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2013年4月24日 (水)

敵を創造する

皆さん、こんにちは。
 食品数スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


敵の存在とは、一般的には決して喜ばしい状態では無い。

 自分の周囲に存在する「敵」。

「敵」の存在が、戦いを生み、その為の戦術を生み、武器を生み、自分を鍛える。

 逆に言うと、競合店の存在が自店を鍛える。

一件、嘆かわしい「敵」の存在が長い目で見れば自分を鍛え、その事で競争力を生み勝ち組として位置づけられる事になる場合が多い。

 競合店とは、ある意味ありがたい存在。

同様に「敵」の存在とは、あらゆる場面で我々に様々な影響を与える。

 私は敵の存在を有効に活かしたいと思っている。

上記のように、店舗としての「競合店」の存在。
この場合は、自身と自店の成長意欲を刺激し、メジャーとして自らの成長を図れる存在として利用したいと思っている。

 更に。

その存在を、「敵」と対した組織の強化策としても利用したいと思っている。
例えば、本部側を「敵」と仮想したときの「店舗」のまとまりと強化、または「敵」をお客様と仮想したときの自店品揃えやサービス強化への連動、またまた「店長」を敵と仮想したときの部門のまとまりなどである。

 敵を作る事による内側のマネジメント面の強化。

人間、特に日本人とは不思議なもので、明確な目的が生まれると俄然気持ちが高まるものである。

 それは個人でも組織でも同様。

特に組織のリーダーが組織内をまとめる場合に、敵の存在を明確に示し、その為に戦略を示し効果を示し進捗度を示していけば、組織内のまとまりは高まっていく。

それは、ある明確な目標が生まれると組織内が自然にまとまろうとする日本人特有の人生観があるからだろう。

その特性は農耕民族の古来からのDNAに由来するものだろう。

 ある場面では企業トップを利用して組織強化を図る。
 ある場面では競合店を利用して組織強化を図る。
 ある場面では私を利用させて部門強化を図る。

組織強化の為には、私の存在が組織内での「敵」となろうが構わない。
それでその部門やチームが強化されれば御の字だ。

 しかし、信頼関係を築いてからの話しではあるが。

そう考えると、「敵」の存在がいずれは味方として身近な存在になってくるものだ。

この世には、敵も味方も存在しない。

あるのは、全ての森羅万象を内に取り込めるかという自然一体の思想なのだと思う。





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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
仮想敵。
店舗としては、当然競合店が敵。
しかし、店長対チーフの関係では本部が仮想的にも成り得るし、店長対部門という個人対個人の関係では、取引先とか市場を仮想敵に設定する事も可能ですよ。
但し、記事にも載せましたが、それはあくまでも仮想であって、敵味方関係なく密接な関係作りが本質だと思います。

投稿: てっちゃん | 2013年4月25日 (木) 00時10分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
競合対策がフォーマットになった途端に力の無いマニュアルに成り下がってしまうと思います。
大切なのは、競合に対して組織のリーダーが強烈な敵対心を持ち、戦略の方向性と具体的対策を打ち出し、共感した部下達の意志を集結させて店舗として強烈な変化をもたらすことが必須なのだと思います。
だから、具体策のフォーマットではなく、考え方のフォーマットが大切なのだろうと思います。

投稿: てっちゃん | 2013年4月25日 (木) 00時02分

競合店を砥石として自店を磨く。
出店してくる時が一番チャンスだと思うのですが、今まで対策もままならず競合を迎えてからあせってその場しのぎの対策を打つという悪循環でやってきました。
競合出店の一段落した時、どのように
仮想敵を定めチームをまとめるのか教えて
下さい。
当社の場合、社内に仮想敵を作ると雰囲気が
悪くなるモンで。(笑)
やり方が下手なんですね。(笑)

投稿: かわらい | 2013年4月24日 (水) 22時04分

確かに、競合の無い環境は安泰ですね。現店舗に異動してそのしっぺ返しを猛烈に受けています(笑)。私達にも競合対策の企業フォーマットは存在しません。大和魂全開の局地戦です(笑)。でも、そのお蔭で皆様方とのお付き合いも真剣になるし、藁にもすがる気持ちで成功事例の情報を手に入れる。そしてダメ元でチャレンジしてみる。唐突過ぎて社内的には色々物議も醸し出す事もあります。もっとスマートにやれれば良いのですが、競合対策フォーマットが存在しない以上、人間力で勝負するしかないと信じこれからもメンバーがしっかりついてくるのを確認しながら暴走=闘って参ろうと思います。

投稿: dadama | 2013年4月24日 (水) 19時45分

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