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2012年11月30日 (金)

意思疎通の構築

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、底値からの回復を記した。

 本部主導から店舗主導へ。

そして、パートさん達の販売技術の成長の結果、お客様の支持を得て営業実績が回復していく過程を記した。

そして、いよいよ私も待ち切れずに、バイヤーへ電話をした。

 「週末りんごを仕掛けよう!。」

日本が世界に誇るりんごである。

 「サンふじりんご」。

今が一年で最高に美味しい時期。

最近の私の朝食は、「サンふじりんご」のみ。
朝が早いという事もあるが、はやり一番の理由は「味」。

 たっぷりと「蜜」が入り、本当に美味しい。

今年は、みかんが裏年ではあるが、小サイズが豊富で「2S」「S」が多いようで、当店でもみかんの需要が高まっているが、ここで一発「蜜入り」のりんごを噛ましておく事は重要である。

 そんな思惑からバイヤーと連携したが。

担当者との連携がまずく、今ひとつ徹底した蜜入りりんごが仕掛けられなかった。

 各担当者とのコミュニケーション。

より具体的に、いつ、どこで、何を、どんな展開で、の擦り合わせをしなければ実現しない事がよくわかった。

従来であれば、私の言うイメージを理解した担当者達が、「あ」と言えば「うん」と答えて売場を造ってくれたが、これからはそうはいかない。

 そのへんの意思疎通も、私の大いなる課題。

とは言いながらも、私のマイク放送や休憩室でりんごをかじる私の姿に呼応したパートさんが蜜入りりんごを購入して家族から好評だったことを伝えてくれる。

販売技術の育成とは、旬の展開を通して一つの事例から、他部門の担当者達も自分の部門の商品に置き換えて考え、実行してみることから始まる。

少しずつではあるが、本部主導の店舗に、カラーを入れ込んでいきたい。

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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
まずは、部下といろいろな価値観やいろいろな視点を共有することから始まると思います。
そしてその共有のなかから、同じ方向を見る、同じ視点を持つ。
何度も何度も同じ視点で見た売場を造りながら成功事例を積み重ねながら、店長の言葉を理解していく。
それには、店長自らがリスクを持って自らの方向性を示さなければならない。そんな勇気ある行動を取る店長には、魅力が詰まっているのだと思います。

投稿: てっちゃん | 2012年12月 1日 (土) 00時46分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
自分と関わる人間が確実に力を付けて活躍していく。そんな姿を見ていると嬉しくなってきますね。
そして、役職定年。
実定年の前に存在する「役職定年」制度。我が社は中小故、まだ役職定年制度は敷かれていませんが、大手になるとそんなオオナタを振らないと企業がもたいないのでしょうね。
しかし、限りある人生と認識した瞬間から光り輝いていくものではないでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2012年12月 1日 (土) 00時41分

意志疎通、本当に難しいなと日々感じています。
人それぞれ色々な考えがあるなかで
いかにお客様目線で自分の意見を分かってもらい
実行してもらうか?
ずっと勉強ですね。

投稿: かわらい | 2012年11月30日 (金) 23時09分

現場力=コミュニケーション力でしょうね。
私の店も現場力が芽生えててきたかなと感じています。店長一人でやれる事なぞ知れています。店長の想いに共感して実行してくれるメンバーの存在。日々のコミュニケーションから生み出される意思疎通が大切であると思います。
最近はメンバーと対立する事もしばしば(笑)。でも対立すると言う事はメンバーが意思を持って売場作りに取組み出した証であり、心強く感じております。
明日から師走、あっと言う間の一年。
役職定年までに残された時間もあと僅か・・・会社とメンバーと前向きに戦いながら(笑)商売の楽しさ=お客様への奉仕に取組んで参りたいと思っています。

投稿: dadama | 2012年11月30日 (金) 18時02分

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