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2012年11月

2012年11月30日 (金)

意思疎通の構築

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、底値からの回復を記した。

 本部主導から店舗主導へ。

そして、パートさん達の販売技術の成長の結果、お客様の支持を得て営業実績が回復していく過程を記した。

そして、いよいよ私も待ち切れずに、バイヤーへ電話をした。

 「週末りんごを仕掛けよう!。」

日本が世界に誇るりんごである。

 「サンふじりんご」。

今が一年で最高に美味しい時期。

最近の私の朝食は、「サンふじりんご」のみ。
朝が早いという事もあるが、はやり一番の理由は「味」。

 たっぷりと「蜜」が入り、本当に美味しい。

今年は、みかんが裏年ではあるが、小サイズが豊富で「2S」「S」が多いようで、当店でもみかんの需要が高まっているが、ここで一発「蜜入り」のりんごを噛ましておく事は重要である。

 そんな思惑からバイヤーと連携したが。

担当者との連携がまずく、今ひとつ徹底した蜜入りりんごが仕掛けられなかった。

 各担当者とのコミュニケーション。

より具体的に、いつ、どこで、何を、どんな展開で、の擦り合わせをしなければ実現しない事がよくわかった。

従来であれば、私の言うイメージを理解した担当者達が、「あ」と言えば「うん」と答えて売場を造ってくれたが、これからはそうはいかない。

 そのへんの意思疎通も、私の大いなる課題。

とは言いながらも、私のマイク放送や休憩室でりんごをかじる私の姿に呼応したパートさんが蜜入りりんごを購入して家族から好評だったことを伝えてくれる。

販売技術の育成とは、旬の展開を通して一つの事例から、他部門の担当者達も自分の部門の商品に置き換えて考え、実行してみることから始まる。

少しずつではあるが、本部主導の店舗に、カラーを入れ込んでいきたい。

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2012年11月29日 (木)

色が出せない

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


開店時に関係者から、よく言われた言葉。

 「てっちゃんの色が出ていないね。」

何人の人から聞いただろうか。
要は、開店時から私の色を期待していたらしい。

今回の開店では、私は一切売場と商品には口も手も出していない。
だから、私の色が出ていないと言われれば、その通りだ。

 至ってベーシックな売場と商品展開。

開店から最初の日曜日までは、いわば開店のお祭り。
何と言ってもチラシ商品の動きが全てであり、その他の定番の品揃え商品の購入頻度はその日のメニューに合わせた買い回りは少なく、如何にチラシ商品を全面打ち出して混雑した店内で分かり易く見易く買い易い展開をすべきかが、新店オープン時の鉄則だと思っている。

まして、店舗人員だけではなく、本部商品部が主導でチラシ商品を選定しその商品でいくら売って予算達成させるか、更に必要人員を他店からの援助計画で満たしながらトータル計画を立てていく。

その縦割り主導で計画と実践を進めていくのが一番効率の良い開店のさせ方でもある。

それだけ、新店開店時のチラシとは強烈であり、その商品を目的に来店されるお客様の数も相当である。

 その期待を裏切る売場は造れない。

ある意味、この期間の店長の仕事とは、全ての計画を本部主導に委ねお客様の動向と商品動向を見続け、事前に仮説を立てたお客様の実像を検証するのが本質だと思っている。

だから、この二週間で見えてきた事実は本当に大きい。

 “意外に、こんなお客様が多い”
 “意外に、こんな時間帯が強い”
 “意外に、こんな商品が売れる”

そしていよいよ12月。

 ようやく店舗運営の軸に販売を据える時だ。

「そろそろ、本部主導の販売計画から、我々店舗のチーフ主導で売場計画を立案していく時期だ。いままで見てきたお客様の動向から、自分の意志を全面に出して計画立案していく時期だぞ。」

 チーフミーティング時の私のコメント。

いよいよ、私の色とチーフの色が混じり合う時がきたようだ。





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2012年11月28日 (水)

訪問者達

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今回の開店に際しては、実に多くの方の訪問を受けた。

 直接影響を受ける競合各社の方々。

更に、遠方の同僚は元同僚。
そして、ブログ仲間達。
更には、メーカーや市場の方達等々だ。

 本当にありがたい事です。

そして、何も対応出来なかった事が悔やまれる。

 また、ブログでも応援メッセージが相次いだ。

コメントへの御礼にも遅れをとってしまい、失礼をしてしまったが、多くの方の関心の高さが理解できた。

 そして、今回も初めてお会いする方がいた。

大変な「勇気」だと思う。
おそらく、自費で駆けつけてくれたのだろう。

 その勇気と行動力には脱帽だ。

まだまだ私の色にはなっていないが、企業として何を打ち出したいのかというコンセプトは明確になっていたと思う。

そして、彼の訪問者の来店という事実は、全て私のエネルギーになっている。

 私のお店を見に来るという情熱。

これが私に伝わるのである。
そして、その勇気とパワーを頂き、この新店を更に自力で完成させていきたいとい具体的行動に繋がるのである。

人間とは、他者との関わりの中で強くもなり、弱くもなる。
自力で全て解決出来ればそれに超した事は無いのだが、とはいっても一人というのはどこかで弱い存在でもある。

実際に会う機会はすくないものの、今回も多くの方々から支援のコメントを頂いた(返答まで時間がかかりましたが)。
そして、それは私にとっても多くの勇気と癒しをくれたのである。
今回の、店舗への訪問者も同様である。

 “わざわざ来てくれたのか!”

これは、本当に嬉しい事である。
今後も、いろいろな方が来てくれるだろう。

 しかし、店舗援助もいなくなる。

自前の本当の実力を試されるのもこれからの事だ。

 自信を持って招き入れられるかどうか。

今後の、私の試金石となる。






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2012年11月27日 (火)

景色に見蕩れる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、クレーム処理について。

 そしてその流れで、遠方までクルマを走らせた。

ナビでチェックすると、片道約15k程度。

 “えぇ〜っ、ちょっと遠いなぁ〜”

しかし、行くと決めたら行くしか無い。

 外は、快晴のすばらしい好天だ。

私が向かった遠方には、快晴の男体山の勇姿。

 “奇麗だ!”

思わず唸ってしまった。

かって、富士山麓のお店をMRした時も同様に思ったものだ。
高い山がそびえる麓の景色は格別である。

この店舗から眺める男体山系の山々も本当に良い景色である。
本来なら、憂鬱になるクレーム処理の行程であるが、電話での対応もさっぱりしていて、ここまで来てくれる事に感謝されたぐらいだから、気楽な行程ではあった。

 更に、この景色だ。

クレーム処理ではあるが、何故か心が浮き浮きしてくる運転だった。

自宅からは遠方となるが、こんな環境でこれからの仕事をしていくのである。

 地域のお客様方の反応も良さそうだ。

心洗われる日々を過ごしていきたいものだ。

 しかし、厳しい冬が目の前に迫っていもいる。





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2012年11月26日 (月)

クレーム処理から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


開店2日目以降ともなれば、クレームもいよいよ発生してくる。

 意外に多いのが、商品の紛失。

あれだけの混雑の中での買物。

 紛失したのか盗難にあったのか?

