本部に物申す?
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
いよいよ、7月かぁ〜。
お盆まであと一ヶ月半。
ちょっと、中途半端な月ではある。
しかし、
この月が前半のヤマ場のお盆商戦の前月と捉えれば、ぼやぼやはしていられない。
すぐ目の前にお盆商戦が待っている。
お盆だから頑張るのでは無い。
お盆商戦は結果。
だから、7月に追い込むのである。
という事では前振りはこの程度で納めたい(笑)。
本部と店舗の関係とは、企業によってまちまちであろう。
「対等」の関係。
「作」と「演」の関係。
「標準化」と称した上下関係。
「現場」を支援する信頼関係(笑)。
なぜ、最後は(笑)なのかは深い意味はございません(笑)。
先日の店長会で、こんな指示が飛んだ。
本部スタッフが出来ていなかったら「注意しろ!」。
“えぇ〜っ、本部に注意するの?”
そう思っている段階で既に上下関係を作ってしまっているのである。
それは、誰が彼がではなく、そんな空気が企業全体に蔓延しているという指数でもある。
“情報は全て本部から発信されるのではないか”
だから、本部スタッフが決め事を守らない訳が無い。
いつしかそのような暗黙の了解みたいなものが出来上がっているのが事実。
だから、本部スタッフは多少決め事を守らなくても、危機感は無い。
しかし、店舗はどうだ。
決め事を守らない本部スタッフが存在している事を棚に上げて、店舗を目の敵とばかりに注意して歩く。
“おいおい、足下を見てみろよ!”
現場は皆そう思っているのもかまわず、全ては店舗の責任。
そんな実態ではないでしょうか(笑)。
多少、大げさに書いてしまいましたが、どうでしょう?。
私の上司は、なんとかその現状を打破したかったのだろう。
「決め事は何も本部からだけの発信では無い」。
商品本部の幹部、店舗運営部の幹部、企業トップ等、あらゆる上司から決め事の作成と発信が為されている。
その全ては本部という位置から発信される。
だから、現場からすれば、本部スタッフが一番初めに決め事を理解しているわけだからそこで決め事を守られていないという現実が理解出来ないのだ。
“情報を発信する元で決め事が既に守られていない”
どうしてそれが現場に発信されるのか?。
しかし、それが現実。
そして、私の上司はその事も含めて、本部と店舗の関係を嘆いた。
「我々は、怒りを忘れていないか!」。
「もっとお客様の立場で怒りを表せ」。
今日のブログは、全ての店舗の店長に捧げたいと思います。
ただし、そこまで本部との関係がこじれている企業は少ないでしょう。
しかし、場面場面で見るとこのような不合理な場面はチラチラと見受けられるのかもしれない。
本部に嫌われても、バイヤーに疎まれても、企業を正しい方向へと導きたいという志(こころざし)は、きっと誰かが見てくれているものです。
そう信じて、行動すべき時なのだと思います。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
本部と店舗の距離があるほど、徹底力を働かせようとする。
その結末がやらせの標準化を目標としてしまう。
そしてそれを仕事と捉える組織人も発生してしまう。
やっぱり、組織はコンパクトに限りますね(笑)。
投稿: てっちゃん | 2013年7月 3日 (水) 06時18分
かおるさん、コメントありがとうございます。
冷静に書いたつもりなんですが(笑)。
どこかで力が入ってしまったのですね。
投稿: てっちゃん | 2013年7月 3日 (水) 06時13分
大手企業の皆さん、ご苦労様です。(笑)
本部と店舗の距離感の少ない私どもは
以外と風通しは良いですね。
決まりごとを自分なりに解釈を変えても
問題ないからかもしれませんが。(笑)
投稿: かわらい | 2013年7月 2日 (火) 22時38分
かおるです。
久々に湯気の出るような熱いのをいただきました。
ありがとうございます!
投稿: かおる | 2013年7月 2日 (火) 20時20分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
今、座布団三枚重ねて正座しています(笑)。
投稿: てっちゃん | 2013年7月 2日 (火) 09時10分
何も言うことはございません。てっちゃんに盛大な拍手!座布団三枚♪
投稿: dadama | 2013年7月 1日 (月) 02時02分