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2012年10月

2012年10月31日 (水)

アドリブ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


月に2回程度実施してきた、接客の研修会。

 いよいよ最後の研修会となった。

最後は、今までの振り返りを実施して、どんな接客を実現していくのかを部門毎に約5分程度のロールプレイングで披露することとした。

しかし、どんなロールプレイングを披露すればいいのか?。
ある程度のイメージがつかめないと、部門事のミーティングを持ってもなかなかロールプレイングに至らないだろう。

 よって、我々運営側が一度見本を見せる事とした。

簡単な台本を私が書き、簡単な打ち合わせの後にロールプレイングを実施。
台本も本当に簡単に記載したため、後は各部チーフのアドリブを活かしてロールプレイングを実施することになる。

 大丈夫だろうか?。

しかし、アドリブの部分は今まで十分に接客研修を積み重ね、チーフレベルだったらしっかりレベルの高い接客場面を演出できるだろう。

若干の不安を抱きながらも、ロールプレイングをスタートさせた。
私がお客様役になり、各部チーフとシーンを変えながら接客場面を演出し各人がアドリブを利かして私との会話の中に接客を取り入れていく。

各チーフがそれぞれにアドリブを利かしてロールプレイングを行った結果、私が予想した以上の効果で見ているパートさん達に伝わったようだ。

 “ひとりひとりのアドリブの凄さ”

そしてそれを見ていたパートさん達がチーフを中心に自分たちが実施するロールプレイングの為のミーティングに入った。

 “これほど楽しそうな姿を見た事が無い”

研修店舗での姿を中心に見てきた私にとって、彼女達がこれほど楽しそうに仲間と会話している姿を見た事が無かった。

 “アドリブを活かした創造力発揮の効果か”

何も決まっていないものを作り上げていく創造力。
その想像力を発揮した仲間との会話の楽しさを満喫しているようだった。

そして、発表の場。

 予想通りに、アドリブを活かした演技力。

期待以上のひとりひとりの行動が一つになって、部門全体として完成されてロールプレイングが進められていく。

一応の接客マニュアルはあるものの、売場での接客場面とはそのほとんどは個人のアドリブで進められる。

 だから、相変わらず接客クレームが後を絶たない。

こんな時に、各人の接客アドリブを尊重した対応が発揮されれば、接客クレームは相当減少されるだろう。

 いよいよ、開店も秒読み段階である。






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2012年10月30日 (火)

今週のりんご

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店舗を見ると、果実トップは早くもみかんで押せ押せである。

 しかし、本当にそれで良いのか?。

今年のみかんは豊作のようで、出回りも早く、更に味も極早生でありながら酸味も少なく食べ易い。

 しかし、今時期の果実はもっとたくさんあるはず。

蜜入りのりんごはこれからだし。
柿だって、まだまだ終盤期の安価な食べごろが出回る。

 今から、みかんオンリーでは、先が長い。

先日ある店舗で研修をしていたら、その店舗の青果チーフが言った。

 「今、秋映が美味しいですよ。」

秋映。もちろん「りんご」の品種である。

その色目から、どうしても好きになれない。

 赤黒く黒ずんだ色。

どうも鮮度の落ちた色合いと、もさもさ感の印象が強く残るのである。

 「酸味と甘みのバランスが良いですね。」

なるほど、では食べてみようか。
休憩時間に売場にいって買ってみた。

 匂いは良い。

りんご特有の酸味の匂いが伝わってくる。
ビクトリノックスのナイフを開いて、切ってみた。

 その色合いからは想像出来ないほどの果汁感。

食べてみると、チーフの指摘通りに、酸味と甘みのバランスが良い。
シナノスィートを好んで購入して食べていたが、今は秋映には敵わない。

 このように、まだまだりんごの季節なのである。

この後、ジョナやふじには蜜が入ってくる。
更に美味しい「りんご」の時期が控えている。
旬の先取りで、とりあえずりんごは食べては頂くが、旬の盛りの本当に美味しい時期にその果実を売らないでどうするのか。

