行動パターンを模索する
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
人事異動から一週間。
まだ、自分の行動パターンが確立されていない。
“チェーンストアなんだから、行動パターンは一緒でしょ”
そうとも言えるが、100パーセント同一の店舗レイアウトとバックヤードレイアウトにて、事務所周辺の造りも同一で、店長の引出しの中も統一というマニュアルを有した企業であればいいのだが、まだその域まで達していない当社としては、書類の整理法までは統一されていない。
書類の収納場所の把握。
これが意外に手間取る作業なのだ。
今までは、自分でバックヤードレイアウトを決定し、備品配置から収納書類の位置決定まで自ら決めてきた経緯もあり、書類を使用した場合の作業導線を考えた配置をしてきた。
その自分の行動パターンを変更しなければならない。
まず、バックヤードレイアウトが違う。
だから、行動パターンが変わる。
そして、書類の収納場所が違う。
だから、非効率な行動を余儀なくされる。
従来は収納場所が見えていた。
だから、行動に無駄が無かった。
今は、一つ一つの行動に「ストップ」が付きまとう。
このストップがスピードを遮る。
現状を把握することが一つ。
新たにリ・設定することがもう一つ。
同時進行で進めていななければならない。
従業員もそうだ。
一人一人がどのような経緯をもって現在に至っているのか?。
前店では、全て把握していた。
それは当然であるが、昨年からの採用段階から全て渡し一人で掌握してきた内容だから。
この人の掌握がひと苦労である。
そして、人員掌握とはまさにこの事を指すのである。
ひとりひとりの歴史があるから、今後の対応が可能となる。
それは、ひとりひとりが組織の歯車から、心を持った人間としての自立となる。
そこから、上司と部下の関係が始まるのである。
いずれにしても、早々に理解し対応しなければならない。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
赴任直後の感度と鮮度を直結させる。大切ですね。
ここ一ヶ月が勝負と思っています。
投稿: てっちゃん | 2013年9月27日 (金) 07時05分
かおるさん、コメントありがとうございます。
難しいところほど、自分である程度の原理原則を見出し、簡単に簡単に考える。
簡単なところほど、ある程度区分けしてちょっと複雑に考えてみる。
私の思考法です(笑)。
投稿: てっちゃん | 2013年9月27日 (金) 07時03分
かわらいさん、コメントありがとうございます。
新店開設からですから、オープン前の準備期間も含めると従業員との交流は意外に多岐に渡り、表面上だけの繋がり以上のものがありましたね。
投稿: てっちゃん | 2013年9月27日 (金) 06時58分
当社も全く同じです(笑)。異動直後の最大のストレス。早々に所謂2S・5Sを実行すれば良いのですが、だんだんと時間が経つにつれ良くも悪くも慣れが生じて異常が正常に化けていく(笑)。異動直後の鮮度の高いうちにの問題解決。大切と解っているのですがなかなか簡単には行きませんね。
投稿: dadama | 2013年9月26日 (木) 20時16分
かおるです。
人が難しい!ほんとに人って難しいです。
チームを動かすことも、チームに属することもあまり得意でなくて。
決して人嫌いでも、一匹狼でもないんですが。
でも一人ひとりの経緯を知った上で理解を深めあうしかないのかな、と思います。
小さくてもいいから、いいチームが作りたいです。
投稿: かおる | 2013年9月26日 (木) 20時12分
一年足らずで店舗の全てと人心までも
掌握してしまうとはさすがです!
仲間一人一人の理解を少しづつでも
深める努力をしないと。
その前に書類ぐらいは把握しないと
(笑)
投稿: かわらい | 2013年9月26日 (木) 18時16分