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2013年3月 8日 (金)

育てる対象

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


我々は、いろいろな場面で、いろいろなものを育てている。

 いずれ育てたものが我々の武器になるからだ。

人材、商品、販売方法、組合せ方等々。

しかし、徐々に育てるというその曖昧なコスト対効果から、即戦力になるコトだけに集中してしまっていないか。

かっては、気長にその費用対効果を追求して、人材育成、商品育成等を行ってきたが、最近は育てるという行為自体に目が向かなくなってきてはいないか。

 特に、商品を育てるという意識。

人材に関しては、組織的に、また個別にも教育計画が仕組み化され形になってきていると思われるが、こと商品の育成に至っては、商品改廃のスピード化と共にその意識が飛んでしまっているように思える。

 新商品がヒットして生き残る。

よほどの事が無い限り、そのようなサクセスストーリーを描いて定番化していく単品はなくなってきている。

というよりも、今現在どんな商品が定番の棚に収められているかさえ認識することは少ないのかもしれない。

食品、菓子、雑貨等はアイテムも豊富で在庫も多い。
これらの中からピックアップして単品を育成していく。

 毎週毎週単品を一品ピックアップして育成。

そして、育成したらエンド脇等で展開しながら徐々に定番へ戻してやる。
そうやって、育成された単品がそっくり定番に顔をそろえ、売れ筋となって定着していく。

 単品育成の理想型である。

しかし現実は、ピックアップされる以前に次回入れ替え対象となり、二度と我々の前に顔を見せない商品がほとんどではないか。

 常に見切り品コーナーには入れ替え残が並ぶ。

一品一品は無言である。
しかし、何かの意図があって自社の棚にお目見えした筈だ。

 それが、現場に届かない。

どんな期待を担って、その単品が登場したのか。

 一品一品に理由がある。

それを、一品たりとも逃さずに現場に伝えたなら、その何割かは現場でしっかりそのや役目を果たすだろう。

 仕入れ担当と販売担当。

お互いに、その接点に対して無責任になってきているから起こる現象だ。









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商売」カテゴリの記事

コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
一体になれる事自体が企業の強さなのだと思います。
こんな時代だからほど、一体になれるという能力を磨いてきたいですね。

投稿: てっちゃん | 2013年3月 9日 (土) 23時10分

今は以前と比べるとバイヤーによる送り込みが
減っています。送り込みによる在庫を嫌う余り
それが正当化されています。
やはり商品部、販売部双方がその一品を魂込めて
販売することが出来ていない為に消極的な
考え方になってしまっているのでしょう。
もう一度一体となって一品を
売っていきたいですね。

投稿: かわらい | 2013年3月 9日 (土) 21時41分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
仕入れるという「熱意」が現場に届けられているのか?。
この関係を一体化しない限り、いつまでたっても空回りするか単なる陳列で終わるかの繰り返し。
他のどんな施策よりもこの関係を強化することが業績回復への近道だと思うのですが。

投稿: てっちゃん | 2013年3月 9日 (土) 00時28分

商売とは、お客様のために喜ばれる商品を仕入れ、陳列工夫をして一品でも多く販売してお客様と担当者が喜びを共有し、そのご利益を頂戴する。このサイクルを如何に大きく・増やすかであると思います。仕入と販売が分離してしまった現在、大切なのはバイヤーと担当者の信頼感。本部が店に対して優越感や威圧感をもっているならその企業は衰退すると思います。
いくら良い商品を送っても、現場が納得しなければ結果に結びつかない。商品の育成は本部と現場のコミュニケーション・信頼感・イーブンな力関係なくしては成されないでしょう。その関係を構築していくのも店長の責任であると思います。

投稿: dadama | 2013年3月 8日 (金) 23時05分

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