春彼岸商戦
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
初めての彼岸商戦。
開店以来初めての、本格的な「墓参り」商戦。
昨年のお盆商戦を地域の競合店の詳細なMRのおかげでしっかり確認はしていたが、春彼岸という初めてのイベントでの動きは、どんなものだったか。
初めての経験というのは、とかく初めての計画が先行するもの。
初めての経験とは、何が起こるか分からないリスクから、かなり強めの計画を練るもの。
それに則って、やり過ぎではあれ、不足の無い計画を立てる。
それは、商品部も同様で際物の商品も刺身類のご馳走商材も同様だ。
そして、彼岸入り前日である土曜日。
競合店をMR。
老舗の競合店の店長との会話から、
「この地域のピークはいつなんですか?。」
「前日でしょうね。今日と彼岸前日かな。」
“えっ、明日の日曜じゃないのか!”
てっきり、日曜の彼岸の入りが最大のピークかと思っていたが、この地域は1日早い前日が最大ピークだと言う。
そう言えば、意外に朝から入っていたなぁ〜とは思ってはいたが、地域的に早め早めの動きとはこの事だったのか。
とは言っても、彼岸の準備としての落雁や生花等の動きの事であって、生鮮主体のご馳走商材は明日の日曜日が当然最大ピークとなるであろう。
その後貴社した私は、午後からの生花の売上を見て驚いた。
結構な売上を作っているではないか。
本日の仕入れ金額を上回るペースで売れている。
その辺は青果担当者もスピーディーであり、早々に花屋さんへ追加対応していた。
花が売れるという事は、お墓参りや仏壇飾りも同時に動くという事。
翌日のデータで見ても、生花は全社でもトップ3に入る売上である。
それだけ、地域柄の生花の需要は高く、生花の品揃えと価格、品質が来店動機に大きく左右する地域でもある。
そして、それに比較して日曜日の刺身類のご馳走商材の動向は?。
意外に肉の需要が侮れない。
“年末とはまた別の嗜好なんだなぁ〜”
春彼岸。
地域も店舗周りの暮らしも微妙に違う。
とにかく挑戦の日々は続く。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
食の山の分散はあるようですね。
前半のひな祭りで一山過ごしてますからね。
次は、入学シーズンでの山に向けて準備ですね。
投稿: てっちゃん | 2013年3月23日 (土) 07時03分
彼岸にも地域性があるのですね。当地も墓参に行かれた人は多かったようですが、食事は通常食の傾向が強かった気がします。春は卒業・異動等イベントが重なるので食の山も分散化しているのかも知れませんね。
投稿: dadama | 2013年3月22日 (金) 22時42分
かわらいさん、コメントありがとうございます。
全くその通りですね。
彼岸の入りの日曜日の刺身は不振だった。
そういう時代ではなくなってきているのかもしればい。
だったら、どういう世界になってきたのか?。それもわからないですねぇ〜。
投稿: てっちゃん | 2013年3月22日 (金) 22時00分
当店のお彼岸ピークも入りの前日ですね。
ピークと言うよりも前日とお中日しか
売れない、と言う感じです。
本年は土曜日にあたったので特に
良かったです。前後の平日は対策が
必要のようです‥。
ギフトやおはぎ、お供え用セット等の
動きが良かったわりには当日のお刺身、
天ぷらやオードブル等の動きが悪かったです
みんなが集まるのが少なくなってきてるの
かなー?
投稿: かわらい | 2013年3月22日 (金) 21時40分