秋のスペシャル番組から
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
昨秋から今年にかけて人気ドラマだった「最後から二番目の恋」。
そのスペシャル番組が先日放映された。
相変わらず、小泉今日子と中井貴一との掛け合いは、ドラマを超えて仲の良い夫婦がやり合う会話の域に達しており、このことにより二人のストレス発散と結びつきの強まりを促進させる会話が聞いていて楽しい。
面白かったのは、それに先立って前日に放映された前回の最終回だった
実は、最終回を留守録で取り逃していたため最後のフィナーレを見れずじまいだったのだが、
秋のスペシャル番組の為に前日に放映してくれたのだった。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-1e2d.html
そして今回、ようやくこのドラマの完結を見届けることが出来た。
その中で、中井貴一と小泉今日子がお互いの若い恋人を別れた後に語り合うシーンに考えさせられた。
「年を増すごとに、恋愛が分からなくなってくる。」
「しかし、分かったふりをしていたい。これが大人。」
それをしみじみと二人で素直に語り合うシーンが、見ているものを癒してくれた。
そして、恋愛とは?。
私も人に自慢できるほどの恋愛経験は無い。
いやむしろ、本当の恋愛経験は無かったかも知れない。
それを体験するのは、結婚してからだったかも(のろけでは無い!)。
しかし、結婚生活が長くなると、特にお互いにその期間が長くなると、結婚観というものが固まってくる。
結婚生活とは、なんぞや。
そんな結婚観だ。
お互いに恋愛関係同士、またはお見合い等から付き合い始めたカップルもあろう。
短期間、長期間問わずお互いの赤い糸に結ばれ(ダセェー言い方!)、結婚する。
しかし、結婚以前から抱いていた結婚観から徐々にギャップが生じていずれぶつかることになる。
それは、まったく違った人生を歩んできた二人が共同生活をしていくわけだから当然の成り行きではある。
その繰り返しを通して、あ互いを知り自分を知り、お互いの価値観を創造していくことになる。
このお互いの価値観を交わらせて、二人の世界を築いていく共同作業が結婚なのだと思うようになった。
それには、お互いのを知った上で、自分に無い相手の尊敬出来る価値を知り、自分の人生に取り入れられることのできる相手であることが重要となる。
私は、女房から「本気で生きる」人生観を学んだ。
女房は、私から「全体を見る」世界観を学んだ。
今まで表面上の付き合いや関わりで人間関係を築いてきた私は、女房と生活をするようになってから、相手の内面に切り込んでいく人間関係に気付いた。
それは、何度も何度もぶつかりあいながら少しずつ理解していくこととなる。
それは女房とて同じことだったのだと思う。
そうやってお互いに学び合いながら成長し、二人の人生観を築いていく。
結果的に、この事が二人の結婚観であり人生観へ広がっていくのだろう。
それは、一人の男と女が命を賭けて取り組む人生なのだと思う。
平穏無事な結婚生活など無い。
同様に平穏無事な人生も無い。
必ず乗り越えるべき、波があり、壁がある。
そうやって、長く生きてきた二人の人生。
継続は力なりとは言うが、結婚生活も継続することで見えてくる「道」がある。
子供が巣立ち、また二人きりに戻るとき、二人の結婚観が強い絆で結ばれていたいものだ。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
いよいよdadamaさんもおじいちゃんですか(笑)。
それにしても、そんな相談を奥様よりも優先してくれる息子さんも立派ですね。
親子の絆というより男と男の絆ですね。
投稿: てっちゃん | 2012年11月 5日 (月) 22時27分
昨日、息子がコソコソと「会いたい」とメールが来たので何事かと思いきや、将来を考えている相手がいるとの告白&相談でした。
相手はハーフでお父さんがアメリカ人。
「それは真剣に俺もNOVA留学しなければ」との一言で安心して帰っていきました。
まだ家内には内緒ですが(笑)
息子も恋愛に悩む時期がきたようです。
投稿: dadama | 2012年11月 5日 (月) 17時26分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
どちらかが相手を尊敬出来ないと難しいでしょうね。
だから、そんな相手と結ばれる事が大切であり、そんな相手と繋がろうとすることが大切。
そして、付き合ってからも結婚してからも更にお互いに成長して行こうとする姿勢があればどんな壁でも乗り越えて行けるものだと思います。
投稿: てっちゃん | 2012年11月 4日 (日) 22時28分
何か、コメントと考えましたがてっちゃんの結婚観が全くその通りで返す言葉が見つかりません(笑)
仕事で落ち込んだ時、テンションが低い時「早く家に帰りたい」と思える家庭の存在。家庭はお互いのオアシスの存在であり、オアシスを夫婦で守り続けて生きたいと思います。相手の人生観・価値観の尊重、お互いの尊重の気持ちがないと壁も越せれないでしょう。
投稿: dadama | 2012年11月 4日 (日) 21時39分