緩急をつける
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
スーパーマーケットの経営は、日々安定していることが望まれる。
売場の品揃。
商品の鮮度。
欠品の有無。
日々の客数。
決算時利益。
日々継続して、安定した数値が安定した結果を残す要因となる。
しかし、マネジメントはどうか?。
安定したマネジメントをしたいとは思っている。
安定したマネジメント?。
安定した結果を残す為に、安定した状態を維持したい。
その為のマネジメントを安定したいとは思わない。
安定させる為に、マネジメントの緩急は必須。
そう思っている。
緩急とは、何か?。
それは、緩める所と締める所。
何を緩め、何を締めるのか?。
例えば、評価。
優も付ければ、不可も付ける。
例えば、行動。
最高に急がせれば、じっくり待つ。
例えば、思考。
指示命令もあれば、権限委譲もする。
このように、本部と店舗、上司と部下、店長と部門との関係は「緩急」をつけた関係であるから、思考と行動が磨かれていくのではないか。
これが例えば、安定した指示や戦略だったら?。
我々は、急ぐという事を忘れてしまう。
ここぞという時に、集中力を失ってしまう。
現場は常に、臨機応変。
世の中の変化やお客様の変化に敏感に反応し追随していくアンテナと行動力が命だ。
この部分は、常に磨いておかなければならない。
その為には、緩急を付けたマネジメントは必須。
そして、それを常に要求するから、その感度と行動が磨かれていくのが。
それを現場の店長が、どう導きだすか。
自らに課さなければならないマネジメント手法である。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
不変を維持するには、マネジメントは緩急をつけなければならない部分も出てくると思うのです。
今の予兆から緩急のある手を打って、未来の安定を図る。
理想ですが(笑)。
投稿: てっちゃん | 2013年8月 9日 (金) 05時32分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
基本を磨くという軸の本部標準化。
個別局地戦を展開する個店対応力。
この両輪の強調が各企業の課題なのでしょうね。
投稿: てっちゃん | 2013年8月 9日 (金) 05時29分
マネジメントだけでなく、あらゆる経営数値も
緩急がついてしまってます。(笑)
私が学ばなければならないのは不変の部分かもしれません。
投稿: かわらい | 2013年8月 8日 (木) 22時30分
てっちゃんの危惧されている事が当社では起きているのかな?標準化と現場力のバランス。両輪が協調出来れば素晴らしいのですが・・・
今日はちょっと「むかつく」事件があり、またまた深酒気味(笑)
投稿: dadama | 2013年8月 8日 (木) 21時56分