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2012年10月18日 (木)

お店のPB

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


大手のプライベートブランドが拡大傾向にあるらしい。

 コンビニ各社がPBの底上げで利益拡大。

そんなニュースが朝のラジオで流れていた。
しかしその一方で、そのグループのGMSやSMの業績は芳しくない。
同じプライベートブランドを取り扱っているのに。

 スーパーとコンビニ。

規模に違いはあるにしても、その使命は大きく異なる。

 スーパーは家庭内食提供業。
 コンビニは近くて便利な簡便業。

取り扱い品目も、スーパーは生鮮含みで約10000アイテム。
方やコンビニは、約3000アイテム。

コンビニの狭い坪数の中で3000アイテムの品揃えなわけだから、それこそ絞り込んで品揃えしなければ成り立たない。

 そこで徹底されたプライベートブランドの品揃え。

そこにプライベートブランドの支持とその販売量による利益拡大が有効に働くのだろう。

しかし、スーパーマーケットの場合は、生鮮部門のウェイトが多いに高まる。
その生鮮を制しない限りは、GMSだろうがSMだろうが地域のお客様には支持されない。

 生鮮部門とは、お店のプライベートブランドなのだ。

チェーンストアとして、各店とも標準化されたレイアウトと品揃えを持つが、一品一品に目を向けると、各店とも全く同様の商品にはならない。

 そこに商品化技術が伴うからだ。

更に厳密に言えば、同じレイアウトでも担当者によって発注数量が違う訳だから、微妙にフェース取りも変われば夕方の売場の状況も変化する。

 開店時はチェーン店全て同じでも、夜は変化する。

これはまさに、個店毎のプライベートブランドなのである。
個店のプライベートブランドである生鮮部門でお客様の支持を得る事こそが、スーパーマーケット業界で中小スーパーが、更には地域でそのお店が支持される構図となる。

 生鮮を取り扱う技術。

それは、企業として、店舗として、更には個人としてもプライベートブランドになり得る。

生鮮に携わる人たちは、是非この本質を理解して、自分の販売技術を徹底して磨いていってほしいものだ。






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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
まったく生鮮は店舗のプライベートブランドですね。
そこを認識しているトップかどうかは今後の分かれ道になっていくのかもしれません。

投稿: てっちゃん | 2012年10月19日 (金) 09時35分

プライベートブランドは、ストアロイヤリティーの向上や利益追求から生まれ、低価格化のトレンドの中で拡大傾向にあるのは確かでしょう。つまりPBは各社名前こそ違えど差別化商品ではなく、定番の標準装備になったと思います。てっちゃんの指摘通り、差別化できるプライベートブランドは生鮮であり、会社と言うより店のプライベートブランド=ストアロイヤリティとなるでしょうね。そこを認識しているトップは少ないですが(汗)
ちなみに、今「カンブリア宮殿」見ながらコメントしています。成長する企業はトップのお客様に対する想い=企業責任が明確ですね。会社の大小にかかわらず大切な事であると思います。

投稿: dadama | 2012年10月18日 (木) 22時31分

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