アルバイト教育
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
「店長、アルバイトの希望休が多すぎます!。」
ある部門チーフからの苦情。
全てが初めての段階からのスタートとなる新店。
地域に初めての出店でもあれば、そこで働く従業員にとっても初めての就業。
更に、アルバイトにとっても初めての企業。
どんな就業規則なのか、どんな労働環境なのか、どんな職場なのか。
働く事も初めてであれば、その企業の実態も初めての経験。
特に高校生はまだまだ子供。
社会に出るという事を、実感として感じていない。
今いる学校と同じレベルで考えているようだ。
あまりに就業感度の少ないアルバイトに、こんな事を言った。
「ここは、学校とは違うんだ。君らが今の学校で許されている生活は、この社会や組織には無い。あるのは社会というルールの中で許されないものは絶対に許されない。ダメのもは絶対にダメだという厳しいルールだけだ。そのルールが守れないのならば、それが許される場所を自分で探せ。」
そのルールとは善悪だけのルールだけではない。
同じ働く組織や仲間としてチームワークを図るべく、より良い人間関係を築きながら同じ職場で働くという事のルールも知らなければならない。
挨拶、笑顔、受け答え等の人間としての基本。
その事も、知らなければならないし、実践出来なければならない。
そして、守らなければならない約束事。
この約束事の厳守が、まだまだ分かっていない。
社会では許されない約束を破るという行為。
それが、何を指すのか?。
その規範を知らなければ、社会人としては失格だ。
「来たい時に来て、休みたい時に休む。」
そんなも安易な考え方で仕事に来られては困るのである。
“あのお店は厳しいけれど、仕事は楽しい”
そんな口コミをひろげていいかなければ、アルバイトだった良い人材は集まらない。
それも、普段の仕事のさせ方に関わってくるし、そういう仕事のさせ方が、この地域の未来を明るくする事なのである。
仕事とは、「楽して稼げる」という場ではない。
工夫して結束して、達成感を味わう場である。
その事を、この地域の未来を背負う彼らに教えていく場でなのである。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
アルバイトだった人間が来てくれる。
本当に嬉しいものですね。
それは、彼にとっても思いで深い心に残る存在だったからこそわざわざ来てくれるのだと思います。
それは、成長した自分を見てもらいたいという心の現れでもあるのでしょう。
投稿: てっちゃん | 2012年12月 5日 (水) 06時37分
つい先日、私が部門チーフだった頃のアルバイト
だった人が会いに来てくれました。
もちろん、私だけが要因ではなく彼自身が
頑張っているのだと思いますが、立派になった
昔のアルバイトがわざわざ会いに来てくれる
というのは初めての経験なのでとても
嬉しかったです!
これも店長の醍醐味の一つですかね?
投稿: かわらい | 2012年12月 4日 (火) 22時57分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
プライドを持って仕事に臨む。
これは自分だけの問題ではなく他者に与える影響力も相当なものですね。特に組織のリーダーの姿勢から受ける影響はいかばかりか。
特に組織のリーダーは自分には見えない後ろ姿をしっかり部下に見られている事を、厳しく認識しなければならない。そこですべて見通されていることを知らなければならないと思います。
投稿: てっちゃん | 2012年12月 4日 (火) 22時12分
アルバイトで何を学び将来に活かしていけるのか?単なる小遣い稼ぎの場ではなく社会勉強の場としてのアルバイト。彼らを教えるにはまず教える側が仕事にプライドを持っているのか?楽しんで仕事をしているか?お客様と正面から向き合って奉仕しているか?挨拶ひとつにしても、社員が真剣にならねばアルバイトには響かない。更には店長が真剣でなければ社員に響かない。何事も率先垂範の姿勢を忘れてはならないと思います。
投稿: dadama | 2012年12月 4日 (火) 21時34分