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2013年8月26日 (月)

海外資本に学ぶ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


若い世代の会話を聞いていると、「コストコ」の話題が意外に多い。

  「コストコで購入したあのパンが美味しい。」
  「コストコで購入したぶどうが美味しかった。」
  「コストコで購入した焼き鳥が美味かった。」

“結構、皆さん、コストコに行っているんだなぁ〜”

ご存知の方がほとんどだと思うが、コストコとは海外資本の小売業。
アメリカ発祥の倉庫型店舗であり、単品量販を主体に、品揃えを絞り量目も絞り込んで、日本では考えられないほどの大量の量目のみの単品販売をしている。

  更に驚くべきは、年間会費制ということ。

入店するのに、年間で数千円の会費を支払わなければならない。

  これを、日本企業が実施したらどうなるだろうか?。

間違いなく、その企業はその地域で干されるだろう(笑)。
それほど、この会費制とは画期的な事であり、海外資本の小売業だからこそ我々もどこかで許している部分があるのだろう。

  しかし、それでもコストコは込んでいる。

年間会費を支払った以上に、その品揃えに魅力があるのだろう。

私が思う魅力とは、

  まずは、その絞り込まれた品揃え。
  そして、その単品の鮮度、品質、味。
  それを、積極的に試食で提案している。
  最後は、意外や意外に、接客の良さ。

これらが、ワールドワイドにバランスがとれている。
特に私は絞り込んで味を提案している販売に魅力を感じている。

  今日は、これだ!。

それは販売者側の売りたい事情も含まれるが、試食を食べると必ず“買っていきたい”と思ってしまう不思議さ。

  やはり、味が良いのだろう。

品揃えが豊富で、量目も普段の一回の食事を満たすに足る使いきりサイズの品揃えが豊富で買いやすい地元スーパーを差し置いてでも、コストコに行ってしまう最大の理由は、輸入品の珍しさもあろうが、本意は試食して味を確認して納得して購入するという購買の黄金律が確立されているからだろう。

  そう言う意味では、非常に分かりやすい。

もともとここを利用するお客様にとって、使い切りの量目はあまり関係ないのだろう。

  “どうせ来たのだから一週間分買いだめ”

そんな目的なのだろう。

そして、私はここに来ると、輸入品、特に果実の旬を教えられるのだ。

  “輸入ぶどうって、こんなに美味しいんだ!”
  “この時期のグレープフルーツって、甘いんだ”

そして、自店でもチャレンジしてみる。

  好評不評の反応を、お客様の動向から見る。

商品、販売方法、商品知識。

  海外資本に学ぶべき事は、多い。






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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
是非、共存して下さい。
相手の弱みを突いていけば、必ず見えてくるものがある筈。

投稿: てっちゃん | 2013年8月26日 (月) 23時47分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
コストコ体験、是非お願い致します。
無濾過も良いけど(笑)。

投稿: てっちゃん | 2013年8月26日 (月) 23時45分

絞り込み、品質、試食、接客、そしてワクワク感、
確かに学ぶことは多いですね。
それぞれに良いところがある、自社の強みを強調し、
共存できるようにしたいですね!

投稿: かわらい | 2013年8月26日 (月) 21時15分

単品量販・商品提案・試食・接客サービス等見習うべき点は多いようですね・・・すいませんちょっといい気になって深酒をして考えがまとまりません。
今日は宿題にさせて下さいm(_ _)m
来店頻度や購買目的が異なるので私達の業態は毎日の食提案が大切であるとは思うのですが・・・コストコに行かれるお客様の気持ちを自分がまだ体感していないので理解出来ずにいます。

投稿: dadama | 2013年8月26日 (月) 20時28分

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