そして佐藤錦へ
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
さくらんぼの仕掛けるタイミング。
悩みどころでもある。
今年は、昨年に比べて一週間程度早いという事らしい。
毎年恒例は、7月初旬。
しかし今年のタイミングを見ると、6月下旬に一度徹底した量販を実施すべきか。
幸いに、新店故の予算でもあり、仕掛ける価格に関してはある程度打ち出せる環境にもある。
副店長とも相談の上、6月下旬の量販を企画した。
それが、今週末である。
相場に関わらず、200gパックを398円で徹底拡売。
それが、今回のコンセプト。
そして、品種はもちろん「佐藤錦」。
私が、佐藤錦の量販にトライしたのは、3年前の7月1日。
ある研修会での売場作りだった。
本部提案の売場に修正を加え、このタイミングでどこよりも早く200g298円という価格を打ち出した時。
週末の金〜日で15万の計画で望んだ数量を一気に出し切った。
正確には、青果トレーナーが援助に来て売場作りをしたのだが、60ケースを売場に出し切り、更に箱売りも含めてのさくらんぼ売場は圧巻だった。
“これは県内で一番の売場だろう”
そんな自負もあった。
いや、更に量販している店舗もあったろうし、今後も出てくるだろう。
しかし、自店や自社でのチャレンジ数量としては普段の10倍ほどの数量である。
店内に入る前の青果側の風除室。
ここにも、東根市場の旗をたらして山形気分を一気に盛り上げ、店内に入店と同時にさくらんぼが600パック展開されるという売場。
しかも価格も圧倒的な魅力。
しかし、本当にこれだけの数量が売れるのだろうか?。
冷や汗もので一日を見守ったが、想いは通ずるものでその日にほぼ完売。
その時に思った事。
「リスクの高い果実ほど一人占めできる!。」
一年の中で6月という月は、そんな期待を持てる単品が「梅」であり「さくらんぼ」である。
そして、その2単品で独り占めを経験した私は、果実に対する認識を一変させた。
果実はリスクに見合った見返りが必ずある。
そして、それ以降秋冬までこの思想で計画を支援し、実績を残しながら多くの事を学んだのである。
そんな佐藤錦さくらんぼ。
いよいよ今週末から「佐藤錦さくらんぼ」を独り占めすべく動き出したのである。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
さくらんぼの挑戦。
必ず結果が付いて回りますよ(笑)。
投稿: てっちゃん | 2013年6月21日 (金) 22時47分
昨日はとても楽しかったです。
ありがとうございました。
今から第3幕が楽しみです!
さくらんぼの量販、今までやったことは
なかったですが今年は挑戦しようと思います。うまくいったら報告します。(笑)
投稿: かわらい | 2013年6月21日 (金) 20時58分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
むしろ、店長になってからのほうがこんなチャレンジをしているような気がしますね。
詳細は、午後5時から(笑)。
投稿: てっちゃん | 2013年6月20日 (木) 10時18分
何も言うことはございません!現役時代を彷彿とさせます。店長になっても関われる環境が羨ましく思います。佐藤錦・・・良いネーミングだ(笑)
投稿: dadama | 2013年6月20日 (木) 09時35分