再び掛川茶
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
以前の店舗での成功事例。
掛川茶。
新店舗で再び仕掛けてみることにした。
そして早速バイヤーへ電話。
「分かりました。すぐ対応します。」
話が早い。
それはそうだ。お茶のバイヤーは前任の店舗でお茶を量販した私の元部下。
NHKのためしてガッテンでの放映がはじまり。
お互いにそのテレビを見て販売を意識したが、当時チーフだった彼から私に相談があった。
「NHKで掛川茶をやってましたね。」
「そうだが、やってみるか?。」
「是非、やりましょう。」
即、当時のお茶バイヤーで電話し、10ケース程送ってもらった。
そして、手書きコメントを入れて販売したら、そく完売。
そこから掛川茶フィーバーが始まった。
そんな経緯を持つバイヤーだから、話は早い。
次週には50ケースの入荷だ。
まだ、場所も決めていないのに送り込みが決まった。
しかし、私は逆に背中を押されたように、チーフへ連絡し場所を決め、納品後に陳列。
更に、動きが思わしくないため副店長に相談し、副店長がより目立つ場所へ商品移動し更に関連も含めてカテゴリーで展開へ進んでいった。
どんどん、展開がエスカレートしていく。
一人で設計して売場が完成されるという展開。
それが基本形であるならば、今回のように、計画、仕入れ、展開が個別個別に知恵が加味されてバージョンアップされて展開されていくパターンというのは例外であるといえる。
しかし、このようなパターンで出来上がった売場というのは、どんどん進化していく。
そしてその度にお客様に訴える力が加わり、販売点数が伸びていく。
組織力とは、このような場面として発揮されなければならない。
数多くの事を、分担して効率を追求することが経営。
数多くの人を、重ね合せて精度を高めることが商売。
どんどん高まる売場の精度。
その極みを高めながら日々の検証を行いたいものである。
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コメント
カワライさん、コメントありがとうございます。
どんどんチャレンジしていきますよ。
特に今年は、グロサリーだけではなく、生鮮3部門でも大暴れしていきたいですね。
新店という昨年の無い世界でどれだけチャレンジできるか。
ここで出来なければ、どこで何をなってもダメでしょうね。
投稿: てっちゃん | 2013年2月17日 (日) 00時18分
そろそろ伝説の売り場構築ですか!
部下の力を最大限に使って新たな伝説に
なりそうですね。
私は徹底してモデリングして行こうと
思います。
投稿: カワライ | 2013年2月16日 (土) 22時14分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
間違いなく「大爆発」でしょう(笑)。
この年になると「爆発」か「不発」かの予感は意外に当たるものですからね。
是非、後日勉強させて下さい!。
投稿: てっちゃん | 2013年2月15日 (金) 23時58分
kiyoさん、コメントありがとうございます。
間違いなく、掛川茶のおかげだと思います(笑)。
掛川特有の「深蒸し」が効果大らしいですね。
投稿: てっちゃん | 2013年2月15日 (金) 23時53分
掛川茶しかり、自分の惚れた商品をお客様に共感して頂きたい。喜んで頂きたい。一生懸命場面を作る、POPも自分の気持ちを込めて表現する。それがお客様に受け入れられ爆発的に売れた時の充実感・感激・・・これが商売ではないでしょうか?
仕入と販売が分業化してしまった中、本部は真剣にお客様目線で商品を仕入れ現場に送り込む。現場は本部の真剣に選定した商品に真剣に惚れて真剣に売り込む。現場はお客様と喜びを共感し、より精度の高い商品を本部にリクエストする。てっちゃん会で話題になった消費税率UP&内税マジック・・・この大きな壁を乗り越えるためにも信頼関係・真剣さが今後の生き残る道になると思います。
私も本日、日用雑貨と青果商品の関連販売の提案をしてみました。爆発の予感がするのですが不発弾に終わるかな?(笑)
投稿: dadama | 2013年2月15日 (金) 23時05分
掛川茶ですか?もうご存じかもしれませんが昨年のゴフル賞金王の藤田寛之選手が「掛川のお茶大使」をしているそうです!落着きあるプレーと40代で衰えぬ活躍はもしかしたら掛川茶のおかげ?かもしれませんね!
http://weblog.hochi.co.jp/shibalog/
投稿: kiyo | 2013年2月15日 (金) 16時01分