それとも、他人の買物商品と間違えて持ち帰えられたのか。
それは分からないが、商品の紛失の電話が多かった。

通常であれば、サービスカウンターに届けられた落とし物や忘れ物以外は対応しないのだが、この店舗では当面の間、対応する事にしている。

 初めての店舗であるから。

我々もそうだが、お客様にとっても初めて。
だから、賑わいの中で一品二品置き忘れたりしてもおかしくない。

 「特売のラーメンが入ってなかったんだけど。」
 「買ったお弁当が入ってなかったんだけど。」

「今回ばかりは、あの混雑の中で紛失した恐れもございます。せっかくご来店していただいて気分の悪い想いをされたでしょうから、レシートをお持ちでしたら今度ご来店の折に差し上げますよ。」

開店時に遠くから来店されて、更には長い駐車待ちの挙げ句に、商品紛失では気の毒だ。
そんな気持ちを察しての対応をしていきたいと思っている。
更には、往復30k程度のクレーム処理も実施している。

普段はともかく、今回は遠方からの来店も多かった。
だから、近いお客様は今後も来て頂けるが、10k20kのお客様は来いとは言えない。

 こちらから伺って、対処してきた。

流石に、この距離を来てくれたというだけで、満足されるお客様は多い。
1人でも2人で、それが口コミになってくれればそれで良い。

 クレームをチャンスに帰る。

クレームを電話だけで済ますのではなく、この機会に直接お客様と会い、顔を合わせてしっかり聞く。

この事を繰り返していけば、必ずファンになってくれると信じているからこそだ。

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2012年11月25日 (日)

ベーカリーの誤算

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、地域特性を記した。

 一番の大きな地域特性は?。

ベーカリーの強さだった。

 “これほどまでに、ベーカリーが強いとは!”

それは、感嘆符に近い驚きだ。

同じく同地区に位置する同社既存店もベーカリーは強い。
それはその街中立地に由来すると思っていた。

 しかしそれはこのエリアの不動の特性だった。

以前にも、ベーカリーの不振対策を記した。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-613c.html

開店時の広範囲な集客になれば、相当の商圏から集客している筈だ。
だからベーカリーの強い条件としての広商圏が満たされる開店時には、ベーカリーが強くなるのは当然だがそれ以降も落ち込みが少ない。

店舗売上に占めるベーカリーの構成比も以上に高い。

明らかに、ベーカリーの強いお店として定着していくだろう。

 そして、それは完全に私の見込み違い。

だから人員も通常の人員しか用意していない。
ベーカリー部門とは、ベーカリー強化の記事にも載せたが、位置部門でレジ清算まで完遂する部門である。
パンの製造技術を持つ従業員がレジに取られれば、製造能力が落ちてしまう。
売れれば売れるほど、レジ人員プラス袋詰め作業も発生するから、製造人員がますます足りなくなる。

そんな中での開店からのベーカリーのてんやわんや。

チーフをはじめ、本部からのバイヤー、トレーナー、そして各店援助者の苦労は想像に足る。

嬉しい悲鳴でもあるが、全てが製造商品でもあり、売れれば売れるほど人時を必要とする部門特性と熟練技術を擁する特性。

絶対的な差別化も出来るが、それ以前に、人員確保が私のベーカリーに対する最大の支援である。





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2012年11月24日 (土)

地域特性

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


開店初日から、地域特性は出ていた。

 所謂、魚文化の地域。

かって、交通の便が発達していない時代は、魚は保存して流通していた。
そして貴重なカルシウム源。
だから、塩鮭鱒や魚卵、更に塩干物の強みで鮮魚の構成比が高いものだが、まさにそんなエリアである。

それが、街中エリアであれば、特売の中での牛肉の構成比が以上に高まり、精肉の売上が極端に高まるエリアもある。

同様のチラシ原稿でも、お客様の反応は「鮮魚」だった。

 生いか、切り身、魚卵等。

鮮魚品から塩干品に至まで幅広く購入されている。

 そして、「マグロ」だ。

主力に集中するきらいはあるが、なにせマグロは強い。
結局、初日のマグロは完全に売場がお客様に追いついていない状態。
これだけの各店のプロが集結するなかでの、品薄状態だからいかに回転していたかが分かる。

私は、魚文化の地域ほど、当社の伸びしろは広いと思っている。

 それだけ、精肉は後から伸びてくるもの。

当初の華やかな売上とは裏腹に、品質の違いが味に現れて、それがお客様に理解されるまでには、結構なタイムラグがある。

その間に、肉の品質に理解を示すお客様を囲い込めば、ファンの増加に繋がるだろう。

とは言うものの、「和」の文化かと言えば、それも違う。

 客層の若さが溢れていた。

味の良いシャンパンやリキュール、そしてチーズ類の動き。
更には、ちょっと高級なドレッシングや焼きたれ、そして今半のすき焼きのたれ等が意外に売れて欠品状態。

 地域が変われば、嗜好も変わる。

そして、やま文化とも言える魚嗜好。

 この地域特性を武器にできるかどうか。

今後の私の腕に掛かっていると言えるだろう。
この事実からは逃げる事は出来ないのだ。







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2012年11月23日 (金)

客層の変化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


こんなに、客層が変わるのか?。

 開店初日の事である。

午前中は、目玉商品購入目的のお客様が多く来店。

 流石に、これだけの目玉価格であれば当然。

定番に比較的にお客様が入っているとは言え、まだまだ売れてはいない。

 「まだ、午後から来るからいいよ!。」

そんなお客様の言葉も聞かれた。

 “えっ、今日この後も来るの?”

そう思って振り返った。
お客様がそう話していた。

そしてその通り。

 午後からは、定番が動き出す。

その流れは、夕方から夜になるほど加速する。

 “ここまで客層が変わるのか?”

客層が変わったのでは無いのかも知れない。
単に同じお客様の購入商品が変わったのかも知れない。

更には、目玉商品の限定数量が売り切れてしまい、ワンストップショッピングからの定番商品の動きが目立ってきたのかも知れない。

 しかし、定番商品がボコボコに崩れている。

そして、お昼からピーク前のアイドルタイムの凸凹も少ない。
これは、レジにとっては運営し易い環境かもしれない。
ロングタイムのパートさんたちの存在は、お昼後のお客様の少ない時間帯(アイドルタイム)の過剰人員に繋がるが、アイドルタイムが無くなれば、その事も緩和される。
更に、常に商品が回転しているわけだから、売場の鮮度維持も比較的容易だ。
今後、平常に戻った際にもこの事が維持されるかどうかは分からないが、その傾向は引きずるだろう。

そして、夜。

 知り合いのマネキンさんが買物していた。

あら、てっちゃん店長。
彼女の買物の帰り際に声を掛けられた。

 マネキンの仕事帰りだという。

家が近いため、途中で寄ったという。
混雑の少ない幹線道路沿いのため、通勤に使用する方が多いのだろう。

 勤務後の買物場所として定着してくれれば。

初日だけでも、いろいろな事実が見えてきた。





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2012年11月22日 (木)

アクシデント

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


開店初日は、アクシデントの連続だった。

 思えば、まつ食い虫の発生からだったのか。

前日にはpop作成プリンタの調子が悪くメーカーさんとのやり取りで無駄な時間を食ってしまった。

全てが新しい機器でのスタートだから、どこかしらはスムーズに稼働しないものだが、よりによって前日に不調とは。

営業していないところからの試運転は欠かせないものだが、営業しない店舗と営業している店舗での稼働する機器の如何に多い事か。
普段は当たり前に稼働している機器類が、いざ新品で接続し終えたばかりの状態でまともに稼働するかどうかの試運転はしておくべきだった。

