秒読み
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
11月に入り、いよいよオープンも秒読み段階。
スケジュールもバタバタと決まっていく。
鍵の引き渡し、陳列の日程、什器備品の納品日程等の日程の詳細が明確になった。
「いよいよ、焦ってきたかい?」
焦りというより、徐々に冷静になっていく自分がいる。
内部が固まってくると見えてくるもの。
建物だけの存在だった今までは、その外側からのイメージが先行し、どうしても働くというイメージが湧いて来なかった。
しかし、内部が形になってくると、実際に自分たちが働く場が見えてくる。
どこに何を置いて、どんな仕事をするのか?。
どの場所でどんな商品を提案するのか?。
商品も含めたイメージがどんどん沸き上がってくる。
なぜか、そんな時ほど冷静になれるのである。
いつものように、メインの入り口から店内を眺めてみる。
“ここからお客様が来店し、店内を感じるのか”
見通しの良い店内と青果主通路の開放感。
そこから続く鮮魚までの直線。
“ここに商品が並んだらどんな感じになるのか”
イメージがどんどん溢れてくる。
その時の果実や野菜の色合いから受けるイメージ。
更に、その場での従業員とお客様との溢れる笑顔。
“さて、どんなお客様が来店されるのか?”
朝のお客様、昼のお客様、夜のお客様。
固定客となって、毎朝会話を交わす方がどれほど出来るだろうか?。
かって居たお店に援助に行くと、未だに声を掛けて下さるお客様がたくさんいる。
そんな関係を、どういち早く築くか?。
そんな妄想がどんどん沸き立ち、冷静になっていくのである。
更に、どの売場を「伝説の売場」として育成するか。
これもまた別の楽しみでもある。
まずは、開店して実際のお客様がご来店してからだ。
どのような客導線を描いて買い回りしてくれるのか?。
仮説と検証。
実在のお客様があっての、仮説と検証である。
| 固定リンク
「店長の仕事」カテゴリの記事
- CEO兼店長(2022.08.10)
- 報告書の作成(2022.07.05)
- 自店を正しく理解する(2022.07.29)
- お盆商戦を考察する(2022.07.28)
コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
開店から一週間程度は、本部主導の売場が展開されますよ。これはもう諦めるしか無い。ボージョレーをダイナミックにと言っても、数ヶ月前に終了した事となだめられる。
よって、私のカラーは年が明けてからのお楽しみです。伝説の売場は果たして発見できるかどうか不安ですね。
投稿: てっちゃん | 2012年11月 1日 (木) 22時51分
どんさん、コメントありがとうございます。
いよいよ秒読み体制です。
今後とも、よろしくお願い致します。
投稿: てっちゃん | 2012年11月 1日 (木) 22時40分
いよいよ、開戦?間近になりましたね。
当社は本部中心のレイアウトで進みますが、お店のレイアウトや商品構成はてっちゃんに主導権があるのですか?
商圏調査や競合環境から描き出したストアコンセプトを店と本部が共有出来ず店長の意思が見えない店舗が出来上がる。当社の場合、暗黙に店長<本部の力関係が存在します。
本部を論破出来ない店長自身のレベルにも問題はあるのですが(笑)
新店で店長のカラーが出せる企業体質は羨ましい反面、責任も負う訳ですからプレッシャーも計り知れないでしょうね。
伝説の売場の報告楽しみにしています。
投稿: dadama | 2012年11月 1日 (木) 22時18分
いつも勉強させていただいております
新店の成功を願っております
投稿: どん | 2012年11月 1日 (木) 19時04分