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2013年1月25日 (金)

教育プログラム

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある教育担当の方と話をしたとき。

 入社3年でどんな教育プログラムを組むか。

彼は彼の経験から、最低3部署を回しながら、マネジメントと実務の勉強をすべきであると説く。

 それによって、多様性を身につけると言う。

確かに、入社3年とは全くの白紙の状態から吸収する能力も高く、この3年間で全てが決まると言う人もいるほどであるから、非常に大切な期間ではある。

 この3年間でどんな教育プログラムを組むか。

そんな事が、酒の席での話題になった。
私も、入社後の3年間は非常に重要な時期だと思っている。

 初めは多様性を与えて、次第に専門的へ。

彼は、こんなプログラムで教育すべきとの見解。

 私は、逆だった。

 専門性を身に付け、次第に多様性へ。

スーパーの教育制度は、従来から私が持つプログラムで教育を実施している企業が多いのではないか。

それは、部門の特性が大きく違うから、まずそこで専門性を身に付けてもらった方が店舗運営がやりやすく、部門の強化も発揮されやすいからという理由だ。

よく私は、新入社員に言う。
「部門配属は仮の姿だ。最終的には皆さんには経営をやってほしい。但し経営とは部門運営の延長であり、部門運営という商売を学んだその向こうにそびえる立体である。どの部門を経ても商売の原理原則は同じだ。但しその学び方次第では経営にたどり着かない者もいる。だからその部門の奥底をしっかりと掘り下げてほしい。自らの手で泥んこになりながら自らの手を奥底まで入れないと見えて来ない商売の奥深さを、しっかりと追求せよ。」

その奥深い部分にまで手を突っ込まない限り、商売の本質は掴めない。
店舗運営とは、その部門が5倍にも10倍にもなって目の前に立ちはだかるのだ。
だから、自分の出身部門だけでもいいからしっかりとその奥深さを確認する事。
でなければ、他部門を見る時に表面上しか見る事が出来ないからだ。

 表面に見える奥深い本質。

それが見えない限りは、経営は出来ない。
だから、初めからいろいろと経験させずに専門的に深さを追求させる。

 さて、どちらが効果的なのだろうか?。

彼と議論しながら、いろいろな経験も有りかな、とも思った。

 多様性を経験した後に元に戻って成長機会が増えた。

自分自身でも、そんな経験も多い。
部門チーフから副店長を経験し、再度部門に戻った時に視野が大きくなり、改めて時部門の特性を理解し組織的な視点から部門運営にあたる事が出来たのである。

何も教えなくても、伸びる人間は伸びるし、ダメな人間はダメだ。
ごく普通の社員が、どちらの手法でより大きく成長するのかだ。
それも、短期ではなく長期の10年スパンで見た時に、どちらが企業貢献をしてくれるかというスパンだ。

 どなたか、適切なコメントをお待ちしています。






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部下育成」カテゴリの記事

コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
部下教育。
私は、「仕事の面白さ」を自ら知って、それを部下にも享受させる事が最大の教育だと今でも思っています。
どんなに具体的な方法論を説いても、それ自体に面白さを理解しない者には絶対に成長指向が伴わない。
それが無ければ、仕事とは本人にとって、苦痛でしかあり得ない存在なのだと思います。

投稿: てっちゃん | 2013年1月26日 (土) 23時50分

商売の原理原則は同じ。入社したからにはどの部門に配属されても運命と思い頑張る。頑張る力がない者はどの部門においても頑張れない。結論としてはそうなる事が多いでしょう。しかし、入社した時は大いなる夢を持ってたものの現実と直面しそれを会社の人事に責任転嫁するメンバーが居るのも事実。不平不満のガス抜きにも3年辺りでチェックポイントを設け職務の棚卸しが必要な時代?世代?であるのかも知れません。
どんな教育プログラムにせよ、メンバーの教育者は私達店長であり、彼らを最適な職場環境に導く責任を課せられているのだと思います。
与えられた職務の面白さを一緒に体感して結果を出していく。詰まる所、私達が仕事に対して充実感や面白味を持っていないとメンバーを教育出来ないと言う事なのでしょうね。(自戒をこめて(笑)

投稿: dadama | 2013年1月26日 (土) 22時06分

かわらいさん、コメントありがとうございます。
→何年やれは一人前なのか?。
その企業内で誰にも負けないという自負だと思います。
たとえそれが自己満足だとしても、それだけのProとしての自覚が大切かな、と。
結局、それぞれの個人なのかなぁ〜。

投稿: てっちゃん | 2013年1月25日 (金) 23時52分

ふるたさんへ。
日配バイヤーから水産リーダーへの転身だけでも異質ですよ(笑)。
Facebookは必ず始めますから(笑)。

投稿: てっちゃん | 2013年1月25日 (金) 23時48分

何年やれば一部門を深く理解できるのか
人にもよるし、企業にもよりますよね。
自分としてはどこも中途半端だったので
やはり一部門をある程度深くやった方が
良いのではと思います。
ふるたさんのような壮絶?な人生も
面白そうですが(笑)。

投稿: かわらい | 2013年1月25日 (金) 22時56分

おはようございます
僕の経歴は、自分でも稀だと思います。
社内にも社外にもまだ出会ったことがないです。
POS分析研究会でもあんなのを話した人もあまりいないように感じていました(笑)

だから、社内では、浮いた存在なんですけど、結果としては、良かったと思います。

まあ、元々が、システムの仕事をしていたので、スーパーをみる視点も違っていたんでしょうね。

はやくFacebookを初めてください

投稿: ふるた | 2013年1月25日 (金) 10時08分

ふるたさん、コメントありがとうございます。
ふるたさんの経歴も、稀ですね(笑)。
ふるたさん以外の方も、それに近いキャリアを有しているのでしょうか?。
いくら自分の希望があっても、それほどの経験は出来ないだろうなぁ〜。
しかし、逆に羨ましい。
そしてFacebook。
以前から言われていますからね(笑)。
近々始めたいと思っています。

投稿: てっちゃん | 2013年1月25日 (金) 06時49分

僕は、色々な部門を経験させる方が、いいかなと思います。
僕は、日配のバイヤー・店舗の水産部門リーダー・支援先のスーパーへ出向して再生支援・物流部門・店舗運営部門・店舗の総菜部門リーダー・電算部門で花王との共同研究担当・店舗の夜間店長・販促部門・店舗運営と経験してきています。
スーパーの全体像もわかるしね。

それよりも、てっちゃんもそろそろFacebookを始めたらいいのに・・・・
けんた君とはFacebookで交流も深まったし・・・・
Facebookってほんまにすごいですよ。

投稿: ふるた | 2013年1月25日 (金) 00時29分

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