受け継がれる言葉
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
我々は、今を言葉にする。
自分の口からオリジナルの言葉を発する。
しかし、口からでる言葉は、かって誰かが口にしたり文にしたりしてすでに表現している言葉なのである。
どういう事か?。
我々は、この年になるまでいろいろな経験を積んで来た。
学校での勉学。
社会での勉強。
仕事での勉強。
学校や就業での先輩や上司から話された会話からの「言葉」。
自らの勉学で読んだ著書から心に残ったフレーズの「言葉」。
それらの中から、自分に対しての絶対的なフレーズ
それらをまとめ、そして場面に応じて自ら使用して他者へ影響を与えていく。
そもそも、我々が影響を受けたその言葉自体、それ以前に他者から受け継がれた言葉なのである。
我々が今使っている「言葉」は、ずぅ〜っと以前から脈々と受け継がれてきた大切な「言葉」なのである。
その「言葉」を自ら磨き、自ら駆使して受け継がせる相手に対して影響を与え、受け継いだ人間の人生観に照らし合わせて、更に次世代へ受け継がれていく。
輪廻転生と言う。
その実態は解明出来ていないが、言葉の世界だけで言えば、その時々の言葉がその個人によって磨かれ、影響力を有し、時代時代に合わせて受け継いだ人間がその言葉を活かしてその時々を切り開いていく。
言葉の輪廻転生。
私には、心の師が何人もいる。
販売技術面での師。
店舗運営面での師。
マネジメントの師。
52週計画での師。
その師とは、必ずしも心底敬愛していた人ではない。
師によっては、喧嘩別れした人もいる。
師によっては、尊敬できない人もいる。
師によっては、その後他界した人もいる。
しかし、いくら憎んでも嫌っても、その人から受けた言葉の影響力を自分なりに駆使して、今現在有効に活用している言葉がある。
嫌っていた人を師を仰ぐのか?。
そうである。今私が店長として日々の原理原則として行動しているその基礎は、一番嫌っていた当時の店長から受け継いだもの。
「そんな人の事は忘れろよ!。」
その人の事は忘れたいが、その人が発した言葉は忘れられない。
人格から離れて一人歩きしていく「言葉」。
私が想う輪廻転生。
活きた言葉は、人を越えて、時代を越えて。
生き続けていくのである。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうざいます。
やっぱりネット上で激しくやり合い、自らのモチベーションアップに繋げるべきではないでしょうか?(笑)。
投稿: てっちゃん | 2013年8月 2日 (金) 21時32分
そうかもしれませんね。
大体の場合はなにくその気持ちが自分を成長させて
くれると思います。
そういえば最近、耳に痛い言葉を聞いていないような?
年齢や、社歴を重ねるごとにそのような場面が
少なくなってくるのかもしれませんね。
気をつけないと。
※だからと言って、てっちゃん会のメンバーやフェイスブックでお友達になった人たちにコテンパンに言われたら立ち直れませんけどね。(笑)
投稿: かわらい | 2013年8月 2日 (金) 20時46分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
大丈夫!。あなたの言葉は必ず部下が継承しますよ(否応無く?)。
そして「禁断の園」。
いやはや、あっちもこっちもで首が回らなくなりそうです(笑)。友達申請してからのめまぐるしい対応はブログの比ではありませんね。
本当に続けられるのかなぁ〜。
あっ、また承認のメールが入った!。
投稿: てっちゃん | 2013年8月 2日 (金) 18時49分
かおるさん、コメントありがとうございます。
死ぬほど嫌いな上司の言葉って、どうして残っているのでしょうね(笑)。
その時は殺してやりたいって思ったほどでしたが、今思い起こすと、彼が言った言葉を今自分が部下に言っている。
それほど強烈な印象があったんでしょうね。
そんな存在に自分がなれるかどうか(笑)。
投稿: てっちゃん | 2013年8月 2日 (金) 18時45分
P.S 遂に禁断の園に踏み入れましたね♪(笑)
投稿: dadama | 2013年8月 2日 (金) 18時27分
言葉の伝承、仕事的には企業風土の伝承になるのでしょうか。会社の規模が大きくなるにつれ言葉に形式化(サラリーマン化)していく。個人の感情はともあれ師と認める方々の存在は羨ましいと思います。最近の私は師を社外に求めているような・・・(笑)
投稿: dadama | 2013年8月 2日 (金) 18時15分
かおるです。
全く仰るとおりであって、受けた言葉の影響力と発した人物に対する好悪はあまり関係がないように思います。
むしろ嫌いな人の方が、その時の自分が見たくない、受け入れたくない意図的に避けている物を突き付けてくる場合があり、多くの場合そういったことのほうが自分にとっては有益であると思います。
自分も、行動原理というか窮地に陥った時、「彼ならどうするか?」と思い浮かべるのは当時、死ぬほど嫌いだった上司です。
投稿: かおる | 2013年8月 2日 (金) 17時06分