そして初日。

 過労での体調不良。
 急いでいての指の擦傷。
 
従来の店舗研修とは比較にならない作業指示書に追われるパートさん達。

駐車場に入りきれないクルマでの交通渋滞。
駐車台数が絶対的に少なかったため、臨時駐車場も確保したがそれでも満杯状態。
建設業者にもお願いして、臨時の駐車導入係を演じて頂いた。

更には駐車場でのカートによる物損。
カートが流れてしまって、事故寸前で回避出来たが、お叱りの言葉。

遠方に借り入れた従業員駐車場からの送迎運転手の現場での意志疎通不足。
徒歩3kの為、自前のクルマで送迎者を数名選出したが、そこでの待ち合わせ場所の確認不足から、従業員が違った場所で待ち合わせをしてしまい遅刻者も発生。

 しかし、売場だけはしっかりキープ。

各部の縦割りでのマネジメントで、多店舗からの援助者やメーカー協賛の支援もあり、売場だけはしっかりキープできていた。

 流石、商品部が本気になると違うなぁ〜。

どれだけ売れても、売場が崩れない。
そして、不思議にこの日は商品クレームはゼロだった。

 “まだ食べていないからだよ”

その通りだ。この件に関しては後日レポート。

好天に恵まれた為、日中の中向け状態が一時期発生したが、午後3時からは再度たくさんのお客様がご来店。

 不思議に、午前中のお客様とは買い回りが違う。

定番品の動きが出来てきたか。
ここが重要なところだ。

 定番を購入して頂けるお店。

究極は、この事がスーパーマーケットにとっては生命線。
定番の強いお店。最後はここに至らなければならいない。
流石に、街中立地と違って、夜の賑わいは多少劣るようだ。

 足が棒のようになった開店初日。

いよいよ今日から、お客様との格闘が始まる。


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2012年11月21日 (水)

命投入の儀式

皆さん、今日は。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



いよいよ、開店日。

 快晴の朝だった。

出社する為に家を出た時は、満点の星空だったが、その後店舗に着いて各部に挨拶回りを終えると、本当に奇麗な日の出を見る事が出来た。

 この日の出は、一生忘れまい。

その朝日を受けて、私は命を吹き込まれたようだ。
既に、ベーカリーや生鮮部門は本部スタッフを含めて商品化が始まっていた。

各部とも、相当の緊張感がバックヤードを覆っていた。

 “この緊張の糸は、刺激しまい”

それ程、ぴりぴりした緊張感が漲(みなぎ)っている。
前日に納品された生花をお客様用出入口に異動し、風除室をショッピングカートで一杯にし、無駄なカートを表に出した時、東の空からもの凄い勢いと光線で朝日が私の体を刺してきた。

 “痛いくらいの朝日だ”

こんな強い光を浴びたのは初めてだった。
この心に残る朝日を、私は一生の宝とするだろう。

そして、早朝の時が進み、いよいよ全従業員でこの建物に命を吹き込む儀式の時が来た。

 「全従業員はレジ前に集合!。」

そんなかけ声で、緊張感を崩せないパートさん達が小走りで集まってくる。

 「おはようございます。全体朝礼始めます!。」

全員の「ハイ。」の返事が建物内に鳴り響く。
この儀式の為に、トップが来て頂いていた。

 この地域に出店する意義。

このお店に対する使命と期待を話して頂いた。

 「それでは、このお店に我々の手で命を吹き込みましょう!。」

挨拶訓練の始まりである。
この為に、月二回の接客研修も続けてきた。

 一人一人の笑顔と切れの良い声が響いた。

さて、いよいよ船出である。




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2012年11月20日 (火)

空白の時

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



「おいおいてっちゃん、いつまで焦(じ)らすんだい?」

 そんな声が聞こえてきそうである。

という事で、先日無事オープンすることが出来ました。

開店の慌ただしさを憂い、事前に書き溜めた記事でいままで繋いできましたが、いよいよ開店日記を載せる事が出来ました。

開店前の数日は、ほとんど仕事は手につかなかった。

 「心ここにあらず」とは言うが、まったくその通り。

特に前日は、気が焦るばかりでダメだった。

 「いままでで、こんなに余裕のある人はいないよ」

何人かの取引先の方には言われたが、内心はメタメタだった。
どう思考力を集中させようとしても、頭が回転しない。

 自分が今すべき事が見えて来ない。

要は、地に足がついていない状態。

 何故か?。

早く、この店舗を引き受けたい気持ちが強かったのだろう。

 “早く、我々従業員が主役になりたい”
 “早く、地域のお客様と出会いたい”
 “早く、商品の動向が見てみたい”

そんな気持ちが強すぎたのだろう。

 そう思えば思うほど、心の焦りが止まらない。

そんな気持ちのまま翌日を迎える事になる。
いよいよ生鮮部門が稼働し、青果、鮮魚、精肉、惣菜等が売場を飾っていく。

無機質な店舗が、人の意志を有した商品で埋められていくにつれて、華やかさを身に付けていく。

 彩りが加えられていくのである。

お店とは、建物の事ではない。
お店とは、売り手と買い手の戦いの場。
そこに介在するのは、意志を持った商品である。

そして、いよいよ命を吹き込む儀式。

 全体朝礼だ。

それは、また明日。

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2012年11月19日 (月)

個人商店のキーワード

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


近くに大きなスーパーが出店すると、個人商店が衰退していく。

 大型店出店に即して閉店する個人商店もある。

従来は無競争エリアに守られて温存されてきた個人商店であるが、いずれ競争の渦に巻き込まれていく。

比較的大型の個人商店であっても、その波は尋常ではない。
これだけ、大型店同士の競争が激化していけば、人知れずその歴史に幕を下ろす店舗も多いだろう。

ますます、個人商店の個性が重要なのだろう。

 隣の大型店では出せない「価格」。
 隣の大型店には無い、「品揃え」。
 隣の大型店には出来ない「密着」。

要は、個人商店が個人商店らしさを全面に打ち出し、地域に根ざした商品をタイムリーに仕入れ、タイムリーな顧客にタイムリーに販売出来る事。

 この「タイムリー」というキーワーが重要だ。

限られたスペースで、限られた品揃えをし、限られた顧客に販売しなければならない個人商店にとって、タイムリーというキーワードは実に重要な要素を有している。

だから、品揃えは変化していって良いと言える。
逆に、変えていかなければ、有限な環境に対してタイムリーが実現出来ない。

日本の四季や歳時記に対して、豊富な商品が存在するが、有限な環境下ではそこからジャストインタイムに絞り込んだ商品を、ジャストインタイムにセレクトして投入しなければならない。

幸いに、日本には四季があり、寒暖があり、歳時記がある。
その流れに従って、人間はその時々を楽しみ人生を豊かに過ごしている。

その地域の人々に、順応して絞り込む事が出来るかどうかだ。

そのような視点で絞り込みを考え実行すれば、お客様には明確に伝わるものだ。

 決して新しい事に先手を打つ事ではない。

チャンスは、すぐそばに横たわっているものだ。





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2012年11月18日 (日)

異邦人

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

開店前のアクシデント。

 「店長!、虫がいっぱい湧いているんですぅ〜!。」

開店を二日後に控えたある日、何故か突然に店舗入り口付近から、黒い虫(何かの幼虫のような)が湧いて出たのである。

 “この異邦人のような虫はなんだ!”

