« 奇跡を生む環境 | トップページ | 大川小のてっちゃん »

2013年3月13日 (水)

作の経験

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで「本部経験」に関して記した。

 バイヤー経験年数は何年がベターか?。

大手ほど、バイヤー経験年数が少なく、極端な場合は1年交代もあるという。

 1年が本当にベストなのか?。

1年なのか3年なのかは別にして、本部という存在、そしてバイイングという店舗とは逆の立場での仕事の経験は、視野を広げる意味でも大切な事ではある。

 それでは、本部経験によって、何が変わるのか?。

そこが、問題だ。

本部バイヤーを経験しながら、店舗に戻った段階で何も変わっていなかったら、その人間は本部経験によっても何の効果も得られなかったという事である。

それは、総じてその本人の資質によるものだ。
しかし、私の経験から言って、本部経験によって必ずある一定の要素が加わると思っている。

 それは、自立心。

自ら立つ、という姿勢。

だから、彼らが店舗に赴任すると、一言言っただけで的確な行動をとる。
そして、即仕組みを整え、結果を出す体勢を整える。

今まで、ダイレクトに指示を受け、ダイレクトに行動し、結果をもとめられてきたスタイルが店舗でも活かされるのだろう。

 そのスピード感が本部経験の賜物だ。

それは、本部経験によって、企業として何を求められ、自分としてどう行動し仕組みとして整える事によって継続できる組織としての体勢作りに取り組めるという強みを発揮することになる。

 逆に言うとそれが出来なくて店舗復帰は無い。

本部という存在は、作と演というチェーンストア構図の中で、企業という大きな組織を如何に動かすかという仕事である。

大きな組織を動かすという経験によって、店舗というより小さな組織の中ではより有効にそのマネジメントスタイルを発揮出来る事となる。

 じゃぁ〜、本部経験しないと改革は出来ないのか?。

そう言う事ではない。

 心の持ちようではある。

ただ、本部という役割によって、そこでの仕事の経験は大いに組織内での仕事の仕方と自らの行動の効果測定が出来るようになるという事だ。

 それでは、店舗から本部への異動効果はどうか?。

それは、いずれまたお話ししたい。







|

« 奇跡を生む環境 | トップページ | 大川小のてっちゃん »

部下育成」カテゴリの記事

コメント

パレアナさんへ。
是非「夢」を叶えて下さいね。
目標を持った人間ほど、強くなれるものです。

投稿: てっちゃん | 2013年3月15日 (金) 23時03分

てっちゃんさん、毎日お忙しいのに私のような見ず知らずの者の相談を真剣に考えてくださり、ありがとうございます!涙が出ます。

なるほど!今の立場で広報を希望するのもアリ、かえって受け入れやすいかもしれないというのは気付きませんでした。そのために店長やチーフから日頃から信頼を得ておくということも納得です!

どうしたらよいか霧の中にいましたが、前に道が見えた感じです。ありがとうございました。

てっちゃんさんの下で働いている人たちは幸福ですね♪これからもブログ読ませていただきます。楽しみにしております!

投稿: パレアナ | 2013年3月15日 (金) 08時46分

パレアナさん、コメントありがとうございます。
お話を読んでいると、「広報」に想いが強いようですね。
結論から言うと、今のパートのままの方が本部広報には異動しやすいのではないかな。
正社員としてよりもパートとして広報に異動するほうが本部としても引き取りやすいのではないかと思います。
パートとしてのほうが荷も軽いし雑用等の軽い仕事も任せやすいというメリットはあります。
とりあえずパートとして異動しておいて、パレアナさんの実力をどんどん発揮していけばその後の進展は如何様にでもなるでしょう。
それでは、その異動の仕方ですが、やはり店舗でのパレアナさんの信用度が決めてだと思います。
おそらく店長や主任との関係は良好そうですので、パレアナさんの実力と人柄は認められているのだと思います。
それを土台に、普段の仕事から広報としてのキラリと光るものを少しずつ発揮していき、店舗で仕事をする事以上に本部広報として活躍したほうが企業貢献する存在ということを何気にアピールしていくことかなぁ〜。そしてパレアナさんの多方面での能力を認知されてきたら、はやり店長に相談する事が早道だと思いますよ。パレアナさんを身近に良く知る存在と言えば店長が一番知っている訳ですから、本部広報や総務等の人間も店長の口添えで採用しやすいのではないでしょうか。
但し、本部の広報という部署で現在人員を補充したいと考えていればの話しです。その考えが無い段階ではちょっと時間がかかるかも知れませんね。
その時は、コツコツと部門の責任者として正社員を目指した方がいいのかな。
現在、広報で多少なりとも人材を募集している。そして普段から広報の力量を認知されているパレアナさんが、店舗の店長の絶大なる支持を得て本部広報への異動の推薦を得る。
それを受けて、本部広報はパートという比較的軽い存在もあって広報で取りあえず採用して様子をみる。
それに乗じて、パレアナさんは本来の力量を存分に発揮して更に広報からもその実力と人柄を認められ、いずれは正社員として採用のステージに登る。
いかがでしょうか(笑)。

