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2012年10月14日 (日)

家族を持つ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


月に1〜2回程度、部下と懇親を持つ事にしている。

 開店したら、なかなかそんな時間も取れない。

今がそんな有益?な時間を取れるチャンスだから。

そして、酒が入ると今まで仕事では交わされなかった私的な話題も入り交じる。
各部門のチーフ連中は、ほとんどが独身。
年齢も30歳前後であり、仕事上での部門責任者としての仮面を脱ぐと、そこら中にいる独身の若者である。

それぞれに適齢期であり、それなりに相手もいるようだ。
既婚者数名、その他大勢が独身で付き合い中。
そんな関係での飲み会ともなれば、いつしか話題は結婚後の暮らし。

付き合いも長くなれば、相手との結婚を意識する関係となり、彼らの焦点は結婚に訪れる現実である。

 結婚後に訪れる「障壁」とは。
 結婚後に訪れる「危機」とは。
 結婚後に訪れる「変化」とは。

現状は、いままだ住居を共にした付き合いではないが、昼夜問わず共に暮らす事で何が変わるのか。
そんな近い将来の夢と不安が交錯した時期なのだろう。

今はお互いに好き合っているから楽しいが、四六時中共にしていると時には煩わしい存在に思えるときもある。
お互いに一個人であり、違う文化の中で二十数年育ってきた訳だから、いきなり共に暮らし始めると、その文化の違いに如実に現実のものとなる。

 そのカルチャーショックをどう克服するか。

しかし私は、その克服過程こそが、結婚の意味なのだろうと思う。

 違う人間がお互いに理解し合って恊働していく。

これこそが、社会生活の本当の第一歩かもしれない。

独身の方々もたくさんいるだろうから、あまり暫定的なことは言えないが、私は結婚によって多くの苦労を背負い多くの感謝を得、そして丸くなっていった。

 “丸くなっていった?”

そう、独身時代から堅物だった(性格が)ものが、違う文化触れ長い暮らしの中でその克服をしていくことによって、自分自身の人生観や仕事観が変わり、より組織的な位置で仕事が出来る「丸」さを身に付けていった。

更に、家族が増えるにしたがい、親の気持ちが分かり他人への愛情も覚え、人情という感度が身に付いたと言っても良い。

それらは、仕事とはまた別の環境の中で生きていく事であり、その世界から学んだ事は計り知れず、それがまた仕事への回帰をさせてくれるのである。

それには、共に過ごしながらではあるが、相手から自分に無い部分を学べるか、又はそれによって自分の人生が有意義になっていくかという事。

それによって、相手への感謝があり尊敬があり畏怖が出来る。
そして、家庭という小宇宙で人生を享受する姿勢が、実社会で多いに役立つ。

そんな話を、酒の力を借りて語ったような記憶がある(笑)。

結婚よって、そして子供が出来る事によって、苦労を背負いそして人生の豊かさを得る。

是非彼らには、そんな結婚生活を送ってほしいものである。





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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
家族の絆と仕事人間。
30代のころは、その事で悩みましたね。そして女房と何度もけんかをした。
しかし最終的にはお互いの主張も理解しながら夫婦生活や家族の中の自分の立場を認識していった。その過程で学んだ人生観や仕事観は大きいですね。
私は、それを乗り越えなければ組織をまとめる技術は得られないのではないかと思っています。

投稿: てっちゃん | 2012年10月15日 (月) 07時13分

最近結婚に固執しない若者が増えていると聞きます。相手はいても結婚は別問題。理由は自分を大切にしたいからとか。結婚生活は決して甘いものではなく、家族が出来れば生活を支える収入源も大切であって、自己本位の仕事から家族を支える仕事へと変化していく。家族のための仕事、でもその壁を乗り越える事が仕事を成長させていく事も経験的にも事実。家族と仕事の両輪、そしてバランス。てっちゃんは家族の絆を犠牲にしてまで仕事人間になれますか?
仕事は楽しく出来る事に越した事はないですが家族を犠牲?にしてまで会社に尽くす・・・より上の職位を目指すには必要な心構えなのでしょうが。

投稿: dadama | 2012年10月14日 (日) 21時00分

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