よく見ると、入り口付近から数匹は店内に入り込み、うじうじと徘徊しているではないか。

 それにしても、不気味な黒だ。

上司に相談し、その虫の正体を解明した。

 まつくい虫。

この地域では、意外に多く発生するらしい。

 “しかし、この幼虫は要注意だ!” 

(*おやじギャグでは無い!)。

こんなのが開店してから店内を徘徊したらと思うと、ゾッとしてしまう。
しかし、一日で死滅してしまうという。

 “こんなのが数日生きていたら、大変だ!”

夏場に蚊や虫が窓にみっちり着いてしまうのなら以前にも経験したが、こんな気持ちの悪い幼虫がうじゃうじゃ湧いているのは初めてだ。

思えば、新店の初年度とは、かってはその地はまっさらな更地だったはず。
だから、そこに住む動植物から見れば、我々の店舗自体が異邦人なのである。
そして当面はその店舗周辺は、以前の動植物の生活圏として機能しようとする。

 それが、その店舗の初年度の宿命。

だから、その地域で棲息していた異邦人の来訪を受けるのである。

 それが、このこの店舗では「松食い虫」だった。

しかし、バックヤード方面ではなく店舗入り口方面に発声されるのは困る。
この異邦人が店舗入り口でウジウジ徘徊されては、本当に困る。

 開店まで、何としても食い止めねば。







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2012年11月17日 (土)

店内使用書

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店舗引き渡し後は、各取り扱い説明に明け暮れる。

 空調や各種キー、そして照明類の操作説明。

いずれ冷蔵機械等も説明があるだろう。
これらの機械類も日々進化しているだろうから、最新店舗では最新の機器が導入され、以前の機器と比べて使い易さを実感することになる。

特にタッチパネルの導入により、スマホよろしく空調類の操作も全てタッチパネルひとつで操作できる集中管理に進化している。

我々世代はどうしてもかってのアナログ的な、しっかりボタンを押す式のモノの方が確実で安心なのだが、一つのパネルで集中した操作を可能にするにはこちらの方がより現実的なのだろう。

そうやって我々は新店へ引き渡しを受ける。

 そして、店舗のパートさん達への引き渡し。

その為には、我々が取り説を受けるように、パートさん達にも取り説を申し送らなければならない。

 例えば、休憩室の使い方。
 例えば、トイレの使い方。
 例えば、更衣室の使い方。

休憩室では、椅子は使う時だけ使用する事。
トイレでは、スリッパの後ろの踵を揃える事。
更衣室では、ロッカーは使用後は空ける事。

 等々である。

要は、使用後の事を考えて自分が使用する事を再度確認したものだ。
それらを、店舗に初出社したパートさん達に配布して、各チーフに説明して回らせた。

更に、店内の品揃えされている売場を詳細に徘徊してもらった。

 開店後はお客様に売場を聞かれる機械が多い。

我々も初めてなら、お客様は更に初めての店舗である。
どこに何が品揃えされているか、全く知らないお客様がほとんどである。

 お客様に聞かれたときに、即答出来る為に。

その為には、我々従業員が売場を熟知していなければならない。

 極力、売場の詳細な品揃えを把握しておく事。

特に、食品、雑貨からお酒、そして菓子へ向かう売場。
この細かい売場の概ねの居場所が重要。

更に、この機会に避難誘導の考え方と避難誘導灯や避難口を案内し、震災を事例として実際に震災に遭遇した時に心得るべき重要事項も説明した。

いずれ避難訓練は実施するが、その前に誘導すべき避難口を入所したときに即説明しておく事は大切だ。

心無しか笑顔で聞き入るパートさん達の満面の笑みが嬉しかった。






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2012年11月16日 (金)

足を踏み入れる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


開店前の準備段階。

 いろいろな準備でパートさん達が足を踏み入れる。

彼女らの表情を見ていると、何か楽しそう。

 “これが私たちの仕事場か”

そう思うと、新店の真新しい匂いに心躍るのだろう。
今まで、いろいろな店舗で研修を受けてきた。

 居抜きで入居している研修店舗。
 一年以上前にオープンした店舗。
 
いろいろな店舗で研修はしてきたが、いずれも自分のお店では無かった。
いろいろ気を使いながらの、肩身の狭い身分での研修生活。

 しかし、いよいよ自分のお店で活躍出来る。

誰に気遣う事無く、思いっきり自分の仕事が出来る。
是非、その想いをぶつけてほしいものだ。
そして、それを大きなパワーにしてほしい。

恐る恐る店内に入り、真新しい更衣室を使い、真新しいお手洗いを使用し、真新しい店内に入る。

 自分たちの働く場。

そこに初めて足を踏み入れる時、新店を開店する自分たちの本当の使命が明らかになる。

 本来、私たちはこのお店で働く為に入社したのだ。

しかし、とりあえず既存店で仕事の研修を始めた。
気分的に厳しい研修もあったろう。
辞めたいと思った事もあるだろう。

 しかし、この店舗で働くまでは。

そう、この一念でこれまでの研修を耐えてきたのだ。
だから、このお店に入店したパートさん達の表情は晴れやかだ。

 “是非、このお店の主役を務めてください”

彼女らを見ていると、そんなエールを送りたくなってくる。






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2012年11月15日 (木)

建物から店舗へ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


8月あたりから建物らしくなってきた店舗。

 しかし、なかなか実感が湧いて来ない。

9月になると骨組みが完成し屋根が付き、外壁も出来てきた。

10月からは、社名が入りようやくスーパーマーケットが建てられてきたかという認識が出来てくる。

11月になっていよいよ商品が入荷し陳列が開始されると、ようやく店舗としての実感が湧いてきた。

 如何に我々は、店舗を内部から見ていたか。

建物の外部を見ていても、どうもピンと来ないが、内部に商品が陳列されたとたんに親近感が湧いてくる。

やはり、我々は商品を軸にして商売をしている人間なんだと認識する。
商品が介在して初めて、自分の仕事の領域が見えてきて、そして使命がどんどん私に迫ってくるのが実感出来る。

商品が陳列されて初めて、店内の導線事に展開ストーリーが語られ、そのストーリーに沿って店内誘導がなされ、我々とお客様との格闘が繰り広げられるのである。

 “早く、生鮮、惣菜、ベーカリーを見たい”

それらを巻き込んだ後に、どんな世界が待っているのか。
それらは、お客様にとってどんな意味を持って迎え入れられるのか。

 徐々に、私にとっての店舗が完成されていく。

そして、いろいろな人の手に携わってきた建物が、我々の手で店舗として完成される。

 店舗の主役が地域のお客様と我々に巡ってくる時が来た。

この店舗に命を吹き込む儀式が、開店時の全体朝礼だ。
そして、挨拶訓練の皆の笑顔と発声で、この店舗は命が吹き込まれる。

 良い社員に恵まれた、だから良いお客様にも恵まれたい。

最強のメンバーで迎える開店である。




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2012年11月14日 (水)

