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2012年10月27日 (土)

きっかけ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、懐かしい友人を飲んだ。

 同期の友人。

共に入社し、一時代を生きてきた。
私はその後転職したが、彼は現役を続けている。

同期の人間はたくさん残っているが、意外に現在活躍している人材には意外な類似点が多い。

 入社当時はグレていた。

入社前にある新入社員による研修会があるのだが、その研修会で概ねの新入社員の顔を性格が一致するのだが、その時の印象で「活躍するか、すぐ退職するか」が概ね分かるものだ。

その中で、「こいつは一ヶ月も持たないだろう」と思っていた連中が、現在活躍しているのである。

逆に、「こいつは真面目で頑張りそうだな」と思っていた連中が意外に伸びてこない。

 この差は何か?。

久しぶりに会った彼に、率直に聞いてみた。

「入社当時、お前は即退職するだろうと思っていたのだが、その後心を入れ替えて頑張れるようになったきっかけは何だ?。」

 「ある組織(労働組合)との出会いです。」

そこで、組織的なマネジメントを得たのだと言う。
それまでは、自己流の考え方と仕事で得たマネジメントを組み合わせて仕事上の組織運営をしていたが、組合の執行委員を経験する事によって、組織論を学び実組織でそれを実践する事を学んだ。

 この経験は大きい。

実際には仕事上の組織とは別組織であるが、現実の人、物、金を与えられ学んだ組織論を武器に実践で使える場はそう簡単には得られない。

それを、休日返上とはいえ、与えられた組織を有効に活用して活動する場。

ここでの経験は自らのマネジメント力を養う上で覆いに役立ったらしい。
それからの彼は、独特のコミュニケーション能力も発揮しながら仕事上でもメキメキとその手腕を発揮してきた。

更にそれ以前に学んだ販売技術も擁しながら、その技術を部下に伝え組織的にその販売技術を広める事が出来、トップからの信頼を得ていった。

 “グレるというパワーをどう方向転換するか”

先ず以て、パワーを持ち合わせている事は非常に重要な事なのだ。
それを、その後の自分の努力から、どう方向転換しながら企業の方向性と会わせていけるか。

方向性が同じなれば、あとはそのパワーを乗せるだけ。

 部下のパワーの方向性を合わせてやる。

店長にとって重要な部下の能力開発であろう。





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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
アウトロー、言い方はいろいろありますが、組織の中で要職に就いていけるのにはやはり何かを持っているのでしょう。
それは、組織への刺激であり、従業員の声であり、お客様の支持であり、そして、何にも頼らず自らの自立心で立とうとするパワー。
このパワーだけは全従業員が持ち合わせたいものです。

投稿: てっちゃん | 2012年10月28日 (日) 06時56分

関汽交通社・・・削除される前に内容を拝見致しましたが、googleで検索かけるとあらゆるブログに書き込みされてるようですね。
さて、グレる話題。アウトローは私を含めてどこの会社にも存在するようですね(笑)
アウトローに生きるにもパワーがいる。そのパワーをお客様の要望に100%使う事が出来れば、会社でも怖いものはないと思います。
私もアウトロー?で生きてこられたのも、お客様が今の職位を与えて頂いたのであり、お客様の支持=業績=職位であると思います。会社としても業績を出している以上首を切る訳にはいかないでしょうし(笑)。
ただ、会社はアウトローだけでは存在出来ない。
アウトローを客観的に評価しメジャーに育てていく。トップを含め柔軟な組織風土であってほしいものですね。今後のアウトロー社員の為にも(笑)

投稿: dadama | 2012年10月27日 (土) 23時08分

関汽交通社さん、コメントありがとうごいます。
意味不明の為、残念ながら削除させて頂きました。

投稿: てっちゃん | 2012年10月27日 (土) 22時51分

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