一番美味しい時期に、一番美味しいですよ、としっかり提案していけるお店。

 そんなお店にしたいものである。






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2012年10月29日 (月)

異質を受け入れる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、友人と飲んだ記事を載せた。

 その時の話題。

彼の企業では現在、合併した企業との融合が進められているらしいが、なかなかお互いのDNAが違う為か、合併吸収された企業の幹部が芽を出しづらい環境にあるらしい。

 企業のDNAの違い。

この問題は、意外に根が深い。
そして、吸収された側の従業員がなかなか主流派のDNAに馴染めずにその力を発揮出来ないケースが多いのではないだろうか。

スーパー各社には、その描く「あるべき売場」がある。
そのあるべき売場を造る為に登る「階段」がある。

 その階段と登り方が全く違うのである。

今までは「是」であった優先順位の高い手法が否定され、「否」であった手法の優先順位が高くなるのだる。

これは、ベテランになればなるほど是正が利かなくなる。

私は、あるべき姿を目指す為には、当然優先順位は必要だが全ての要素は絶対にバランスを取って達成しなくてはならない項目だと思っている。

企業によっては優先順位を高くしてそこに企業の力を集中しようとするが、しかしそれだけやればお客様から支持されるというものではない。
あくまでも全ての要素は必要だし、バランス良く目指さなければ必ずほころびが出てくるものだ。

しかし、吸収した側の従業員が吸収された側の従業員を否定してしまう。

 “異質を尊重する”

そんな態度がお互いに無いと、必ず発生する問題。

そして、友人は、その事を憂いていた。

 担当チーフレベルでそんな意識が出ていると。

彼は、相手側の良さにも注目している。
その効率を優先させた手法にも価値を見出している。

 自企業には無い良さ。
 自企業の弱みを相殺する営業技術。

お互いに強みを共有して更に強くなっていく事。
その為には、お互いの強みを共有する事の重要さを説いていた。

階段の登り方は違うだろう。

 しかし、あるべき姿は一つ。

違う階段の登り方を学ぶ姿勢。
せっかくの「異質」に巡り会えるチャンス。
このチャンスを活かすも殺すも彼ら現場の責任者次第ということだ。






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2012年10月28日 (日)

念ずれば現れる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


女房が運転するクルマのタイヤのスリップサインが現れてしまった。

 そろそろ買い時か。

走行距離12万キロ。
今までノーマルタイヤは2本目(購入時と2代目)だ。

 1セットで約5万キロの走行距離。

これが、我が家のタイヤの走行目安。
冬のスタッドレスも合わせると、約5万キロが寿命と言える。

 さて、何を履くか。

前回は、レグノgr8000だった。
すこぶるエッジの効いたグロップ力に溢れたタイヤだった。
よって、高速走行では多いに魅了された。

明らかに高速安定性が増し、安心して飛ばせたタイヤ。

 “これほどまでに、タイヤで安定性が違うのか”

まるで別物のクルマに乗っている気分にさせてくれた。
それを、ネットで9分山で購入。
それでも5万キロを走ったわけだから、走った方だろう。

 “また、レグノか?”

レグノを選択すれば安心ではあるが、高価な買物だ。

 “また、ネット売買か?”

以前は、ネット検索してタイヤ通販店からの購入だったが、今回はヤフーオークションを検索した。

 お買い得品が眠っているからだ。

新品、中古問わず検索してみた。

 “出てねぇ〜なぁ〜”

流石に、新品は高価だ。
安い所で、1本1万8千円程度。
4本で、72000円。

 “こんなもの買えねぇ〜よ”

特に、オークションで4本まとめの販売は少ない。
よって、中古でも可として、使い古しを検索してみた。
出品されているものは、5分山とかで、8分山でパンク修理あり等の訳ありになってしまう。

数日、そんな事を繰り返しながら様子を見ていた。
そんな休日のある日、一度検索したヤフーオークションをもう一度リセットして見直してみたら、新品のレグノgr−xtが処分価格で販売されていた。

 “新規登録商品か?”