ブルーな休日

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、オープン前の最後の休日を過ごした。

 次の休日は、いつになるか?。

そんな事よりも、休日とは言え全く心ここに有らずの状態が落ち着かなかった。

 こんなブルーな休日は、初めてである。

更に家のネット環境が不調でネットが繋がらず、更に不安感が広がる。

午前中はスタッドレスタイヤに履き替え、急いでルーターを買いに家電ショップに赴き購入し、更にルーターのセッティングをして、午後からは不在者投票に市役所に出かけ夕食に買い出し。

 挙げ句の果てに、外はどんよりとした曇り空。

私の心境を的確に物語る様相である。

明日からの慌ただしい日々に想いを巡らすと、どうしても落ち着いてはいられない。

 「開店日は晴れるのか?」
 「開店日は賑わうのか?」
 「開店日のトラブルは?」

想い込んだら尽きない不安が、次から次と溢れてくる。

 “早く、オープンしちまいたい”

そんな心境である。
外出しても、外の景色も心に飛び込んでは来ない。

 “いつの間に、こんなに落ち葉が増えたんだ”

しかし、この落ち葉ですら荒涼とした殺伐感だけが心に飛び込んでくる。
思えば、この数ヶ月感季節感を感じた事は無かった。

 たしかに、一夏を過ごした。
 残暑厳しい9月も過ごした。
 秋の夜長から肌寒い10月。

そしていよいよ開店を迎える季節。
しかし、外の景色と中の景色は心に留まっていはいない。

 全ては、採用と研修に集約される。

人が育つ姿だけは、見続けてきた。
彼女らが、どんな活躍をしてくれるのか?。
そんな楽しみはあるが、それ以前に最大の山を超えなければならない。

 それが、新店開店。

この空白の時間が一番苦しい時間である。




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2012年11月13日 (火)

激励

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


オープンに向け、商品陳列が進むある日、トップが来店した。

 私にとっては、おおいなる激励だった。

建物がある程度完成し、商品が何も陳列していない店内でお会いした事はあったが、今回の様にドライ商品が陳列され、徐々に店舗らしくなっていく店内でお会いしたのは初めて。

 商品が陳列されてきた店内。

そこは、より具体的にスーパーマーケットとしての様相を示してきた店内で、開店後の未来を占う予感を感じさせるフィールドである。

 そんなフィールドで、会話をした。

「商品が並んでくると、奇麗だなぁ〜。」

 「はい、店内に色が映えますね。」

「開店時は更に華やかになるだろう。」

トップとの会話は、心地よい緊張感をもたらしてくれる。

 “なんとしても、成功させなければ!”

更に、

 “この売場を、何としても維持しなければ”

奇麗に陳列された商品群だが、この売場を維持し続けるという事が我々現場の人間の最大の任務であり、そしてこの事が一番難しい事でもある。

 売場に商品を並べる事は出来る。

しかし、この完璧な状態を維持し続けるという事は、まさに自分との戦いの連続である。

特に、来店客数が読めず発注精度が低下して在庫過剰や不足が発生するのが、開店時の宿命。

 そしてそれは開店から半年程度続く事になる。

開店してからも、都度来店して我々を激励してくれる事になるだろうが、今日トップとお話をした事を忘れず心に抱きながら維持していきたいものだ。





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2012年11月12日 (月)

世界へ飛び出す②

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、へっぽこブログを披露してしまい申し訳ありませんでした。

 “自分で見ても恥ずかしい”

ました、通常の読者の方にお見せするには本当に恥ずかしい内容でした。

 そして、内容に無い記事には、アクセス数も厳しい。

これは、最近の内容の少ない(スーパー関係者にとって)の連続も影響しているのだろうか、アクセス数が頭打ちになっているのである。

そして昨日、ネット不通の要因であるルーターを購入して事なきを得た。

更に、昨日の続きである「ブリヂストン」。
自分の購入したタイヤのメーカーでもある為、カンブリア宮殿は見入ってしまった。

 「タイヤメーカーとして世界一」

そうだったのか。

番組を見ていると、その最大の要因は顧客サポート制度。
商品を販売し、そしてアフターケアをするだけでなく、その後の顧客の声を的確に分析し本社へ送る。
それらを収集してより精度の高い商品を世に送り出す。

 その循環がおそらく世界一なのだろう。

だからあれだけの心の余裕が、ドライビングでもたらされるのだろう。
特にタイヤは、自動車の車体と地面とを結ぶ唯一の物体。
乗る人の命を預かる装置と言っても過言ではない。

 ドライバーはそこから得る情報に一番敏感になる。

安心で安全なタイヤからは命の安全を得る訳だから、それはイコール「心の豊かさ」と言っても良いのだろう。

 走る、曲がる、止まる。

良く言われるクルマの基本性能。
それは、タイヤにも同じ事が言える。

 特に、曲がると止まるは直接命に関わる性能。

最後は止まって安全を確保するのだが、出来れば止まらずに曲がりながら安全を確保したいのが理想。
その高い理想を高い水準で達成し、運転者と意思疎通を高いレベルで満たしてくれるタイヤが、より良いタイヤと言えるとすれば、それを圧倒的に水を空けて満たしてくれるブリヂストンのタイヤは、まぎれも無く世界一なのかもしれない。

そんな事を昨日のブログでiphoneから投稿したかったのですが、敢えなく諦め、本日の記事に繋ぎました。




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2012年11月11日 (日)

世界へ飛び出す

皆さん、こんにちは。

食品スーパーで店長をしているてっちゃんです。
なぜか家中のネット回線が不通になり、ipho
neからの投稿になります。
先日のカンブリア宮殿は、ブリヂストン。
先週のこの記事でも取り上げた企業である。
そのレグノGR-XTは、そのドライビングフィールは「心を豊かにしてくれるドライブ」
流石にいち早く世界に飛び出しただけあって、その情報秀収集能力は半端ではなかった。
そしてそのノウハウは後日。

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2012年11月10日 (土)

ベーカリー強化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


インストアベーカリーを有するスーパーは有利なのか?。

 かっては強みとして位置づけられていた。

しかし、昨今の動向を見るとどうだろうか。

 「利益にならない」
 「人件費がかさむ」
 「生産性が低下する」

そんな「負」のイメージが付いて回る。
しかし、しっかりしたベーカリー部門が店舗内に存在しているという事は、特に若い世代の来店動機を促す結果となる。

 そう、私は信じている。

そして、自店へ来店して頂ける顧客の商圏を広げてくれる。

 美味しいパン屋さん。

そんな存在になれば、多少遠方からでも若年層の顧客がクルマで買物で来てくれる。また高齢の方も簡便性の高いあんぱん等の買物需要も意外に高まるものだ。

 しかし、ここ数年のベーカリーの低迷。

これは何を意味するのか。

 高齢化による、パン離れ?
 小麦粉高騰による高値化?
 パンメーカーの低価格化?
 個人営業のパン屋の台頭?

