« 手帳の活用場面 | トップページ | 春の嵐に学ぶ(後) »

2013年4月10日 (水)

春の嵐に学ぶ(前)

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いやはや、大変な1日だった。

 週末の「春の嵐」。

特にこちらの地域では、日曜日の天候が不順だった。

「土曜日の午後から日曜日の日中にかけて、春の嵐が通過予定」

そんな天気予報を受けて構えていた。

 土曜日は、意外に大過なく過ぎた。

雨風とも少なく、問題の午後からも雨が降ってきたのは午後7時ごろからか。

 “意外に今日は無事済んだな”

この調子で行けば、明日は嵐の通過後は大いにチャンス有りだな。
そんなお気楽な感じで翌日の日曜日を迎えた。
週末に悪天候の予報が出れば、行楽等の外出は控えるだろう。

そして、翌日の朝。

 “なんだ、嵐はもう通過したのか?”

そんな天候で雨風も止んでいた。
開店時にも曇りの天気で雨風は止んでいた。

 しかし、それからが変化の連続だった。

午前11時頃に突然のどしゃ降り。
調子良く来店されていたお客様が、止まった。
しかしそれはほどなく止む。

 “よし、これからがチャンス到来だ!”

と思ったが、止んでいた雨がまたしっかりと降ってくる。
それが午後4時頃まで続いたろうか。

 “今日はこれで終わりか?”

しかしようやく通過した春の嵐の後には、意外に冷気が流れてきて肌寒い風が吹いた。
それによって、好調に回復しかけた客足も、やっぱり午後7時にはぱったりと止まってしまい、お騒がせの週末が終わった。

それは、部下達も同様だった。
これからお客様はどう来店されるのか?。

事前に、この天気予報から私の方で天候予測、客数動向予測を話してはいたが、日曜午後からがチャンスだといっていた話しが覆ってしまった訳だ。

この騒動によって、本来は夜売れるべきお刺身が日中から動き、売場がカスカスになったり、その後に製造したお刺身類が残ったり、お花見商材は全く動きが無かったり、当初計画した商材が本来の動きを示さなかったのも痛かった。

そして、こんな春の嵐騒動からも、学びの場を得る事が出来たのである。

 それは、明日また。



|

« 手帳の活用場面 | トップページ | 春の嵐に学ぶ(後) »

商売」カテゴリの記事

コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
私の日記以前に、今回のセミナーで大いに学んだことでしょう。是非お聞かせください。
そして、明日の記事はおそらく期待外れに終わることでしょう(笑)。

投稿: てっちゃん | 2013年4月10日 (水) 23時57分

最北さん、コメントありがとうございます。
今晩もそちらは吹雪では?。
こちらも山の麓とはいえ、わずか3度の気温でした。
そして「嫁に絞り込まれた酒の肴」。
こりゃぁ〜人ごとではありませんねぇ〜(笑)。
是非、絞り込みの本質を、我が家の酒の肴から見出してみて下さい。
本質が掴めたら、コメントにて報告を(笑)。

投稿: てっちゃん | 2013年4月10日 (水) 23時53分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
土産話し楽しみにしています。
活力のある企業はどん欲さが違いますね。
個人的にもそんな集団を作りたいと思いますが、そんな輪の中に入れた事を羨ましくも思います。
是非、自分の現場で活かして下さい。

投稿: てっちゃん | 2013年4月10日 (水) 23時49分

当社でも土曜日は1日中好調に推移。
日曜日は悪天候と反動で散々でした。
結果として月曜日まで引きずる在庫を抱えてしまいました。
土日にこのような天気になるといつも傾向
としては在庫が増えてしまいます。どうすれば
良いのでしょうか?
明日のブログが楽しみです。

投稿: かわらい | 2013年4月10日 (水) 22時16分

春の嵐が吹き荒れる頃、北海道は吹雪が吹き荒れました。わが店では冷やし中華の提案の横でよせ鍋のつゆを販売しています。地球儀で見ると小さい日本ですが、スーパーの視点でみるとものすごく広い国ですね。嗜好の広さも世界的にも珍しいと聞いています。日本の食文化の広がりが先日の「しぼりこみ」の難しさにつながっているのでは?と嫁に絞り込みされた酒の肴を前に考えています。

投稿: 最北 | 2013年4月10日 (水) 21時27分

春の嵐は局地的に荒れることが多いですね。当社でも隣店の駐車場の看板が飛び車を傷つける事故もあったりしました。
セミナーも無事終わり只今、帰路から書き込んでいます。てっちゃんのお陰で色々な方々と知り合う事が出来ました。ありがとうございます。しかしながら各社猛烈に勉強されていますね。これからは規模だけでは生き残れない時代が来ることを改めて思い知らされた2日間でした。人間力や実行力が求められる時代。活力のない企業は時代の波に呑まれてしまうのでしょう。てっちゃん会でまた土産話でも(笑)

投稿: dadama | 2013年4月10日 (水) 17時12分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 春の嵐に学ぶ(前):

« 手帳の活用場面 | トップページ | 春の嵐に学ぶ(後) »