前橋南エリアMR
皆さん、こんにちは。
食費スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
昨今話題の「コストコ」。
海外資本で成功している稀な小売業であろう。
近辺に無い、年会費がウザい、単品単価が高い、等々の理由でいままで拝見した事が無かった。
特に、年会費の壁は私にとっては高く、“どうして高い金払って買物に行くのか?”の疑問はなかなか晴れなかった。
しかし、昨年末に女房が友達と行ってきて果実等を買い込んできたものを食べてみて、その疑問も少しずつ晴れていった。
“意外に、美味しいじゃん”
そう、味が良いのだ。
その時は、輸入ぶどうを買い込んできた(1パック680円で大量に輸入ぶどうが入っていた)。
“こんなに買い込んできて!”
特に輸入ぶどうは自店でも売っているが、いつも鮮度劣化で私が売場から外す役割を担っていた。
しかし、食べてみて一転した。
その美味しさは一目だ。
鮮度、糖度とも申し分なく、まして皮ごとたべれるからボリボリ食べてしまった。
そんな経緯がある「コストコ」。
今回は、たまたま女房、子供達も含めて休日が重なったため出かける事にした。
そして、年間会費を払っての入店。一回の入会登録で家族カードももらえ、更にそのカード1枚につき2名の連れ添いが可能の為、子供達も入店できた。
“IKEAそっくりだなぁ〜”
第一印象。
食品が販売されている。
しかし、その品揃えは「どう見てもワンストップショッピング」が可能なレベルからは程遠い。
しかし、絞られた中での試食販売品はなかなかの美味しさである。
“ここが、コストコの売りか”
更に、牛肉の販売方法やアイテム作りは参考になった。
このアイテム作りは流石に牛肉の本場の商品化である。
“しかし、我々食品スーパーとしてはここまでか”
そして、ほぼ隣の「B社」。
今まで見た「B社」の中で一番集客していた。
何故か?。
隣のコストコとの比較で。
生鮮食品を交えてのワンストップショッピング性では、日本人が普段の食生活を満たす買物は、どう見ても「B社」である。
入店してすぐ、キャベツが68円!。
やっぱり、これだ。
刺身コーナーには、間違いなく「まぐろ」が品揃えされている。
精肉コーナーには、国産の豚肉が普通に品揃え。
極当たり前が、新鮮に見えてしまう。
これが「コストコ」の隣のお店のメリットか。
そんなこんなで、初のコストコMRでした。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/maebasiminami/
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
暴走するにも土台は必須ですからね。まして暴走ですから、足腰は鍛えないと(笑)。
投稿: てっちゃん | 2013年1月16日 (水) 06時34分
戦闘体勢と言っても基本の徹底、当たり前の事をやるだけです(笑)無鉄砲な暴走から的を定めた暴走?突撃?気持ちだけは攻めの姿勢を貫きたいですね。
「コストコを集客手段として利用する。」同じ土俵で商売する訳でないのですから 正解でしょう。流石ポジティブな発想です。
投稿: dadama | 2013年1月15日 (火) 23時52分
かわらいさん、コメントありがとうございます。
「B社」のようになって下さい。
なれると思います。
その為には、徹底してコストコから学んで、彼らに出来ない事をじゃんじゃんやっていく事かなぁ〜。
投稿: てっちゃん | 2013年1月15日 (火) 00時17分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
「闘う!とにかく売り込む」
相当な戦闘態勢に入ってしまいましたね(笑)。
それだけ今年に賭ける意気込みなのでしょう。
そして、コストコ。
私は逆に自店の隣に出店してほしいなぁ〜と思いました。
だって、「B社」があれほど集客している訳ですから、相乗効果抜群だと思いますよ(笑)。
投稿: てっちゃん | 2013年1月15日 (火) 00時15分
来年夏、当店もコストコと戦うことに
なりそうです。
前橋南エリアのB社のようにしていく
しかないですね。
投稿: かわらい | 2013年1月14日 (月) 21時44分
コストコはアメリカの店舗を見た事がありますが、日本人の感性に受け入れられるのかは疑問に思っております。日本の店舗はMRしてないので何とも言えませんが、ターゲットは比較的若い家族であまり食の感性に拘らない客層なのでしょうか。いずれにしても新規出店が増えれば既存店の客数は減っていく。収益性の低い会社は淘汰される時代はそこまでやってきていると思います。食うか食われるかの時代・・・屁理屈より売る事に全力を注ぐ時代だと感じます。「闘う!とにかく売り込む!」を今年のキーワードにしました。
投稿: dadama | 2013年1月14日 (月) 09時39分