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2013年4月 5日 (金)

荒利ミックスを見つける

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前の記事でも載せた、販売予算。

 開店3ヶ月間の荒利から、どう回復を図るか。

新店の大きな課題であろう。

ロス対策も重要ではあるが、まずは、トータル値入れをどう改善していくか。

 ロスに軸足を置くと、必ず支持が落ちる。

重要なのは、お客様の支持を絶対に失わない事を前提に荒利対策を実施し、結果を出す事である。

 荒利ミックス。

価格に頼らずお客様の支持を得るには、旬、気候といった人間の生理現象と暮らしの利便性を追求し続けていく事だ。

従来は素材をそのまま販売していたのを、加工度を上げてより調理しやすく食べやすく、より美味しく提案する販売方法。

旬で相場が下がり時期にあった単品を、時期に合わせた食べ方でより美味しく提案してく販売手法。

 それは商品の価値を提案していく事である。

今、人々にとっての価値。

 美味しい、体にいい、そして経済的。

そして、それを購入するお客様にとって、食卓がより楽しくなる場を演出してくれる商品であることが、一番の価値ではないか。

この地域の主力の切身魚である「もろ」。

 冬場の煮魚として、支持の高い切身魚。

従来であれば、2月下旬でその活躍の場はなくなる。
しかし、春夏の食べ方を提案していけば、その骨の無さや淡白な味を強みに出来るものだ。

 フライや天ぷら、サラダでの提案。

通常の切身魚の展開は、2切れ、3切れを主力として下段展開し、フライ用の展開は上段等で品揃え程度での展開が通常である。

 先日、ある事に気づいた。

品揃え程度のフライ用の小切れがやけに売れているのだ。

 鮮魚チーフ言った。

これを下段で量販してみないか。
そして先週の週末にモロのフライ用を平台で4尺、さけのフライ用を3尺ほど使用して売込んでみた。

当然、骨無し、皮なし、淡白な味を強みとしてフライ用をアピールしての展開。

 切っても切っても売れていく始末だ。

売れていると感じたら、思い切った絞り込みが有効だ。
この場合の絞り込みとは、料理メニューを従来の煮魚や焼魚での提案である通常の切り方ではなく、フライ用としてメニューを絞り込んでの極端な展開の事。

そこまですると、フライ用の関連の唐揚げ粉とともに、爆発的に単品量販出来ることに気づいた。

 更に、荒利ミックスも容易に組み込める。

いろいろと便利な価値を多岐に渡って訴求することも大切。
しかし、時期によっては価値を絞って訴求することも大切。

 何事も、中途半端は通じないものだ。







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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
これは「どんこ」?、それとも「スケソウ」?。それともそのあいの子?。
関東以北には存在しない魚と思います。

投稿: てっちゃん | 2013年4月 6日 (土) 23時51分

お魚博士(笑)てっちゃんが知らない?そちらではなじみのないお魚なのでしょうか?こういう奴です・・・http://www.zukan-bouz.com/suzuki/gengeamoku/genge/kantengenge.html
所謂、猫またぎする雑魚。市場でも捨て値同然。でもコトを起こして売るとゴミも宝の山となる(らしいです)←当店には私の仕切れる魚がありませんので、近隣のお店で販売しているのを見て感じた事です。

投稿: dadama | 2013年4月 6日 (土) 22時28分

かわらいさん、コメントありがとございます。
血合いのフライかぁ〜。新しい発見です。
さめの血合いは「あら」として捨て値で販売していましたが、利益商材として生まれ変わる可能性が高いですね(笑)。
当然、トライしてみます(笑)。

投稿: てっちゃん | 2013年4月 6日 (土) 06時26分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
ゲンゲ(幻魚)?。
初耳です(驚)。
サメの臭みは鮮度が良ければ少ないですよ。当たり前ですが(笑)。慣れてしまったのかな。

投稿: てっちゃん | 2013年4月 6日 (土) 06時24分

てっちゃんの地域ではモロは主力なんですね。
当社では売れる店売れない店が極端です。
当店は売れる店です。早速まねさせて頂きます(笑)

※血合いをフライにしても美味しいですね!

投稿: かわらい | 2013年4月 5日 (金) 23時38分

販売手法は流石てっちゃん、ごもっとも。座布団3枚!!(笑)
モロ(ネズミザメ)は地域性の高い食材なのでこちらでは目にする機会はありません。淡泊な味とは思うのですが、サメ特有の臭みはないのでしょうか。当地では同じ食べ方の提案でエイとかゲンゲ(幻魚)が出回ります。

投稿: dadama | 2013年4月 5日 (金) 22時56分

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