競合店の閉店
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
競合店の一つが閉店する。
“突然だなぁ〜”
情報を得てから、わずか三週間後の閉店である。
当店の出店にて、厳しい環境になったとは思っていた。
それでも、今年に入ってから多少は回復してきたとも聞いていた。
しかし、今月に入ってからの突然の情報。
スクラップ&ビルドを実施している企業だけに、新店を控えての不振店舗の閉鎖なのだろう。
「店長、どれだけの影響がありますかね?」
店舗内の周囲では、あまり影響(売上増)は無いのではとの憶測だが、私の経験で言えば、一店舗がゼロになるということの影響は大である。
競合がリニューアルした。
そんな影響では決して無い。
その店舗にも固定客がいて、確実に日々の食材を購入してくれていたわけだ。
その日々の食材を購入するお店が無くなるわけだ。
競合が出店しても、意外に開店から午前中のお客様は裏切らない。
それは、日々買い慣れたお店は、特にお年寄りの方は変えない。
だから、競合出店とは言っても、開店から午前中のお客様は意外に奪われない。
逆に言うと、その店舗がゼロになるという事は、開店から午前中のお客様の来店が大いに予想されるという事だ。
この影響は大きい。
当店は、午前中の集客力に課題があるから。
基礎商圏が薄いということは、徒歩等のお客様が薄いということ。
その時間帯に集客力が高まれば、バランスの良い時間帯別集客力が得られる事になる。
そして、この時間帯に強みが出てくれば、「野菜」「和日配」の強化が図られる。
普段が強くなるという事。
私が一番欲しかった部分だ。
そして、そうやって店舗とは少しずつ強くなっていくのだろう。
店舗が強くなる過程で売上額は絶対条件。
それによって、品揃えが豊富にでき、量も豊富になる。
それが相乗効果を発揮して、更に日中から夜のお客様が増加してくる。
雪だるま式に店舗強化が図られていく。
しかし、それが発注や品揃えの豊富さに結び付けていかなければならない。
だから、競合が閉店してからのお客様の動向に対応し、発注を増加させ量感を出し、品揃えを強化して選ぶ楽しさを演出することへ連動しなければ意味が無い。
その強化の一つのきっかけが、これから当店に現れるということ。
活かすも殺すもこれからである。
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コメント
dadamaさんへ。
お陰様で競合調査も終わり、方向性も見えたので、今日はこのまま就寝できそうです(笑)。
明日は立ち上げ店舗の最終勤務日。
感無量ですね。
投稿: てっちゃん | 2013年9月14日 (土) 23時13分
楽をさせてもらえない・・・楽したら三途の川で溺れちゃうかも(笑)お互いそういう運命と割り切り精々楽しみましょう(笑)
投稿: dadama | 2013年9月14日 (土) 22時59分
かわらいさん、コメントありがとうございます。
競合と言っても、主たる競合ではありませんからねぇ〜(笑)。
とは言っても、閉店するということはゼロになるということ。このギャップは意外に大きい。一つの時代が終焉したのは間違いないようです。
投稿: てっちゃん | 2013年9月14日 (土) 22時57分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
残念ながら、前任地の競合店となります(笑)。
「さて、これから上昇気流に乗っかるぞ」という矢先の異動。楽をさせてくれませんね(笑)。
投稿: てっちゃん | 2013年9月14日 (土) 22時54分
相手には気の毒ですが戦いに勝利したと
いうことでしょうか。
この店舗でのてっちゃんの役割りは終わった
訳ですね!
かっこ良すぎる!
投稿: かわらい | 2013年9月14日 (土) 22時14分
閉店の競合は前任地・新任地?いずれにしてもお客様に勢いがつくのは確かでしょう。その中には閉店する競合店のファン多くもいる筈。そのお客様をてっちゃんファンにしていく?前任地だったらてっちゃんファンが増えた証?競合店は自店を磨く砥石(あるコンサルタント様の受売りです)と捉えお客様に満足した頂くお店にしていく。企業の存続には利益は不可欠ですから価格以外で如何にご満足料(これもある方?企業様の受売りです・笑)を頂けるかがこれからの成長・存続には必要でしょうね。
また、第三幕での酒の勢いを借りた熱いトークを楽しみに致しております。
投稿: dadama | 2013年9月14日 (土) 21時18分