インストアベーカリーを取り巻く環境も厳しさが増しているようだ。

 しかし、環境のせいだけだろうか?。

私は、ベーカリー部門の特異性を強調する必要があると思っている。

 それは、清算まで含めて決着出来る部門だという事。

ベーカリーを購入するお客様は、必ずトング(パンを取るハサミ)とパンを取るトレイを取る。

 トングの隣が第一の磁石となる。

そして、そこから売場を買い回り、レジ清算する。

ベーカリー部門とは、店舗にもよるが店内で唯一別途レジ清算機能を持つ部門である。

 要は、ミニ店舗と言えるのだ。

だから、客導線を如何様にでも工夫して誘導できるのだ。

 客導線。

“ベーカリーでは関係ないだろう”

 「良いものを造れば、必ず売れる」

しかし、そう甘い時代ではない。
見せ方、並べ方、陳列の仕方で売上は大きく変わるのも。

 要は、お客様にどう伝えるか。

この部分を、ベーカリー担当者はまだまだ理解していない。

 単に、並べているだけ。

だから、迷走してしまう。

 トングからレジまでの販売ストーリー。

このストーリーをベーカリー担当者が熱く語れるか。
この訓練が今後のベーカリーの命運を握っているのではないか。





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2012年11月 9日 (金)

体型心理

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


現場から離れて約4ヶ月。

 自分の体型が大きく変化している。

要は、太ってきたという事だ。
どうしても従来の店長の一日の行動と現在を比較すると、歩く距離や消費するカロリーが全く異なっているのだから仕方が無いとは言える。

しかし、体型が変化してきたという事は、着る服も変化してくるという事だ。

 といって、やたらに服を買い替えていはいない。

要は、以前の痩せていた時の服を、そのままぎゅうぎゅうと来ているに過ぎない。
だから、依然のスマート(?)な着こなしから、現在のだらしない(笑)着こなしに変わっただけである。

 しかし、人間とは不思議なものだ。

体型が細身に変化すると、結構素早く体型に合った洋服を購入するが、体型が太身に変化しても洋服はそのまま着続ける場合が多い。

 なぜか?。

“いつかは、痩せる” と思い込んでいるからだろう(笑)。

 “開店してしまえば、また元の体型に”

そう思い込んでいるから、なかなか今の体型の服を購入して着る気になれない。
その事を女房に話すと、全くその通りだと笑った。

 太り続けている時は、服を新調したがらない。

見栄からなのか、ケチからなのかは分からないが、そんな心理が多いに働いているようだ。

それが、作業服等の働く場面での服ならば即様サイズアップするのだが、魅せる服となると絶対にサイズアップを購入はしない。

 唯一その法則に従わないのは、レジ担当者である。

バックヤードではなく売場でお客様の直に接する彼女らは、自らを魅せる立場に置くため、自分に適したサイズを着たがるが、実際に申請したサイズを着てみると仕事にならない。
敢えなく、制服のサイズアップをして余裕を持って仕事をこなす。

話が横道にそれてしまったが、そんな訳で私もスラックスのサイズアップを図っていない。

 “絶対に元の体型に戻してみせる”

だから、以前のサイズを着続けるのである。
いずれにしても、開店が待ち遠しいものだ。





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2012年11月 8日 (木)

ゴミ屋敷の浸透

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の朝の通勤途中でのラジオからの話題。

 今、ゴミ屋敷が蔓延しているらしい。

特に、若年層にゴミ屋敷が広まっているようだ。
時代背景もあり、いろいろな理由があるのだろう。

 ネット社会が広まり、部屋暮らしの増加。
 コンビニ弁当等での、ゴミの増加。
 
更には、働く時間帯の変化。

 夜勤型の増加で、深夜の清掃が出来ない。
 同様に、ゴミ収集時間にゴミを出せない。

そんな理由から部屋にゴミが溜まり、清掃のタイミングを失ってしまうらしい。

そして、面白かったのは、そのゴミ屋敷のスタイル。

 倉庫系ゴミ屋敷と有機系ゴミ屋敷。

倉庫系は部屋にモノを置いておくだけの状態。
しかし、有機系は化学変化して少量づつ蓄積していくからやっかいだ。

そして、その屋敷の形状は「すり鉢状」と「ミルフィーユ状」に分けられる。

すり鉢状とは自分の居場所を中心に回りにゴミが蓄積。
ミルフィーユ状は体積したゴミの上に生活する状態。

これは本当に笑い事では済ませられない。

更に、ゴミ処理業者の報告では、女性が圧倒的に多いとの事!。
実に8体2の割合で女性だと言う。

ゴミ屋敷と言えば、テレビ等で以前から話題になっているように、独りよがりな老人が地域住民の声にも耳を貸さずにゴミを溜め続ける様子がイメージされる。

しかし、上記の通り夜勤型の就業の増加によって、通常の生活時間に合わせたゴミ収集時間等に合わせられなくて、いつしか自分の部屋がゴミ屋敷化していくようだ。

仕事上では、整理整頓、清掃、清潔、そして躾等と口酸っぱく言っているのだから、その延長線上での自分の部屋ぐらい出来て当然と思ってしまうが、自分の部下がそんな生活をしていたらどうだろう。

 そんな部下とは、共に仕事はしたくない。

そんな人間に、5Sと言っても自ら出来ていないのだから仕事でも出来る訳が無いと思ってしまう。

まして、24時間営業でもないし、清掃時間が無いという言い訳も無い。
どう見ても、自分の怠惰で身の回りの整理整頓が出来ないという事だ。

更に、身の回りが整理出来ない人間に、まっとうな仕事は出来るハズが無い。
自分と自分の身の回りをコントロール出来ないという事は、人のマネジメントなどもってのほかだ。

 全否定。

そう判断せざるを得ないだろう。
しかし、実態は普通のビジネスマンですら、その予備軍となっているから恐ろしい。

さて、あなたの部下はどうでしょうか?。



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2012年11月 7日 (水)

感性の技術

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで、新規購入したタイヤの記事を載せた。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-05dc.html

 ブリヂストン レグノGR-XT

前回に中古ではあるが、その前モデルであるGR8000を履いて以来、女房と共にその虜となってしまった私たちは、次回もその後継モデルを履きたいと思いネットで購入。

 今回も「買い物の神様」に憑いて頂き、格安で購入。

今回は良質な中古が無かったため、新品を購入し、いつものスタンドで入れ替えてもらった。

そして、ドライブフィールは?。

 “これほど、心豊かにしてくれるタイヤがあったか!”

タイヤで心が豊かになるのか?。
そう思われる読者の方も多いだろう。

しかし、本当に心を豊かにしてくれるタイヤだ。

 “心が豊かになるとは?”

それは、運転していて、すこぶる安心感があるのである。
だから、心に余裕が生まれる。

その余裕が、ドライブをしながらいろいろな思考を許してくれる。

 “かって、これほど余裕を持って運転したことがあるか?”

タイヤひとつ変わっただけで、これほどドライビングフィールが変わるのかと思ってしまう。
それほど、このタイヤは「曲がる」「止まる」「走る」がハンドルを握る人間の意志に素直に、そして確実に反応し素直にクルマを導いてくれる。

 そして、圧倒的な静寂性。

クルマが転がる音は聞こえるが、その転がる音が心地よい。
更に、地面から伝わるショックが滑らかだ。

音が静かで、タイヤが転がる音が滑らか。
だから、転がり抵抗が少ないのだろう。

前方の信号が赤に変わり、ニュートラルに戻すと、タイヤだけが走っていく。
その時のスピードがなかなか落ちない。
タイヤに駆動力が無くても、タイヤが勝手に走っていくのだ。

 “このタイヤは燃費も良いかも?”

