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2013年2月11日 (月)

現場の魅力

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


食品スーパーの仕事。

 それは、役割分業制の追及である。

そして、店舗の役割とは、直面する顧客との接点としての役割となる。

 しかし、そう言ってしまうと面白みがまったく無い。

顧客との接点を通して、何を魅力として見出すか。

 個々人が、現場の魅力を引き出すこと。

これがまさに、この業界で自らを成長させ、企業貢献していく要点ではないだろうか。

 それでは、現場の魅力とは何か?。

それは、個々人が見出す事である。
私が何を言おうとも、他人が見出した魅力はその人にとっては何物にも代えがたい物だからだ。

だから、これ以降は私の個人的な見解として記したい。

 私にとっての、現場の魅力とは?。

それは、自らの意志で、直に接する顧客の反応を即座に認識出来る事である。

 自らの意志で売り場計画を立て
 自らの意志で数量計画を立案し
 自らの意志で製造陳列を実施し
 その数値結果を直に体感する。

売上げ規模は小さいかもしれない。
しかし、その分失敗しても痛手は少ない。

これが、大企業のメーカーであれば、ひとつの新製品の失敗が命取りになりかねないから、そうそう自らの意志で勝手に行動は出来ない。

しかし小売業の場合、個人の販売店の一部門の一単品の失敗が命取りになることはまず無い。

 だから、堂々と自由に自らの意志を持てるのだ。

そして、その意志を貫いた結果を見極められるのだ。
その連続と繰り返しが、自らの商売感を鍛えてくれる。

そのダイナミズムが、現場の魅力だと信じている。
だから、私は現場にいる限りは、この魅力を最大限に享受し最大限に自店のモチベーション維持に活用する。

 だから、現場に活気が生まれる。

自らの意志で自らの仕事のフレームを形作り、自らそのフォームを自由に変えながらお客様に近づいていく。

 この自由さが、最大の現場の魅力であろう。

その現場の魅力。

その事を伝えることが、最大の仕事であり私の楽しみの一つでもある。





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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
仕事の面白さを伝えていく。
これぞ究極の教育だと信じています。
それを知った部下たちは、自ら育っていく力を備えていく。まさにこれぞ究極の教育だと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2013年2月11日 (月) 23時51分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
そうなんです。商売の楽しさとは、その過程にある。だから、その一部だけ切り取って与えられても何の面白みも無い。
その過程の全てを担ったときに、その感動が最高潮に達する。
現代のチェーンストアにおいては、その面白みを享受できるのは、もはや誰一人いない時代になってしまったのか。まさにこの事に危機感を感じますね。

投稿: てっちゃん | 2013年2月11日 (月) 23時50分

同感です!
又、その魅力を最大限に与えてくれているのが
今の会社です。
てっちゃん、dadamaさんと同様にその魅力を
店の仲間たちに伝えていくのが課題ですね。

投稿: かわらい | 2013年2月11日 (月) 23時12分

私も同感です。この気持ちがないと個店としての成長はないと思います。会社の規模に関わらず出店地域でのお客様に信頼される事が要と思うのですが、会社の規模が大きくなると本部主導の押し付けが増えてくる。購買頻度が高く価格訴求性の強い商品は本部一括仕入れによる原価低減は大切であると思います。
しかし、商売とは売れて儲かる過程が面白いのであり、その面白味を本部主導により現場から奪い取る事に危惧を感じています。結果、考える事の出来ない社員の増加。仕事と作業の区別がつかなくなっている。
来期はこの辺りの意識改革に暴走をしようかと(笑)

投稿: dadama | 2013年2月11日 (月) 20時19分

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