非常に格安である。
先日、ガソリンスタンドから手渡されたgr−xtの価格からすると半額以下である。

詳細では、2010年製だが販売店で処分したがっているような出品だった。

 “即、購入だ”

個人ではなくタイヤ販売会社からの出品だった為、信頼出来るだろう。
その後は、迅速に丁寧に対応して頂き購入する事が出来た。

 “念ずれば現れるものだ”

今回のgr−xtは、乗り心地と低燃費が売りのようだが、どうだろうか?。
これからしっかり確認していきたいと思っている。





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2012年10月27日 (土)

きっかけ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、懐かしい友人を飲んだ。

 同期の友人。

共に入社し、一時代を生きてきた。
私はその後転職したが、彼は現役を続けている。

同期の人間はたくさん残っているが、意外に現在活躍している人材には意外な類似点が多い。

 入社当時はグレていた。

入社前にある新入社員による研修会があるのだが、その研修会で概ねの新入社員の顔を性格が一致するのだが、その時の印象で「活躍するか、すぐ退職するか」が概ね分かるものだ。

その中で、「こいつは一ヶ月も持たないだろう」と思っていた連中が、現在活躍しているのである。

逆に、「こいつは真面目で頑張りそうだな」と思っていた連中が意外に伸びてこない。

 この差は何か?。

久しぶりに会った彼に、率直に聞いてみた。

「入社当時、お前は即退職するだろうと思っていたのだが、その後心を入れ替えて頑張れるようになったきっかけは何だ?。」

 「ある組織(労働組合)との出会いです。」

そこで、組織的なマネジメントを得たのだと言う。
それまでは、自己流の考え方と仕事で得たマネジメントを組み合わせて仕事上の組織運営をしていたが、組合の執行委員を経験する事によって、組織論を学び実組織でそれを実践する事を学んだ。

 この経験は大きい。

実際には仕事上の組織とは別組織であるが、現実の人、物、金を与えられ学んだ組織論を武器に実践で使える場はそう簡単には得られない。

それを、休日返上とはいえ、与えられた組織を有効に活用して活動する場。

ここでの経験は自らのマネジメント力を養う上で覆いに役立ったらしい。
それからの彼は、独特のコミュニケーション能力も発揮しながら仕事上でもメキメキとその手腕を発揮してきた。

更にそれ以前に学んだ販売技術も擁しながら、その技術を部下に伝え組織的にその販売技術を広める事が出来、トップからの信頼を得ていった。

 “グレるというパワーをどう方向転換するか”

先ず以て、パワーを持ち合わせている事は非常に重要な事なのだ。
それを、その後の自分の努力から、どう方向転換しながら企業の方向性と会わせていけるか。

方向性が同じなれば、あとはそのパワーを乗せるだけ。

 部下のパワーの方向性を合わせてやる。

店長にとって重要な部下の能力開発であろう。





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2012年10月26日 (金)

男の評価

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


男の評価って何なんだろう?。

 男が男を男として認める時がある。

男・男・男。

別に、おホモ達企画ではない。

私の場合、いろいろな付き合いをしていく中で、相手を認める場面がある。
そんな時、相手が男の場合と女の場合とでは、微妙な違いがある。

 女の場合は、愛嬌か。

多少オバカでもいい(失礼)。
物事には真剣に取り組みながらも、どこかに愛嬌があり、内面を隠さず曝け出す女性と認めた場合は信頼を寄せ易い。

 しかし、男の場合は違う。

同性という事もあり、より見る目が厳しくなるのだろうか。

 男は、度胸。

これはここぞと言う場面で現れる。
その瞬間を見たときに、その男に信頼を寄せる。

 例えば、先日引退表明をした「城島健司」。

引退会見もそうだったが、シアトルマリナーズでの試合の場面で、イチローからの「レーザービーム」の返球を受けて体当たりしてきたランナーとぶつかり、一転しながらもボールを離さなかった場面がある。
https://www.youtube.com/watch?v=BPknTg2p16k&feature=g-all-u

日本では絶対に見る事の出来ないシーンである。

 “ここまで体当たりするか!”

