今年のひな祭り
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今年も、「ひな祭り」の季節。
先日、年を越したを思ったら、もうひな祭りだ。
新年、新組織、年間反省と次期コンセプト作り、そして次期予算の決定。
そして、実質は「ひな祭り」商戦から、新年度の実務面がスタートする。
今年のひな祭りは日曜。
これを、どう捉えるか。
一般的には、日曜のひな祭りはチャンス。
そう見るだろう。
しかし、これには大きな罠が存在する。
お客様の選択肢が大きく広がるからだ。
お客様のストアロイヤリティーが大きく左右するという事だ。
ひな祭りの食材を整えられる店舗。
特に今年は日曜日。
ひな祭りの食卓が、更に大家族に増して夕食の場となる。
当然、そこに並ぶ食材も例年のひな祭り以上に豪華版となる事は必至だ。
ご馳走版のひな祭り食材が整う店舗か?。
それは、そのお店のストアロイヤリティーが問われるという事だ。
イベントが日曜に重なるという事は、ご馳走とそのイベントが重なる事であり、その食卓を満足させられるだけの品揃えが認知されている売場に集客力が重なるという事である。
だから、今年のひな祭りは、単なるひな祭りではなく、集中する店舗と日曜日の集客力がドライブにならない店舗との格差が大きく発生するという事でもある。
このな時ほど、「ハレの日」の売場を常に提案している店舗は強いものだ。
普段から、ご馳走に対しての捉え方が深い。
普段のイベントやハレの日の展開から、地域のお客様とのコンタクトが多い分、自信を持ってご馳走商材が販売慣れしているから、安心してダイナミックに展開されている。
そして、そのダイナミックさが、お客様にとってみると安心して選び購入できる買い場としての決定的な差となって映るのである。
さて、今年のひな祭り。
3月3日の日曜日。
お客様は、日曜日のひな祭りの家庭での食材を整える店舗は、もう既に決めているだろう。
後は自信を持って、一年で一番「ちらし寿司」商材が売れる日に、一番売れる売場で待ち構える売場を作るだけである。
そこには、必ずお客様は到来する。
そして、自身の無い店舗は、恐る恐る本部主導の売場を謙虚に展開するだけとなる。
そして、次年度の戦いが始まるのである。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
子供〈 女性 〈 家族
そんなくくりで捉えていくと、単なる女の子のお祭りから全人口を巻き込んだイベントへ昇華させることも出来る。
いよいよ春へ向けての華やかな食卓の始まるを告げるイベント。そんな提案を積極的に行っていきたいですね。
そして、それを期待される店舗に成長してきたいとも思っています。
投稿: てっちゃん | 2013年2月28日 (木) 09時15分
ひな祭り=女性の祭り(子供が減っていく中で女性の日と捉える事が必要かと)更に日曜日。
女性が簡便、据え膳出来るメニュー提案が良いのかと?チラシ+αのメニュー、寿司・刺身・デリカ・スイーツに信頼のおける店が強いのではないかと。ハレの日は価格軸ではなく商品軸。言い換えれば毎日ハレの日=コト・提案の見える店作りが価格軸の店作りに対抗出来るのでしょう。
投稿: dadama | 2013年2月27日 (水) 21時29分
かわらいさん、コメントありがとうございます。
各店各人各様の、いろいろな視点からの企画があるんですね。是非自信をもって取り組んで下さい。
そして、そこから次から次へとイベントが続きますので。
投稿: てっちゃん | 2013年2月27日 (水) 20時34分
ふるたさん、コメントありがとうございます。
流石、イベント大国ですね(笑)。その想像性は追随を許さない(笑)。
我々は、来て頂いて喜んで頂くという発想よりも、お客様を信じて待つという発想ですよ。
しかし、蛤だけは、謂れを徹底して訴求しようかと思っています。
投稿: てっちゃん | 2013年2月27日 (水) 20時24分
新年度のスタートひな祭り。
毎年どんな企画でいこうかと頭をひねっています。
今年は寿司のバイキングで勝負!
でも、ふるたさんの企画も良いですね!
大きなお店に出来ない企画でお客様を
楽しませたいですね。
投稿: かわらい | 2013年2月27日 (水) 18時48分
お疲れさま・・・・・
同じハレの日でも、ひな祭りとこどもの日は、特別なんだと思いますね。
どこのスーパーもちらし寿司に的を絞っているとは、思うんですけどね。
ここで、焼き肉とかってなると、おかしなものになりますね。
値引きをしたり安くする事をかんがえたら・・・・
ちらし寿司を買われる時に、お客様に、スプーン2杯か3杯、いくらをお客様自身で入れてもらうとか、そういう楽しい事で、買い物をして頂きたい物ですね。
特に今回は、日曜日だから、子供さんに入れてもらうと言うのもいいんじゃないかと思います。
店内告知で、対応できることだから・・・・
買い物の楽しみを作ってあげたらいいですね。
僕なら、いくらだけでなく、チラシの具材の好きなのをお客様に入れてもらうような売り場を作って対面で販売します。
具材は、6種類から10種類よういして・・・・
ひな祭り、頑張ってくださいね
投稿: ふるた | 2013年2月27日 (水) 15時15分