雑談の効能
皆さん、こんにちは。
食品数スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
何気ない「雑談」。
仕事を抜きにした人間関係の重要な要素であろう。
仕事上のコミュニケーションとはまた別のコミュニケーション能力とも言えるのが雑談ではないか。
私も、雑談が得意な訳ではない。
気がつけば、いつの間にか自分の世界に入り込んでしまっているのである。
だから、雑談が得意な人間を羨ましく思う。
店長という職位がら、部下との会話は良くするものだ。
しかしそれは、あくまでも仕事上の事であり、仕事上どうしてもコミュニケーションしなければならない会話をしている過ぎない。
その会話にこそ私の楽しさを見出しているのだが、部下にとってはどうなのか?。
当然仕事上の会話であるから部下も真剣に聞かなければならないだろう。
その後、その会話から後日の売場計画が立案され数量計画や商品化計画に進めていく訳だから、真剣に会話せざるを得ないだろう。
しかし、雑談は違う。
結論は無い、だから要求も無い、そして結果も無い、終わりが無い。
仕事上のコミュニケーションには肯定も否定も存在するが、雑談には否定は無い。
仕事上のコミュニケーションには仕事の項目が終了すれば終わりが存在するが、雑談には明確な終わりは存在しない。
お互いの意志で終われるのである。
仕事上のコミュニケーションは指示命令が存在するが、雑談には存在しない。
だから、雑談になると部下からの提案も喜楽な会話の中から突然飛び出したりする。
これは、仕事上の会話からはほとんど生まれない。
雑談の上手な上司とは、このような部下の潜在意識を引き出す力があるのだろう。
これは、私も見習いたいと思っている。
雑談は取りあえず天候気候から始まり、相手の興味を刺激すれば1分以上はもつと言われている。
雑談から仕事のアイデアが生まれると記したが、しかしそれを見え見えで期待しても期待はずれに終わる事が多い。
雑談とは雑念の無い会話である。
だから、その裏側に意図が無い事が前提である。
意図を感じると、組織内の力学が必ず生まれてしまうものだ。
その力学は、組織の上下関係を維持する力はあるが、フリーな発想の創造には向いていない。
dadamaさん、お互いに雑談力を身に付けましょうね(笑)。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
「相手の雑談を聞く余裕」。
確かに、この壁を越える事が前提ですからね。壁は意外に高いかも。
フランクな気持ちで話しを聞く余裕。
上司の大切な要素かも知れませんね。
投稿: てっちゃん | 2013年4月28日 (日) 23時59分
雑談するには話題も必要だし、話を聞く余裕も
必要ですよね。
今のところどちらも足りないかな~?
天候気候から始めてみましょう!(笑)
投稿: かわらい | 2013年4月28日 (日) 20時48分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
結論が見えて、スピードを持って取り組もとするとどうしても雑談を飛び越えて職位上の上下関係の会話から始まってしまうもの。
たまには店長も頭を切り替えて、部下と対等の立場になってみて聞き役に徹してみると、違った視点が見えてくると思いますよ。
投稿: てっちゃん | 2013年4月27日 (土) 22時08分
話術に長ける人気者って存在しますよね。
自然と周りに人が集まって雑談の話題から、仕事に活用出来るポジティブな発想が生まれる。雑談には上下関係も存在しませんから会話の中から部下の本音も伺える大切な場でもあると思います。雑談力にはユーモアのセンスも必要と感じつつこのセンスが落第点のようで(笑)
芸能ネタを始め仕事以外の雑談に耐えうる?話題の幅広さ。ここで一生懸命勉強させて頂きます(笑)
投稿: dadama | 2013年4月27日 (土) 21時56分