しかし大リーグでは当たり前。

 この瞬間、城島は大リーガーから男として認められたという。

こんな場面のように、ここぞというときに「体」を張る事が出来るか。

 その行動力を以て、私は男を認める。

そして、内面的に、自分の仲間として迎え入れる。

 “この男、以外にやるな!”
 “この男、こんな面があるのか”
 “この男、見かけによらず男だなぁ~”

それは、部下、同僚、先輩だけでなく、取引先の方や地域で利用するガソリンスタンドのあんちゃんまで多岐にわたる。

 やはり男には、芯がなけらばならない。

流行りになびかず、変化にブレず、損得に左右されない。

 譲れない自分の生き方。

それが、自分以外の存在に貢献する生き方であれば、
そんなものを持っている男に、私は魅力を感じ信頼を寄せる。


更にそれは、自分とお客様との関係でも同じである。
一応はお客様との関係は平等を装っているが、これはというお客様は存在する。

男性客、女性客多いが、特に午前中の男性客でそんな関係の方が多い。

 店長として「意気に感じるお客様」の存在。

そんな関係を築きながら店舗運営をしていく。

 商売とはまた別の人間関係の構築。 

それもまた、男と男の関係の中でも人生の一コマであろう。
そんな男同士の関係。

 これもまた緊張感を失わない秘訣かもしれない。






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2012年10月25日 (木)

ある面接

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



オープンも迫り、建物が現実に形になってくると、その姿から応募がちらちらと来るものである。

 先日も、そんな建物を見ての応募があった。

応募のすべての電話は本部にかかってくる。
本部の事務さんがそれをメモして、新店用の応募用紙に記入しておく。
本部に出社した私は、いの一番にそのメモを閲覧し、新規応募があれば即連絡を入れチェック欄に私のサインを記入し、対応済と応える。

 先日もそんな新規応募者があった。

そして、名簿の記入欄を見た。

 「訳あって、高校中退」

親の勧めか自分の意思かわからないが、とにかく働く為に応募してきたことには間違いない。早速電話をした。

「何時からどんな部門で働きたい?。」

 「朝が弱いんで、10時ぐらいから ・ ・ ・ 。 」

「朝からなら、今ベーカリーが空いている。8時からだ。」

 「 ・ ・ ・ 。 」

「これから働こうとしているのに、朝が弱いなんて言っていられないだろう。働きたいなら8時から来るしかないんだよ。」

 「そうですね。わかりました。」

「よし、じゃ○○日に面接だ。」

当日、彼女は面接に来た。

 “以外に大柄だな”

身長も160センチは超えているだろう。
思ったよりもしっかりしていそうだ。

「なぜ、学校を辞めた?。」

 「ちょっと体調を崩して。」

「人間関係か?。」

 「はい。遠くの学校だったので友達も少なくて。」

それ以上は突っ込まなかった。

「電話の通り、8時からベーカリーが空いているが、どうだ?。」

 「はい、大丈夫です!。」

「電話では、朝が弱いと言っていたが?。」

 「いえ、来ます!。」

「大丈夫か?。来れるのか?。」

 「はい、来ます!。」

「いいか、働くということは社会人になるということだ。ここは学校とは違うぞ。ルーズなルールの中で守られて生活は出来ない。社会のルールの中で挨拶や身嗜みをきちんとして、周りの人達としっかりコミュニケーションをとって仕事をしなければならない。そんな生活をすることが出来るか?。」