投稿: てっちゃん | 2013年3月15日 (金) 01時11分

今見たら、てっちゃんさんからお返事が!お疲れのところすみません。デリケートで重い問題ですから、すぐにお返事くださらなくても構いません。ありがとうございます。

せっかくお手数おかけしますので、もう少し具体的に書きます。私がいる店の日配は10人。私の上には部門長、サブの新入社員で、私が3番手です。上の二人が不在時も売り場は回せるようになりました。日配の社内検定の中級を今月受けます。接客態度は表彰されたこともあります。

社員になりたいことは店長と部門長にはアピールしてわかってもらってますが、まだ本部の人事に推薦してもらうに至っておりません。完全に部門長代理ができるぐらいにならないと難しいですよね?

私の希望は本部の広報で(前職のキャリアはあります)、本当は雇用形態にかかわらず、そちらに行きたいのですが、誰に相談したらいいかわからないし、まだ今の業務も完璧じゃないのに希望を言うのはどうかと・・・こんな感じです。

ちなみにスーパーの仕事も、今いる会社も大好きで自分に合っていると思います。

なんだか人生相談みたいになって(重い)申し訳ありません。

投稿: パレアナ | 2013年3月14日 (木) 00時43分

パレアナさん、コメントありがとうございます。
明日もう一度、コメント致します。
もう少し考えさせてくださいね。

投稿: てっちゃん | 2013年3月14日 (木) 00時12分

かわらいさん、コメントありがとうございます。
ある意味、理想的な世界に住まわれているのかもしれませんよ。
「作」も「演」もない一つの現場。
それが本来の姿かもしれません。
だから、「作」も策し、「演」も演じなければならない。
一人で「作」も「演」もする。
この理想的な行動で他者を差別化すること。
ゾクゾクしてきますね。

投稿: てっちゃん | 2013年3月14日 (木) 00時02分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
しかし、本部に長く居過ぎると、商品も仕組みも人が動かしている事を忘れてしまう。
所謂、頭でっかちの理想的な理論を振りかざす事になりがち。
あくまでも、人中心の人間の気持ちや感情とどう向き合うか。
この理解がなかなか出来ない部分を同フォローしてやるかが大切ですね。
私も以前そんなところでつまずきましたから(笑)。

投稿: てっちゃん | 2013年3月13日 (水) 23時58分

はじめまして。とても勉強と刺激になり、毎日拝読しているアラフォー女子です。

私は3年前に中堅食品スーパーの日配部門にパート採用され、今はパンとハムの発注業務をしています。

前職がマスコミ関係だったので、いずれは本部の広報に異動するのが夢です。でもそれ以前にパートから社員ならないといけないという高いハードルが(*´∇`)

厳しいご時世、私と同様に社員にランクアップしたい人は大勢います。今後どのように努力すればいいのか、てっちゃんさんのお立場からご指南くださるとありがたく思います。

よろしくお願い致します。

投稿: パレアナ | 2013年3月13日 (水) 22時37分

当社は元々が小さな組織?なので
「作と演」という明確な区別がありません。
店長は特に両方をこなしていくことが必要だと
思っています。今はまだまだ中途半端。
少ない本部経験を最大限に活用していきたいですね

投稿: かわらい | 2013年3月13日 (水) 22時22分

確かに本部経験担当者は理論的・計画的な動きますね。本部主導の流れにおいて本部の本音を理解していますし(笑)。これに現場力・人間力が備われば「作と演」が融合し、現場の奇跡が生まれ易い環境になるのだと思います。
私は現場一筋できてしまったから「作」のノウハウが弱いと自覚しています。弱みを強みで補う、つまり本部から送られてくる作=企画書に対して演=売場体制をきっちりして作の不足を補おうとしてしまいますね。
本部経験のある方は総じて仕事に深みがあり羨ましく思います。

投稿: dadama | 2013年3月13日 (水) 14時54分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 作の経験:

« 奇跡を生む環境 | トップページ | 大川小のてっちゃん »