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2013年9月20日 (金)

競合MRから見えてきた事

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


赴任前に行った、競合調査。

  “やっぱり激戦区だ”

当社の中でも、屈指の激戦区となる。
競合店が多いと、基礎商圏といえども競合とのお客様のシェアが必至。

  要は、買い回りされるという事だ。

ワンストップショッピングが崩れ、価値ある単品毎に買い回りされる。
結果、お客様にとってはそのエリアでのワンストップショッピングが完了する。

しかし、我々にとっては客数はあるが単価が低く売上げが伸びない。

唯一の救いは、買い回ってくれているお客様が存在すること。
これなくして、今後の方向性は有り得ない。

  買い回りのお客様の、買物カゴの中身を増やす事。

要は、今来店されているお客様の点数を拡大する事が先決。
それには、自社と他社の強みと弱みを把握することである。

  自社の強みを磨き他社の強みを取り込む事。

わざわざ他社に行かなくても、当店で一回で買物が済む、という状況を作り出す事。

  価格もあるだろう。
  商品化もあるだろう。
  品質や味もあるだろう。
  時間帯別の集客もあるだろう。

この強みで競合が集客している部分を徹底してマークし押さえ込む事。
まずは、この部分から始める事になるだろう。

  相手の強みが弱まればその分の点数拡大が図られる。

それがワンストップショッピング回復の方向性だ。

競合調査での相手の強みと弱みの把握。

  競合店の調査の上で重要なのは、相手の強み。

弱みはどうでも良い。
相手の弱みを把握して喜んでいても明日は無い。
相手の強みをどう封じるか。
逆に言うと、相手の強みをどう取り入れるか。
そして、次にステージは、相手が追随出来ない自店の強みを確立できるか。

  更に、次は・・・。

と続くのである。









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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
ストアコンセプトに沿って、毎日、毎週、毎月検証し続けていく事が大切なのだろうと思います。
言ってる自分も出来るかどうか(笑)。

投稿: てっちゃん | 2013年9月21日 (土) 06時59分

相手の強みを徹底してチェックして封じていく。
こういった地道な作業が強い店を作っていくのでしょうね。
今日からまた出直しです。
何日続くかな~。

投稿: かわらい | 2013年9月21日 (土) 06時26分

dadamaさんへ。
男目線のコスト意識。
女目線の情緒意識。
最終的には、豊かな人生を送る事。
その為に二人に必要な事は何か?。
二人の人生は二人で考える。
他人の入り込む余地無しですから(笑)。

投稿: てっちゃん | 2013年9月20日 (金) 23時09分

確かに金は死後に使えないし、子孫に迷惑を掛けない程度にはと思っております。ある意味家内の勇断には拍手です(笑)。

投稿: dadama | 2013年9月20日 (金) 20時31分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
三日間ご苦労様でした。
会場探しとクルマ購入商談お疲れさまでした(笑)。
人生は常に失うものと得るものが同居する世界。
失うものばかりに目がいってしまうと世の中見失ってしまいます。金以外に得るものは何か?。
しっかり見極めたいですね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2013年9月20日 (金) 20時06分

流石、私のビール目当てのひやかしMRとはレベルが違いますね。そしてお逢いする度に話題となる店長の権限と権限を行使する責任・知識レベル。ひしめく競合の中で何を武器にして他社との差別化をしていくのか。徹底した標準化で企業理念としての道を歩むにしても企業理念の確立されていない企業は今の変化のスピードには追い付いていけない。やはり企業規模を利用した地域密着の個店力を如何に上げるか=店長の現場力=責任・権限を如何に屈指していくかが進むべき道であると思います。商品と運営の標準化は全く別であるはずなのですが・・・

投稿: dadama | 2013年9月20日 (金) 18時22分

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