 「はい、出来ます。」

以外に素直な目で私を見つめてくる。

 “大丈夫だろう”

「ところで君の自慢できるところで、“バスケで鍛えた体力と挨拶の元気”とあるが、自信はあるか。」

 「挨拶には自信があります。声も出せます。」

今回の新店開設にあたっての採用も一部を除いてほぼ完了した。
今回の採用では、前歴はほとんど関係無く、人物で選択した。

 その選択基準は?。

当社で我々と共に地域のお客様の為に力を発揮してくれるかどうか。
だから前歴など関係無い。
(*いやそうは言っても、男性の前歴はしっかり確認しましたよ。男の歴史は必ず履歴書に現れる。履歴書が汚れている男はまず確率が低い。例外もいますが。)

 特に若い子達をどんどん採用した。

独身の20歳と既婚の50歳。今後10年で考えたら圧倒的に既婚の50歳の方のほうが継続率は高い。
しかし、地域に出店する企業としてこれからこの地域を背負う若者は貴重な存在だ。

 彼ら彼女らを、この店舗で鍛えたい。

立派な成人として成長させたい。
そしてそれはアルバイトも同様である。
徐々に店舗内で活かされる人材の概要が見えてきた。





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2012年10月24日 (水)

自分を語る

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、テラスハウスという番組を見ていた。

 男女6人が同居生活を描いたドラマ。

ドラマというよりストーリー無しのライブドラマといった内容か。
AKBの北原里英が出ているので興味を持った番組だった。

その中で、この6人の一人であるモデル女性が仕事の面接で面接官とのやりとりの中で、モデルに対しての自分の考察を述べる場面があり、自分がモデルという仕事に対して何の言葉も述べられなかった場面が映し出された。そして落ち込んで帰宅し仲間に慰められる場面。

 面接で自分の仕事観を語れない。

これは、何を示すのか。

 曖昧な態度で仕事に臨んでいるという事。

仕事観というものは、そんな若年の時から養われるのか?。
それは、年相応に仕事観は変化するのだろうが、それでもその年代年代で仕事観は持っているものだ。

 その人なりの仕事観を聞かせてほしい。

面接官はそう思っている。
皆同じで無くても良い。
その人の仕事観。
それが聞きたいのだ。

それが強烈だから、私はこの仕事に命を賭ける。
それが仕事観というものではないか。
そんな強烈なモノが、語る人から伝わってくるかどうか。

 面接官はそこが聞きたいのだ。

有名雑誌に応募したモデル志願のテラスハウス参加者は、そこが表現出来ずに落ち込んで帰宅する。

しかし、どれほどの時期から自分を語れるようになるのか?。

 いつの時代にも、「自分を知れ」とは言われる。

しかし、自分を知るということは、周囲も知らなければ鮮明に自分という存在がどのように際立っているのかが見極められない。

そう考えると、自分という存在は時とともに変化するし、周囲を見抜く眼力が育たなければ自分を冷静に見る事も出来ないと思う。

そのような経験を繰り返して、自分という存在が明確に自分に映ってくるのではないか。
そんな過程の中で、ブレない自分を確立し、ブレずに周囲を見れる眼力を有し、そんな周囲と自分との関係、仕事との関係を捉えた仕事観を持つことが出来るのではないかと思う。


 
その時代その時代で、自分を捉える環境が変化し、自ら発する自分への認識も変化するが、それでも現状持ち得る認識を、自身の言葉から聞いてみたい。

 それが、面接官の本音だろう。







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2012年10月23日 (火)

