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2013年8月 6日 (火)

接近戦に強くなる。

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


接近戦。

 別に戦いではない。

他者との付き合い。
その付き合い方で、人間関係に強い付き合い方のできる人間。

 それを、接近戦に強いと私は言う。

ネットその他のバーチャルな付き合いではなく、直接相手を目の前にしての近距離での付き合い方に強い存在。

 要は、人に強いという事。

直に相手と会って話し合い、物事を決めたり決断したりして、組織的に運営していく行動パターン。

 現場では接近戦以外、有り得ない。

直接、部下やお客様と相対して、仕事を進めていく事が主である。
だから、接近戦に強くなければ現場で力を発揮出来ない。

 しかし、若い頃は遠隔戦に頼った。

知識の勉強をして知恵を手に入れたつもりでいた時があった。
理論をファックスで流しただけで現場が動くと思っていた時があった。

 しかし、誰一人動かない。

人間が行動する時には、目の前の実態のある人間から直接言葉を聞かない限り、自分の行動を変えようとはしない。

 これが実態だ。

だから、接近戦に強くならなければならない。
それが、現場で力を発揮する唯一の方法である。

人は、理論で頭を働かせるが、理論で行動は起こさない。

 人は感情で行動する動物だ。

だから、その感情に訴えるには、直接自分を相手の前に出し、自分の表情や態度を相手に見せながら感情をぶつけ合って話しをしなければ、相手は行動してくれない。

 それは、相手が部下だろうが上司だろうが同じ。

相手が上司の場合だって、部下の立場や店の立場をお互いの目を見合いながら話しをするから、感情が知り合える。

 そうした感情の受け渡しの後に納得が待っている。

納得の後に、行動が付いて回るのだ。
だから、お互いに接近戦の後の「納得」を共有することが重要だ。

 接近戦と遠隔戦。

お互いにメリットとデメリットがあろうだろう。
そして、どちらも強くならなければならない。
それを使い分け、スピードと信頼の両方を共有できる人材になりたいものである。








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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
接近戦は人間の一対一の格闘技ですからね。
それも長い戦いになる。
だから、その場で勝つか負けるかという目先の勝利よりも長い目で見たときの勝ち負けが大切。
そんな接近戦の流れを見る目も面白いですね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2013年8月 7日 (水) 12時10分

接近戦は嫌いではないのですが
かわされたり、ブロックされたりで手ごたえが
ないこともしばしばです。(笑)
納得してもらうというのは自分の発言に伴う
実行力を高めないとできないと思います。
これに関してゴールはないと思いますが
これも店長の魅力の一つですよね。

投稿: かわらい | 2013年8月 6日 (火) 20時12分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
→接近戦を得意とする人間が煙たがられる。
店舗では接近戦に強くなければお客様も獲得出来ないし競合にも遅れを取ってしまう。
そうやって積極的に近づこうとすると煙たがられる。
この矛盾をどう克服するか?。
その手法の結果が二日酔いを招くのでしょうか(笑)。

投稿: てっちゃん | 2013年8月 6日 (火) 19時06分

接近戦には人間力・経験力が求められますからね。
経験がないと机上の論理となりなかなか論破出来ない。これはこの歳になってもまだ発展途上です。出身部署以外の事は原場で体感するしかないので(笑)。当社は接近戦を得意とする店長は少ない・・・と言うより接近戦を得意とする店長は煙たがられるかも(笑)。
すいません。パソコンもまだ二日酔いのようで不得手なケータイからの投稿です。

投稿: dadama | 2013年8月 6日 (火) 12時56分

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