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2012年12月 8日 (土)

今年のふじ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年の「ふじりんご」に若干の異変が。

 山形産の成りが良い。

従来は「青森産」をメインに売っていた。
いや現在もメインは青森産には違いない。

 しかし、企画品として入荷してくるりんごが良い。

これが、山形産のふじりんご。

 “えっ、ヤマガタ?”

ふじと言えば、青森。
日本のふじりんごの50%を産出している主産地。
そして、その味に対しても、絶対的な美味しさを誇っていると思っていた。

しかし、新店を立ち上げ、気がついてみると青森県産のふじりんごに混じって、山形県産のバイヤー送り込みふじりんごが並んでいるではないか。

ひとつ密の入っていそうなりんごを手に取り、青果バックヤードでサンプル品を作るように指示をした。

そして、出てきた山形県産のふじりんごを見た時に、感動した。

 “こんなに蜜が入っているのか!”

それが青森産よりも低価格で販売されているのである。
思わず、自分で食べる分として5個ほど購入して家で食べてみたが、いずれもたっぷりと蜜が入っていて美味しい。

 家族で皮付きのまま食べたが、大好評だった。

でも女房が言った。

 「でも、青森産の押しの強さは無いわね。」

私などは、甘みだけで十分美味しいと思っていたが、女性の舌はまた違った。

 甘みと酸味のバランス。

このような複雑な要素が入り組んでの「味」なのだろう。
そう言う意味では、まだまだ青森県産はふじりんごの王様なのだろう。

しかし、単純に「蜜」の入りだけを取れば、山形県産は侮れない。

 “むしろ、山形県産の蜜入りの方が甘い”

私的には、山形県産に軍配を上げたい。
それだけ、見た目の美味しさ感も山形県産だ。

 ふじのお尻で決まる。

ふじりんごの美味しさを図る上で、私が一番見るポイントはりんごのお尻。

 お尻までふっくらと飴色に染まったふじ。

これが蜜の入ったふじの条件。
そのポイントだけ見れば、山形県産のりんごは概ね間違いない。

 新しい産地の台頭か。

果実で言えば、山形は宝庫。
その果実栽培の技術が、いよいよふじりんごにまで及んできたか。






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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
流石に専門的かつ嗜好的ですね(笑)。
蜜が分散しているのはやはり「青森」かなぁ〜。産地もいろいろあって、山梨とか秋田とかもいろいろな特徴があるのでしょうね。

投稿: てっちゃん | 2012年12月 9日 (日) 06時46分

偶々当店にも山形のりんこ゜が入荷していたので早速試食してみました。確かに蜜は果肉の半分以上を占めるほど入っていて非常に甘かったですね。実もしっかり重く果肉も緻密でしたが、蜜の部分はどうしても柔らかくなるので甘味重視・歯応え重視の好みで評価が分かれると思います。
私は果肉に蜜が分散した状態の採りたて完熟りんごが好きです。市場流通のタイムラグがない採りたて(と言っても半日程度はかかりますが)のりんごの割れるような歯応え、そこからほとばしる果汁の美味しさを味わうのが私的流儀です(笑)。残念ながら店ではなかなか味わえませんが。

投稿: dadama | 2012年12月 8日 (土) 22時24分

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