前半戦の集大成
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
前回の店長会はお盆商戦の打合せ。
年に二回、商品部との打合せ。
打合せというよりは、商品部から部門別のお盆のポイントを一方的に紹介され、一部疑問点等を質疑応答するもの。
お盆商戦。
概ね、8月の12日〜15日あたりを指すのだろうか。
お盆休みが基本的には、13日〜15日。
前日の12日の準備用品及びご馳走商材の動きから活発になる。か更に、12日前の週末から墓参り等の用品や仏壇周りの用品が活発化する。
そして、最大ピークは原則13日。
ここでご馳走商材は最大ピークを迎える。
更に、翌14日も同様に、ご馳走商材の動きが続く。
生寿司の動きやお刺身盛り合せの動きは、15日まで続く。
そんな一連の流れが、お盆商戦。
一部地域では、16日以降でもお嫁さんの帰省による商材の動きが続く地域もある。
際物も多い。
瞬間的なご馳走の製造も高まる。
年末ほどの爆発ではないにしろ、上半期の集大成ともいえる一大イベントではある。
しかし、北関東あたりでは、都市部と郊外ではお盆商戦も真逆になる地域もある。
お盆で流出する都市部。
お盆で流入する郊外。
この差は歴然である。
よって、都市部から見れば、お盆商戦が前半戦の集大成と言われてもちょっと違う意味合いではある。
とは言っても、周辺人口が流出する店舗はごく一部であり、概ねはある程度のお盆での帰省が発生し、お盆商材が山となって爆発する店舗が多いから、これをひとつのターゲットとして評価することは必然だろう。
そして、今年の前半のテーマは週末のご馳走展開。
如何に週末の日曜日にお客様を引きつける商品展開と売場作りが出来るかがテーマだった。
多くの企業も同様のテーマを掲げているのかもしれない。
日曜毎に特に生鮮部門の売場展開を、ご馳走と呼ばれる商材をメインに展開し、更にその売り込み、打ち切りをテーマに展開してきた。
そのご馳走展開の前半の集大成がお盆商戦。
そう思っている。
だから、各バイヤーに確認した。
「テーマのご馳走感をどの単品で確認するのか?。」
今年進めて来たご馳走売場をお盆という更に特別な場面で発揮する上で、どの商品に目をつけて確認すれば良いのか?。
その目合わせをバイヤーとしておきたい。
そんな意図があった。
ご馳走と一口に言ってもまとまらない。
人によってのご馳走のイメージは変動する。
重要なのは、どの商品を軸にしてその前後左右を品揃えし、アクセントで何をどこに設置して、日別にどんなレイアウトを目指すのか?。
そのイメージを共有することで、12日〜15日の展開レイアウトが決まる。
そこを共有したい。
店舗の店長が把握すべき細部。
曖昧なイメージを具体的に共有する。
大切な作業である。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
返信遅れて済みませんでした。
お墓参りをしておりました(笑)。
店独自、企業独自のお盆来店キャンペーン(古い言葉ですが)を企画しなければどんどん流出してしまいますね。
投稿: てっちゃん | 2013年7月29日 (月) 08時16分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
返信遅れて済みませんでした。
お墓参りをしていました(笑)。
お盆という食の一大イベント。
食に限らず、その他の際物もあるわけですからもっと世間での盛上がりを期待したいですね。
年末の「年神様」のような。
メーカーさん主導でお盆の謂れを訴求すれば、お盆を実家で過ごす起爆剤になるような(笑)。
投稿: てっちゃん | 2013年7月29日 (月) 08時03分
いよいよお盆商戦ですね。
他のイベント同様に少しずつ盛り上がりが
なくなってきてます。
お盆という行事だけに頼ることなく、店独自の
イベント性を強化してお盆商戦を迎えたいと思います。
投稿: かわらい | 2013年7月28日 (日) 17時37分
盆と正月、地域差はあっても食の一大イベントである事は確かですね。当店の商圏(顧客)も比較的年齢が高いので切口はおもてなし需要なのかなと思っています。プレミアムビール・和牛・刺身・高級ネタの寿司・・・日頃の商売軸が正月同様評価される日であると思います。
投稿: dadama | 2013年7月27日 (土) 21時01分