そんな期待も抱かせてくれるタイヤである。

やはり、ブリヂストンが総力を挙げて開発したレグノの最新バージョンである。

 タイヤをここまでの性能に仕上げる技術。

これが、日本のメーカーの技術なのだろう。
この技術は、そうそう簡単にマネの出来るものではない。

 日本人が持つ独特の感性。

それを技術で開発できる創造力がこの国の強みか。

そして、我々スーパーマーケットも、この感性の強みをどう活かすか。

特に、大手にマネの出来ない感性を生かした商売。
それを、組織的に定着させていく技術。
この差が、日々安心して来店していただけるかどうかの瀬戸際である。








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2012年11月 6日 (火)

中国での復興

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のガイアの夜明け。

 某国で略奪破壊された「平和堂」の復興。

イオンと並んで、本当にひどい惨状に思わず絶句した。

 「これが人のする行為か!。」
 「この国には人としてのモラルがあるのか!。」

そして、そんな記憶も薄れかけてきたこの頃。

 あれから数カ月。平和堂は復興した。

番組を見ていると、その暴動がほんのごく一部の住民の犯した犯罪であることを放映していたが、とは言え、犯罪に対しての警察当局の行動も犯罪を見過ごす対応でしてかなく、まだまだこの国に対しての不信感は私自身は払拭出来るものでは無い。

しかし、番組では現地スタッフに関しても放映していた。

 現地スタッフの方がむしろ複雑な心境だったのかも知れない。

襲撃後から自宅待機を命ぜられ、店舗内にも入れない状況が続いたが、誰ひとりとして脱落せず戻ってきた。

そして数日後に現地に入った社長を迎え、復興の社命を受ける。
その顔は涙に溢れ、社長に一人一人が自分の胸の内を言って退社していくシーンは感動ものだった。

 「私たちが復興するから、社長は安心して。」

そんな言葉を次々に社長に掛けていく。

夏原社長がこの国で復興すると決めた要因。

 それは、従業員たちの復興に掛ける決意。

日本の企業の良さは、従業員とともに存在する使命を持つことを第一義とするところだ。

 この時の決断もそこに集約された。

この国での営業面での利益創出の大きさもあるだろうが、現場に社長が赴き、そこで現場の従業員の意気を知る。

またいつ発生するか分からない暴動の可能性。

それでも、復興を決断するその背景は、共に働く従業員の意気に感じて彼らの為に復興を決意する経営者。

この商売の本質を見失わない限り、この国もいつか高いモラルを持ち合わせていくことだろうと思いたい。




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2012年11月 5日 (月)

厳しい話

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いよいよ、部門の担当者が配属になった。

 全従業員が揃ったことになる。

当初は私と副店長で立ち上げた新店。
採用活動を通しながら、着々と進めていった。

更に、部門チーフが配属になり、新店設立の意義等を共有し、面接採用されたパートさん達が続々と入社配属され、部門毎の店舗研修がスタートしてった。

更に追加で入社してくるパートさん達が続々研修に参加してくる。
同時に、月に2回程度の接客研修会では、どうしても一同に集まれないデメリットを解消すべく、店舗の共有ルールや考え方、方向性も同時に研修するスタイルを取ってきた。

そうやって、真っ白な状態の従業員を徐々に新店カラーの染めていく。

そこに至るまでの苦労を共にしてきたチーフ達との信頼関係も構築してきた。
そんな過程での、今回の担当者の赴任。

 赴任当日、私は厳しい言葉で向かい入れた。

「皆さんは、今まで既存の店舗で優秀なパートさん達に囲まれて仕事をしてきた。しかしこの新店。3か月あまりの店舗研修で実力を上げてきたとは言え、既存店のパートさんのレベルが10だとすれば、この店舗のパートさんの力は3から4だろう。それは当然の事だ。なぜならまだ実戦経験が無いからだ。店舗運営訓練は何回かしたとは言え、自分のお店を持たないパートさん達のレベルだからタカが知れているだろう。そのギャップの戸惑いが皆さんの顔に出たらどうなるか?。よくわかっているな。」

「今回の採用は、すべて私(店長)が100%の責任で採用配属した人たちだ。だから退職に関しても100%の責任を私は持つ。もし退職の過程で皆さんの名前が挙がったら皆さんは私とは仕事が出来なくなると思え。それが厭なら、今すぐこの場から退場してほしい。そんな覚悟の無い従業員とは仕事が出来ないと言う事だ。」

期待に胸膨らませて赴任した担当者達には相当厳しい話だろう。
しかし、パートさん達が入社して以来、長い間付き合ってきてその成長を見てきたチーフ達の苦労を思うと、その歴史を知らない担当者にもそれまでの過程を話しながら、早々にその流れに乗ってほしいと思う。

そして、例によって、「目」と「目」での挨拶の大切さやこのお店でのルール等の説明を副店長がきっちり説明して、その後に部門チーフと合流して今後のスケジュールの打ち合わせに入った。

 いよいよ、全従業員が出そろった。

良くも悪くも、このメンバーで開店だ。
そして、このメンバーで戦っていく。

 私は、このメンバーを最強に鍛え上げていく。

開店までの最後の総仕上げが待っている。







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2012年11月 4日 (日)

秋のスペシャル番組から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨秋から今年にかけて人気ドラマだった「最後から二番目の恋」。

 そのスペシャル番組が先日放映された。

相変わらず、小泉今日子と中井貴一との掛け合いは、ドラマを超えて仲の良い夫婦がやり合う会話の域に達しており、このことにより二人のストレス発散と結びつきの強まりを促進させる会話が聞いていて楽しい。

面白かったのは、それに先立って前日に放映された前回の最終回だった
実は、最終回を留守録で取り逃していたため最後のフィナーレを見れずじまいだったのだが、
秋のスペシャル番組の為に前日に放映してくれたのだった。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-1e2d.html

そして今回、ようやくこのドラマの完結を見届けることが出来た。

その中で、中井貴一と小泉今日子がお互いの若い恋人を別れた後に語り合うシーンに考えさせられた。

 「年を増すごとに、恋愛が分からなくなってくる。」
 「しかし、分かったふりをしていたい。これが大人。」

それをしみじみと二人で素直に語り合うシーンが、見ているものを癒してくれた。

 そして、恋愛とは?。

私も人に自慢できるほどの恋愛経験は無い。
いやむしろ、本当の恋愛経験は無かったかも知れない。
それを体験するのは、結婚してからだったかも(のろけでは無い!)。

しかし、結婚生活が長くなると、特にお互いにその期間が長くなると、結婚観というものが固まってくる。

 結婚生活とは、なんぞや。

そんな結婚観だ。
お互いに恋愛関係同士、またはお見合い等から付き合い始めたカップルもあろう。
短期間、長期間問わずお互いの赤い糸に結ばれ(ダセェー言い方!)、結婚する。

