達という感覚である。
売場も店舗も品揃えもほとんど変わらず。
だから、店内を歩いていても懐かしさが込み上げてくる。
しかし、以前よりもお客様の数は明らかに多くなっている。
“競合店一店舗の閉鎖の影響は大きいなぁ〜”
私が去ってから数日後に、競合店の閉店。
最後のチーフミーティングでは、「来週の週末からは確実に1割増しの売上を記録していくことなる。その為の発注から早々に見直していかなければお客様の勢いに付いていけなくなるぞ。」 そんな言葉を発して去ってきた。
それが、現実に実現しているわけだ。
そして、送別会自体はいつものように賑やかに。
以前から新店メンバーでの飲み会を何度か記した。
それは、市内に場所を変えてチーフや社員中心に開催したものだった。
しかし今回は送別会。
私のわがままで店舗周辺での開催。
それは、店舗により近いパートさん達と最後に飲みたかったから。
各チーフとは今後もどこかで飲む機会がたくさんあるが、お店のパートさんとはそうはいかない。
だから、今回の送別会は宿泊覚悟で店舗周辺の、パートさん達が集まり安い場所を選定させて頂いた。
そして、いろいろな話しをさせて頂いた。
一人一人に想い出がある。
全て私が採用の電話をかけた相手だ。
そのダイレクトな電話が皆んな嬉しかったらしい。
初めてそんな話しを聞いた。
“やはり採用の電話は店長がするべきなんだ”
そして皆んな素直に成長してくれた。
人間の力とは素晴らしいものだ。
何も無いところに店舗を立て
誰もいないところに人が採用され
何の力も無いところに技術が蓄積され
何も無いところから店舗運営が営まれていく
私は、このお店を忘れる事は無い。
この人たちを、一生忘れる事は無いだろう。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
競合の撤退。
お陰さまで、以前は今いる店舗が売上の目標でしたが、現在は今までいた店舗が売上の目標になっています。
要は売上が逆転してしまった(笑)。
投稿: てっちゃん | 2013年10月12日 (土) 00時55分
かわらいさん、コメントありがとうございます。
久しぶりに自分のホームでのくつろげたひとときでしたね。
投稿: てっちゃん | 2013年10月12日 (土) 00時52分
そうそういい顔してましたね。若い女性達に囲まれて(笑)。あの一コマからも素晴らしい絆で繋がっていた事が伺えます。更には競合の撤退という置き土産、流石我らが菩薩観音様、恰好良過ぎます(笑)。
投稿: dadama | 2013年10月11日 (金) 21時58分
ゼロから作り出した喜びを再び味わったんですね。
さぞや盛り上がったことでしょう!
写真のてっちゃんも楽しそうでしたしね!(笑)
投稿: かわらい | 2013年10月11日 (金) 20時47分