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2013年5月 2日 (木)

そうめんの季節

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いよいよ、初夏の訪れである。

 ゴールデンウィークも後半戦。

つい先日までは、雪の舞うような寒波も何度か訪れていたのだが、もはやゴールデンウィークも後半戦となり、夏へ向かって加速する時期となった。

 そして、毎年の事だがそうめんを大陳する。

しかし、今年は一ヶ月早めの展開となる。

 なぜか?。

周辺の競合各社がすでに展開しているからだ。

 “なぜ、こんなに早く大陳するのか?”

ゴールデンウィーク前に競合各社を見て回った時には、既に大陳していた。
地域的にも、乾麺の動きが早めに動き出す、そんな地域なのだろう。

昨年の市内店舗で勤務の時は、6月から本格的に大陳した涼味乾麺だが、地域的に市内店舗より気温の低いこの地域で涼味麺が市内店舗より早く大陳されるという現象も面白い。

 しかし、この地域特性。

寒い地域が、涼味関連商品が暖かい地域より早く売れ出すという現象は、地域によっては発生する。

また、暖かい地域が夏後のおでんの動きが寒い地域より早く動き出すという現象もあった。

 要は、地域特性。

そしてそれは、意志を持って商品展開するその個店の品揃えが、地域のお客様に支持されるという現象なのだと思われる。

 個店の意志。

その意志とお客様の個店へのロイヤリティーがマッチすれば、季節に関係なく売れるということか。

 52週MDという定番の季節感。

それはあくまでも叩き台であり、その52週MDに自店のアレンジを加味して実際の販売は行われており、その変化がお客様の食の欲求を促し、その欲求が購入動機へと繋がるのだ。

そして、その欲求を煽るのが、気温の変化という体感温度。

 体感温度とは。

それは、まさに体に感じる温度のことだが、これは昨日までの気温と今日の気温のギャップの事である。

 急に暖かくなったと感じる気温のギャップ。

これが、体感温度であり、お客様の心理である。
だから、気温の高い地域がいち早く涼味関連の動きが良いかと言えば、否。
その体感温度に訴えるタイムリーな訴求こそが、タイミングなのだ。

だから、気温の暖かい寒いの違いではなく、気温変化の速度が重要。

 急に温度が上がったタイミング。

これこそが、最大の訴求ポイント。
そこをタイムリーに突く、普段の感度。

そして、先日まで雪の舞う地域が、急に初夏を迎えるこの時期。
絶好の訴求タイミングが、ゴールデンウィークなのであろう。





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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
流石ですね(笑)。
気温対応に敏感。
こんな対応力が個店の力、店長の力なのだとおもいます。
しかし初夏の到来の反動はすぐそこに迫っていますよ(笑)。

投稿: てっちゃん | 2013年5月 3日 (金) 08時48分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
→ディスプレーの青竹とししおどしの効果音
風流ですなぁ〜。
霜が降りた朝に是非聴きたい効果音ですなぁ〜(笑)。
しかし、この時期ですから気温が上がり始める5日あたりからは一気に動き始めますよ。

投稿: てっちゃん | 2013年5月 3日 (金) 08時46分

kiyoさん、コメントありがとうございます。
今年は4月からゴールデンウィークにかけて、本当に異常気象ですね。
小売も定番はすでに夏型の売場に変更していますから、異常気象に対して出来る事は企画コーナーの平台で温麺等を売込む事ぐらいですよ。しかし、それがどれほどの効果になっているかは疑問だなぁ〜(笑)。

投稿: てっちゃん | 2013年5月 3日 (金) 08時42分

乾麺の展開、今年は例年になく遅いです。
季節感よりも今売れる物を優先しました(笑)。
でもさすがにもう展開しないといけませんね!

投稿: かわらい | 2013年5月 3日 (金) 00時36分

こちらも鍋が恋しくなる寒さです。冷麺よりも温かくして食べる方が多いのでは(笑)。ディスプレーの青竹とししおどしの効果音がより寒さをそそります(笑)。天気予報でも霜注意報が出てますね。寒暖の差があまりにも激しすぎる。特にグロッサリーは一度大量陳列したら簡単には売場修正が効きませんから天候が安定するのを願うばかりです。

投稿: dadama | 2013年5月 2日 (木) 22時08分

てっちゃん こんにちは!
北海道の今日の夜はまた雪の予報が出ています。(>_<)
まだまだ寒い北海道ですが、だからこそ春を待つ気持ちも高いのだと思います。
春待ち企画や春告げ企画をいろいろ考えました。その中の1企画として、こちらは例年GWに桜が満開になるので、主力商品のピンクトレー展開を企画し「主力商品・彩るセール」を提案しましたが、このままではタイミングを外しそうです。
もうお客様にセールを組んでいただいていますので、いまさら変更もききません。
やぱり日々変化に対応する能力はメーカーは店舗の100分の1もありませんね!
今後の課題です。

投稿: kiyo | 2013年5月 2日 (木) 10時05分

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