しかし、結婚以前から抱いていた結婚観から徐々にギャップが生じていずれぶつかることになる。

それは、まったく違った人生を歩んできた二人が共同生活をしていくわけだから当然の成り行きではある。

その繰り返しを通して、あ互いを知り自分を知り、お互いの価値観を創造していくことになる。

このお互いの価値観を交わらせて、二人の世界を築いていく共同作業が結婚なのだと思うようになった。

それには、お互いのを知った上で、自分に無い相手の尊敬出来る価値を知り、自分の人生に取り入れられることのできる相手であることが重要となる。

 私は、女房から「本気で生きる」人生観を学んだ。
 女房は、私から「全体を見る」世界観を学んだ。

今まで表面上の付き合いや関わりで人間関係を築いてきた私は、女房と生活をするようになってから、相手の内面に切り込んでいく人間関係に気付いた。

それは、何度も何度もぶつかりあいながら少しずつ理解していくこととなる。
それは女房とて同じことだったのだと思う。

そうやってお互いに学び合いながら成長し、二人の人生観を築いていく。
結果的に、この事が二人の結婚観であり人生観へ広がっていくのだろう。

それは、一人の男と女が命を賭けて取り組む人生なのだと思う。

 平穏無事な結婚生活など無い。
 同様に平穏無事な人生も無い。

必ず乗り越えるべき、波があり、壁がある。
そうやって、長く生きてきた二人の人生。
継続は力なりとは言うが、結婚生活も継続することで見えてくる「道」がある。

子供が巣立ち、また二人きりに戻るとき、二人の結婚観が強い絆で結ばれていたいものだ。





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2012年11月 3日 (土)

パン認識システム

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、通勤途中でラジオから面白い話題が流れてきた。

 「パン画像識別システムを使ったレジ清算」

なにやら、都内のベーカリーショップで、レジに差し出したトレイに乗ったパンを画像で認識してパンの種類と価格を表示してくれるシステムが発明されたという。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=o4LJ6eEEjI8

このショップでメーカーに要請していた機種らしいが、良く言ってくれたものだ。

店内の数十種類のパンを全て記憶して、レジ清算時にそのパンの種類をレジに表示されているパネルをタッチして清算する業務が如何に複雑か。

ベーカリー部門を持つ店舗であれば、必ず同じ悩みを持っていた筈だ。

このパンの種類が覚えられなくてベーカリーを去っていくパートさんもいるほどだ。

だから、この画像認識システムが導入される事によって、店内の数十種類のパンのアイテムを記憶する事無くアルバイトが即レジ清算が可能となり、ベーカリーの高い従業員コストが低減され、利益構造も変化してきそうな予感はする。

 ベーカリー部門ほど利益の出にくい部門は無い。

その一番の原因は人件費。

利益率は高いが、それでもそれ以上の人件費を費やしてしまう。

ベーカリー部門からレジ清算業務が無くなるだけで、その人件費の低減は大きな効果がある。

しかし、ベーカリーでレジ清算をしない分、通常のレジでその認識が出来るかと言えば、ノーだ。

だから、専門家が存在するヘーカリーの中でのレジ清算が義務づけれてしまう。

ここが改善されるだけで、ベーカリーのコスト構造が改善される可能性は大きい。

 そして、この画像認識システム。

いずれは、レジ清算システムと連動して生まれ変わるだろう。

要は、画像認識とレジ清算が連動して全てが一つのシステムで処理されるシステムへ進化していくだろう。

そうなれば、清算時に画像処理してパンを認識してくれると同時に、価格まで判断してレジ打ち込みをしてくれ、お客様の買物の総合計金額まで清算し算出してくれる。

これによって、更にベーカリーの人件コストは低減出来る。

ますます、我々の業務は販売業務へ専念出来るというものだ。

上記のような販売面での工夫以前に、ベーカリー部門とはレジ清算業務や製造業務に時間を取られ、販売業務がどうしてもなおざりになってきた経緯がある。

もう一度、販売技術を磨く事がベーカリー部門の復興を図る最大の課題では無いだろうか。

 その件については、後日。

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2012年11月 2日 (金)

決起集会

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


最後の接客研修会の後。

 決起集会を行った。

社員、パートさんが一同に会しての食事会。
お酒も交えての食事会だったため、普段は言えない話、聞けない話等々も入り交じって楽しい食事会となった。

 普段は交わす事の無いプライベートな会話。

こんな会話がお互いに飛び出し、場が和んでいく。

 そして、徐々に一体感が生まれていくのである。

今日の中でも研修会も、従業員ひとりひとりのアドリブ力の高さを認識出来た。
そして、食事会という雰囲気の中での普段の会話。
そんな中で、私に対して、良く聞かれた質問があった。

 「なぜ、私は、鮮魚に配属になったのですか?。」
 「なぜ、私は、精肉に配属になったのですか?。」

等々、自分が、現在の部門に配属になった理由。

 例えば、鮮魚の場合。

どうして私は、鮮魚部門に配属になったの理由を知りたいというのである。

 私は、即答した。

「それは簡単だ。あなたが鮮魚の顔をしていたからです(笑)。」

 「えぇ〜っ、私って鮮魚の顔なんですかぁ〜。」

「そうです。鮮魚で仕事をするという顔をしているのです。」

 鮮魚の顔?。

それは、どんな顔なのか?。
それは、マニュアルなど無い。

 彼女を見たときに、そう感じるのである。

“鮮魚だったら、嬉々として仕事をしてくれるだろう”
“この人は精肉で嬉々として仕事をしてくれるだろう”

採用と配属に関しては、100%私の責任で決め、個別に電話を掛けて採用に踏み切った。

面接時に、他部門の希望欄に○を付けた方へも、部門修正をして採用してきた。
それは、部門バランスを考慮したのと、その方がその部門の顔を持っていたからでもある。

その時の電話でのやり取りも含めて、今の個々人の配属には責任もあり自信もある。

結果的に一番採用が難しいと言われている「鮮魚」「精肉」では、脱落者が出ていないのが嬉しい。

いずれにしても、現在自分が配属の部門の仕事に自信を持って取り組んで頂いている事が、飲んで話をしているこの場でなにより嬉しいのである。






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2012年11月 1日 (木)

秒読み

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


11月に入り、いよいよオープンも秒読み段階。

 スケジュールもバタバタと決まっていく。

鍵の引き渡し、陳列の日程、什器備品の納品日程等の日程の詳細が明確になった。

 「いよいよ、焦ってきたかい?」

焦りというより、徐々に冷静になっていく自分がいる。

 内部が固まってくると見えてくるもの。

建物だけの存在だった今までは、その外側からのイメージが先行し、どうしても働くというイメージが湧いて来なかった。

しかし、内部が形になってくると、実際に自分たちが働く場が見えてくる。

 どこに何を置いて、どんな仕事をするのか?。
 どの場所でどんな商品を提案するのか?。

商品も含めたイメージがどんどん沸き上がってくる。

 なぜか、そんな時ほど冷静になれるのである。

いつものように、メインの入り口から店内を眺めてみる。

 “ここからお客様が来店し、店内を感じるのか”

見通しの良い店内と青果主通路の開放感。
そこから続く鮮魚までの直線。

 “ここに商品が並んだらどんな感じになるのか”

イメージがどんどん溢れてくる。
その時の果実や野菜の色合いから受けるイメージ。
更に、その場での従業員とお客様との溢れる笑顔。

 “さて、どんなお客様が来店されるのか?”

朝のお客様、昼のお客様、夜のお客様。
固定客となって、毎朝会話を交わす方がどれほど出来るだろうか?。

かって居たお店に援助に行くと、未だに声を掛けて下さるお客様がたくさんいる。

 そんな関係を、どういち早く築くか?。

そんな妄想がどんどん沸き立ち、冷静になっていくのである。

 更に、どの売場を「伝説の売場」として育成するか。

これもまた別の楽しみでもある。

 まずは、開店して実際のお客様がご来店してからだ。

どのような客導線を描いて買い回りしてくれるのか?。

 仮説と検証。

実在のお客様があっての、仮説と検証である。





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