新店の仮説と検証
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
新店開設から年末を経て3ヶ月。
徐々に見えてきた概要。
開設前は何の事実も無い中での仮説からのオープン。
全ては、仮説の世界。
店舗規模、店舗レイアウト、部門構成、駐車場、そしてチラシ内容。
全ては、仮説の世界。
そして、現実を迎える。
商圏、客層、曜日時間帯別動向、部門単品強弱。
この事実をどうキャッチし、どう取り入れていくか。
この主導権を握るのは店長以外に存在しない。
そして、着実にこのギャップを埋める作業をしなければ、新店開店の意味は無い。
それは、この地に我が企業が地域貢献の為に出店したのだから。
お客様の豊かな暮らしの実現という地域貢献。
その為には、我々現場の幹部がお客様の代替えとして遂行しなければならない。
その為には、既成の事実にどう向き合うか。
特に、店舗レイアウト上決まっている部門の面積。
定番売場はある程度固められているとしても、企画コーナーの使い方は柔軟性がある。
ここの使い方を店長主導でどう地域貢献に結びつけていくか。
いろいろ試行錯誤してきた結果として見えてきた事。
このお店は、肉にシフトすべき。
仮説以上に、現実は肉の支持が高い。
それは、まぎれも無い事実。
その事実に素直に従い、仮説を変えて柔軟に合わせていく作業が、これからの店長主導の地道な行為となっていく。
特に、週末はハレの日の展開などは、より積極的に企画コーナーでの思い切った展開(スペース拡大やアイテム拡大、単品量販の数量拡大等)を意図的に実施していく事が、地域のお客様の支持を更に高めていくにふさわしい近道であろうと推測する。
それが、新たな仮説である。
それをどう、早急に確実に、よりジャストフィットしたタイミングで部門整合性を取りながら実現していくか。
ここに、店舗ロイヤリティーを早急に構築出来るかの瀬戸際がある。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
私が既存店の店長だったら、従来のハレの日のイベント対応と売場造りに関しては、絶対に負けない売場を造りますね。
特に地域行事や地域メニューに関しては新規出店店舗には負けられないでしょう(笑)。
投稿: てっちゃん | 2013年1月28日 (月) 00時35分
新店でも、既存店でも現実から仮説検証を繰り返しお客様に近づいていくのが店長の大切な仕事
なんですね。
逆の考え方でいけば、既存店としてハレの日の
商売で負ける訳に行きませんね!
投稿: かわらい | 2013年1月27日 (日) 19時46分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
これから4月中旬までは本当に楽しみですね。
そして、この一年間もこの時期で概ね決まってしまうと思っています。
何故かは、後日(笑)。
ここ二ヶ月は徹底して「牛肉」で攻めようと思っています。超得意な部分ですがそれに溺れず力の限り武器を駆使したいですね。
投稿: てっちゃん | 2013年1月26日 (土) 22時44分
店長主導の地域貢献=顧客支持率=売上・収益
肉の伸びが良いと言う事は、客層が若い事、更にハレの日に強い傾向は
所得に比較的恵まれている商圏なのでしょうか。
強みをさらに伸ばして独自性で他店との差別化と共存を図る。店舗の方向性がはっきりしてきたようですね。
節分・ひな祭り・お彼岸・卒業&入学・花見・子供の日と暫くはお得意のハレの日企画が続きますね。ご検討をお祈り致します。
投稿: dadama | 2013年1月26日 (土) 21時32分