敢えて問う
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
新店で面白いのは、打った手の反応が早い事だ。
“これは既存店のスピードとは違うぞ!”
歴史のある既存店の場合は、打った手が反応を示すのに数週間かかるのが当たり前だが、今回は数日でその反応が発露される。
事前の先入観が無いという新鮮味。
それが、まっさらな新店舗の現実なのだろう。
“この新しいお店は、どんなサービスをするの?”
お客様の間には、そんな新店に対する思惑が密集しているのだろう。
先入観がないから、打つ手がダイレクトに伝わる。
開店直後、何も打つ手を打たない時は、お客様の来店にピークが無かった。
夕市を始めると、夕方にお客様の来店が増加した。
作り立てを始めると、その時間に来店が増加した。
爆発的な数値動向ではないが、時間のタイムラグを要せずして結果がダイレクトに伝わってくるのは、手応えを感じるものだ。
“打てば響くなら、どんどん打ってみよう”
新規に採用したパートさん達が、真っ白い状態から研修を通して鮮明に染まっていくのと同様に、新規出店した店舗もまっさらな状態から企業の打つ手をお客様の反応によってその地域に染まっていく。
そして地域の暮らしの一部になっていく。
その途上にいるのが今の状況なのだろう。
だから、しっかり方向性を決めたなかで、やる事は早急に手がけ、継続しやり続ける事が大切。
そんな中で、手がけた対策ではあるが、私なりにちょっと迷った事が合った。
夕市の時間の変更。
チーフミーティング時に率直に部下達に聞いてみた。
「夕市の時間を変更しようと思うが。」
あまりいい顔色はしていなかった。
“やり始めてすぐなのに?”
そんな想いが伝わってきた。
開始時間を変えたなら、また準備に対するオペレーションを変更しなければならない。
固まりつつある集客時間帯と事前準備に一致。
これがなければ、売場が整わない中での夕市になってしまう。
やはり、やるとなれば準備万端整えてからお客様を迎えたい。
これが整わなければ、夕市だけの売場になってしまい、夕市で週中して来店されたお客様に、全ての売場を提案する事は出来ない。
これなくして、集客を図っても意味が無い。
私は、安心して彼らの回答を受け入れた。
「逆に言うと、準備万端整えてお客様を迎える体制をしっかり造ってほしい。」
意思疎通が図られ、夕市の再度強化が図られたようだ。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
こちらは初年度だけあって、反省だらけです。
ただ、曜日の関係で23日のウェイトは高かったですね。
そして、この反省は「ひな祭り」からでも早速活かせるところは活かしていきたいですね。
さらに、「てっちゃん会」。
読みが早いですね(笑)。如何様にでもお任せ致します(笑)。17時ぐらいからの開催ですか?。皆さんの状況によってはもっと早くても良いかもしれませんが。
投稿: てっちゃん | 2012年12月25日 (火) 06時42分
かわらいさん、コメントありがとうございます。
「自分で決めた」
そんな気持ちが、更に前向きに取り組む原動力になるものですからね。
投稿: てっちゃん | 2012年12月25日 (火) 06時35分
暴走店長No2より追伸(笑)
「てっちゃん会」は2月13日(水)夕方からと山を張り、早々に高速バスの予約を入れました。(笑)ちなみに当日は23時の東京発で岐路につきたい思います。
投稿: dadama | 2012年12月24日 (月) 23時40分
「意思疎通」現場のコミュニケーション。
これは店の新旧に関わらず、競争力をつける為には一番管理職が配慮すべき課題でしょう。上司と部下の関係。力関係は明らかなのですから上司は力を誇示するより、部下が意見を出しやすい風土作りを整え活発な意を交わしながら店をひとつの方向に持っていくべきだと思います。
ちなみにクリスマス商戦は如何でしたか?私は詰めの甘さに反省だらけのクリスマスでした。お陰で来年の課題はたっぷり残せましたけど。(笑)
投稿: dadama | 2012年12月24日 (月) 23時20分
打てば響く状況だと、どんどん
色々なことにチャレンジしたいですね。
現場に納得してやってもらう為の
ミーティングは欠かせません。
新店故にてっちゃん色にするのも
早いかもしれませんね。
投稿: かわらい | 2012年12月24日 (月) 23時12分