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2013年3月19日 (火)

いよいよロス対策

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


新年度の予算が決まれば、当然新年度からその予算の達成を課せられる。

 “あったり前だろうがっ!”

そんな喝が、dadamaさんやかわらいさんから飛んできそうなコメントである(笑)。

しかし、昨年からの開店で、売上以外の数値に対してのアプローチは今月からようやくである。

 正確に言えば先月からコツコツとやってはいたが。

売上以外の数値課題とは、「荒利額」「荒利率」「生産性」等である。
その為に、「ロス管理」「利益管理」「人時管理」等が日々のチェックポイントとなる。

そして、先月半ばから「ロス管理」に着手することになる。
うすうす感じてはいたが(笑)、ロス金額とロス率はとんでもない事になっていた。

開店以来、日々の安定した売場造りと競合対策に追われ、結果としての利益面に関してはあまり関わって来なかったという事である。

それは、企業としてまちまちではないだろうか。
開店当初から数値面を厳しく問われる企業もあれば、当面は競争面を重視して顧客獲得を至上命令として問う企業もあろう。

 特に、競合の激しい地域では競争重視の傾向にあろう。

しかし、いよいよ数値予算の達成という歯車が回りだした今、店舗経営を意識したトータル的な管理運営が求められる事となる。

特に、荒利率の達成にはいろいろな要因が存在するが、その一番の大きな要因が日々の値下げや廃棄のロス。

今までは、閉店まで来店される全てのお客様の為にという名目で、発生したロスは全て認めてきた。
そして、その効果も十分に認識してきた。

 しかし、いよいよその部分にメスを入れる時だ。

とは言っても、一概に「ロス対策」と言ってしまったら、店舗は縮小均衡に向かってしまい、あっという間に競争力を失うこととなる。

 具体的に、誰が、どこで、何を、どうするか?。

どの部門が、何曜日に、どの商品で、どうロス対策をするのか?。
しっかり、その部分を明確に抽出して、問題と解決策を絞り込んで対策を打たないと、店舗は一気に競争力を失うこととなる。

当面は、鮮魚部門の平日の二日間の曜日の夕方4時以降からの値下げを課題として取り組み始めた。

 しかし、金〜日は従来通り徹底して攻めろ!。

そんな指示も忘れない。
しかし、なかなか聞く方は、そのダイナミックな頭の切り替えが出来ない。
どうしても、一方に引きずられてしまうものだ。

 曜日を決めても、他の曜日に飛び火する。
 
金〜日まで販売計画数量を絞り込んでしまう。

 売上と言ったら、売上至上へ。
 ロスと言ったら、ロス至上へ。

より詳細に、より大胆に、より明確に区分けした考え、行動する。
その細かさが、本来の我々の商売の本質なのである。

ロス対策を皮切りに、どんどん売上至上主義から、経営主体の商売へと切り替えていかなければならない。






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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
個人商店は全てあんな商売だと思いますよ。特に「八百屋」「魚屋」は。
仕入れから発注、そして陳列売切りの技術はむしろ彼らに学ぶべきだと思います。
しかし、そのなかで一番大切なのは、何を売るかという意志。そこが一番大切であり、そこが一番欠けているところだと思います。
だからいつの世も、「単品量販」といって来たんだと思います。

投稿: てっちゃん | 2013年3月21日 (木) 06時50分

社長に今日テレビでやるからと聞き
こんな商売もあるんだなと感心しました。
当社の社長がまさにやってきたことなので
私も市場に行くときが来たかと勇みましたが
その後話題にも上ったことがないです(笑)

投稿: かわらい | 2013年3月20日 (水) 21時38分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
勇気を持って数値と向き合うと、今後の改善策に対してブルーになってしまう。
もっと早く体を向ければ良かったのですがね。
しかし、いったん方向性を示して具体策を指示すると、それに付随した無駄にも自然に現場で取り組み始める。
良い方向へ進んでいます。

投稿: てっちゃん | 2013年3月20日 (水) 07時21分

かわらいさん、コメントありがとうございます。
「たちや」さん、貴社で話題になっているのでしょうか?。
ひとりひとりのやる気が印象に残っています。
それには、給与体系や人事体系も個人の能力主義を引き出す制度に整えていく事も考慮しないと、なかなかチェーンストアの個人の考え方と行動を変えられないですからね。
でも、そうしていかないとチェーンストア理論だけでは頭打ちの世になってきているようです。

投稿: てっちゃん | 2013年3月20日 (水) 06時53分

「ロス金額とロス率はとんでもない事になっていた。」クールなてっちゃんが言うのですからよっぽどなのかな(笑)
既存店の収益力が落ちる中、新店も早々の独り立ちが求められる時代。投資回収の期間もかなり短い設定なのでしょう。ある雑誌にお店の年商目標が載っておりましたが額はクリア出来ると思いますが、社員比率が高めのようなのでやはり損益分岐に基づいた利益管理が求められるのでしょうね。人間力に長けているてっちゃんの事ですから、稼ぎ頭の店舗に成長するのもそんなにかからないのではと思います。

かわらい様、「タチヤ」さん元気良いですよ。私好みの「泥臭い」戸板商売(笑)。POPもダンボールの切れ端、でも活気がみなぎってますね。
品揃え面は難しいですが、掘り出し物に出会えるワクワク感。先日のてっちゃんのブログにも記した市場のゴミ(失礼)を宝の山に替える才覚では指折りの企業ではないでしょうか。
ちなみにタチヤさんは中部のSMの雄バローさんのグループ企業です。                                      

投稿: dadama | 2013年3月19日 (火) 23時24分

新店にかかわらず常に直面する課題ですね。
売上荒利を交互に追いかけるうちに縮小
してしまうのが一番怖い。
細かい売上を追求していくことがイコール
ロス対策につながる。そんな商売人の
集合体にしていきたいと思います。
※以前、確かガイアの夜明けで紹介されていた
愛知の『たちや』さんのようにしたいです。
dadamaさん行ったことありますか?

投稿: かわらい | 2013年3月19日 (火) 21時25分

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