バイクに目覚めたシニア
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日テレビを見ていたら、バイクブームらしい。
“若者が若者らしくなってきたか!”
しかし、そうじゃ無いらしい。
シニア世代のバイクブームらしい。
正確には、バイクブームの復活。
先日の「ナポリタンブーム」と同様に、シニア世代のブームの復活か。
若年時代に憧れていたバイク。
しかし、当時は世間の目や費用の面でなかなか手が出せなかったシニア世代が、時間と金と世間の目の解放にて、長年の夢を実現させる為に、再びシニア世代でバイクブームが復活しているらしい。
だから、乗るバイクも「ハーレー」やら「ナナハン」やらの大型免許所有者でしか乗れないビッグバイク中心らしい。
若年時代には憧れたが、ぺいぺいの若者でそんな購入費用も稼げず、いずれ結婚して家庭を持ち、稼ぎは全て生活費に費やし、趣味も持たずに企業戦士として奉仕してきたシニア世代が、一線を退き、企業という枠から放出されて一人になった時に初めて、自分の趣味という存在に気づき始める。
そこで思い出すのが、若年時代に憧れたバイク。
それも、当時から憧れだったビッグバイクを乗り回すという贅沢。
第一線をリタイアしたわけだから、時間的余裕は有り余るほどあり、更に退職金等も若干はあるのだろう。
そして、家庭の束縛。
子離れして夫婦二人きり。
しかし、女房はまた別の付き合いに勤しみ、なかなかリタイアした夫をかまってやれない。
そこで、昔を思い出した夫は、大型バイクに股がり、一人旅をする。
そんなストーリーか。
そして、そんな夢を追い求めようとする方は、幸せなのかもしれない。
夢があり、金があり、時間があり、連れ合いの理解があるからだ。
そんな放映をみていたら、やたら血が騒いできた。
雄大な風景を見ながらツーリングしてみたい。。
アクセルを回した途端の加速感を味わってみたい。
アスファルトに膝を擦りながらコーナリングをしてみたい。
そんな空想に浸れる番組だった。
かって私は、ヤマハの「ビラーゴ」というアメリカンに乗っていた。
*数十年前に発売されたヤマハビラーゴの画像がありました。
それで、仲間と北海道にも行った。
苫小牧から富良野、旭川を通って網走、知床半島、釧路と自然を満喫し、苫小牧に戻る旅。
しかし、仕事というもう一面の使命の大きさと結婚という環境の変化に、バイクという側面から遠ざかざるを得なかった。
番組では、シニア達が同様に言う言葉に惹かれた。
「一生、冷や汗を流していたい」
現役時代の手に汗握る緊張感。
そんな緊張感を、定年後も冷や汗として感じたいという事だ。
“なんか、憧れるなぁ〜”
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
ハーレーが家に入らない。
間違いなく軽自動車よりもスペースを取りますからね。
取り回しを考えると、私は400ccレベルで十分かなぁ〜(笑)。
投稿: てっちゃん | 2013年6月 3日 (月) 06時36分
かわらいさん、コメントありがとうございます。
本格的にシニアになると、その趣味一本n集中できますからね。力の入り方が現役時代の仕事並みになるのでしょうか。
やはり彼らが今の日本をここまでに引き上げてきた功績は疑う余地がないようです(笑)。
投稿: てっちゃん | 2013年6月 3日 (月) 06時33分
私の周りにも50代のシニアライダーが多数存在します。先輩店長に憧れのハーレーを購入し家に入れようとしたら大きくて玄関に入らず50万円かけて外壁を壊した強者もおられます。当の私は自転車しか乗れません(笑)
投稿: dadama | 2013年6月 2日 (日) 22時10分
最近のシニアはとても元気ですよね。
うちの親父も引退してからゴルフのスコアが
良くなったと言ってました。
私はこれから仕事と家庭の時代に突入します!(笑)
投稿: かわらい | 2013年6月 2日 (日) 21時32分