平常心
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
ようやく、非常に戻っていく新店。
そして従業員の心理も平常に戻っていく。
特にパートさん達にとっては、新店開店は初めての経験。
“開店後、どんな労働条件が待っているのか?”
自分たちの新店が生まれると言ったワクワク感の一方で、そんな不安もよぎっていた筈だ。
そして、蓋を開けてみれば。
“この忙しさは何だ!”
いままで、どこの研修店舗でも経験した事の無い忙しさ。
“これが私たちの労働条件か!”
ある意味、生まれた喜びよりも、この労働条件の不安のほうが先走ったハズだ。
そんな不安を抱えながら3週間後の平日を迎える事になる。
ようやく、落ち着きを見せ始めた店内とお客様。
チラシ商品だけではなく、定番商品も購入されていくお客様達。
本当に嬉しい事ではないか。
このサイクルを如何に早期に克服し取り入れるか。
この事が、今後の私たちの大きな課題。
そして、それを取り入れながら、再度取りべき所を想定して強引に取りにいく事。
それは新規採用されたパートさん達だけではなく、重々承知をしていた担当者達ですら、一時はパニックになるものである。
“この忙しさがいつまで続くのか?”
蓋を開けてみれば、思いのほか売れている部門。
事前想定とは裏腹に、全社1位をキープしている部門すらある。
そんな中での、今後の不安。
それも含めての、人材の成長である。
全てのキーワードは、ここに収まっている。
“いつになったら?”
しかしそれは、ある日突然訪れる。
売上の安定と人材の成長。
このバランスが取れる時が必ず来るものだ。
そこまでは、歯を食いしばるしか無い。
そして、その調整とスピードを図るのも店長の使命。
年末を控えても、平常を装うが、まだまだ不安は尽きない。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
新店の準備段階から開店、そして年末年始を経て、一年の販促上の始まりとなる節分まで。
そこまでが、今回の新店の一つの区切りだと思っています。
この期間はまさに従業員にとっても激動の3ヶ月となります。それは私にとっても同様の事。この大きな波を乗り越えて、いよいよ節分からの52週の展開力が問われる競争の時期が到来する。そして長い長い52週の繰り返しの中からお互いの切瑳琢磨によって店舗の序列が決定していくのだと思います。
投稿: てっちゃん | 2012年12月 4日 (火) 11時24分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
「店は生きている」
まさにその通りですね。本当に店は生きている。人とまったく同じ。
だから成長もするし、衰退もする。
お客様にとっての店とは、外観でもなく設備でもない。
店内に繰り広げられる商品自体とその組み合わせで繰り広げられる商品展開をしてお店と言えるもの。それはいろいろな情報を得ながらも、そのお店の従業員という限定された個人が運営するもの。その個人の成長の合計が店舗の成長であり数値化すれば業績ということになる。
その個人の能力の積み重ねがお店という存在。
全体で同じ方向に進むべきが、たまに違った方向に行こうとする個人も事実存在しますからね。そこがオーケストラの指揮者よろしく調和させるのが店長の使命なのだと思います。
投稿: てっちゃん | 2012年12月 4日 (火) 11時17分
華やかな開店の裏側ではとても大変な
店長の仕事があるんですね。
ましてや開店直後に年末を迎えるこれからの
時期、ある意味現場の店長しか分からない
プレッシャーですね。
頑張って下さい!
投稿: かわらい | 2012年12月 3日 (月) 22時26分
競合の立場的には奪われたお客様をいかに取り戻すかが大きな課題であって(笑)今までの延長線上の仕事だけではお客様は戻ってこない。既存店は競合店以上の成長をせねばなりません。ハードは経年で負ける。規模拡大もコストがかかる。でも最大の武器「人材」はしっかりとある。人の成長は限りない可能性を秘める。その環境を整えメンバーが活き活きと仕事が楽しめるお店。
競合同士が競い合って商圏全体のレベルを上げていく。その過程で店の立ち位置も見えてくる。これだけは地域一番になる、全店一番になるという意気込み。
店は血の通った人間が運営している=店は生きているのだと痛切するこの頃です。
まだひよこちゃんも多数存在しますが大きく成鳥?否成長する姿を見守りたいと思います。たまに暴走する幼鳥もいてトサカをむしり取ることもありますが(笑)
投稿: dadama | 2012年12月 3日 (月) 10時57分