カロリー摂取量の変化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、週5回の来店に関して記した。

 同様に、外部講師の研修会から学んだ事。

日本人のカロリー摂取量がここ10年で急激に減少してきた事。

 1970年台では、一日平均2200kカロリー。
 2000年台では、一日平均2000kカロリー。

 それが、20004年台では1800kカロリーに。

特に、2000年台からのカロリー摂取量が急激に減少している実態のようだ。

原因は様々だろう。

 ダイエット指向の意識の強まり。
 ヘルシー指向の意識の強まり。
 若者の少食指向の強まり。
 体力労働から頭脳労働への変化。

等々。

しかし、私はこの事実に、この40年の世の中の変化を見て信じられなかった。

 “絶対に食生活は豊かになっている筈だ”

40年前と言えば、私が10歳前後の時代。

どう見ても、当時の食生活と比較すると、現代の方が豊かで食材も豊富なハズだ。

しかし、考えてみれば働き盛りの成人男性の場合を考えると、工場等で働く人口が多かったろうから、やはりカロリー摂取量は当時の方が高かったのか。

 そして体力労働者から頭脳労働者の人口増加。

自分の現在の現実を考えてもそうだ。
新店準備以前の自分は、店舗で動き回っていた。
だから、胴回り腹回りはスリムそのものだったが、新店準備中の現在は店舗で歩き回ることもなくどっぷりと贅肉がついてしまっている。
スラックスの胴回りも完全に5センチ程度広くなければ収まらなくなっている。

同じ人間でも、職位の違いや仕事環境の違いで体力消耗が少なくなってきているのであれば、健康志向からカロリー摂取量の調整を図るのは当然であろう。

 カロリー摂取量減少をどう商売に結びつけるか。

カロリー摂取量の減少を、食事の減少や食料摂取の減少と捉えれば我々の未来は危機的状況となるが、新たな食事法の到来と捉えれば我々の未来は明るい世界に変化する。

 さて、どう捉えて未来を指向するかだ。






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2012年10月22日 (月)

週5回

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



先週、開店前のパート教育の一環として、ちょっとした研修会があった。
上部団体の講師を招いての教育研修だった。

 スーパーとは?。
 店舗内の部門特性とは?。
 お客様の買い物志向の変化とは?。
 部門毎の商品特性とは?。

本来であれば企業側で教育すべき内容であるが、外部講師を招いての研修会の中で取り入れてもらった。

そんな中で、我々も常日頃から当然のように触れている数値に対して、再度具体的に認識させられる場面が多かった。

 一般家庭で消費される年間の食材購入金額は?。
 その中で食材買い出しの回数は週何回か?。
 一回の買い出しで、何品の商品購入をするのか?。
 その時の合計買い出し金額は一回当たりいくらか?。

それらを我々の指標上のデータで言いかえれば、「年間消費金額」「買い物頻度」「買上げ点数」「買上げ単価」「客数」「客単価」等で言い換えられるが、パートさん達のわかりやすい言葉で言い換えて表現し、更にその本質に迫る説明を加えられると、普段は売る側の視点で見ていた指標がお客様側の視点で見直され、お客様視点から見たときの売り場とは如何にあるべきかという視点が見えてくる。

 特に、「一週間に5回の買い物頻度」の事実。

一家族が買い物に出る頻度は、一週間に約5回。
一週間の中で、平均5回も買い物に来店されるという事実。

それをお客様の視点で見直せば、二日と同じ売り場を続ければ、週5回来店される平均的なお客様から見れば「飽き」られることになる。

 だから、日々売り場を変えることが重要。

また、生鮮品などは一週間に2度購入される商品等も多く発生する。

 “先日購入した挽肉と味が違うわ!”
 “一昨日の開き魚と同じ日付だわ!”

そんな現状が具体的にお客様に見通されてしまう。

 我々の仕事とは、こんな現状の中で営まれる。

それが自店だけの存在であれば、なんとか誤魔化しながらも営業できるが、ここに競合店がひしめく環境であれば、週5回来ていただけるかどうかが大きな問題となる。

 逆の立場で見れば、週5回来て頂くために。

商圏内のお客様に、一週間で5回来店して頂く為に、どんな売場でお迎えするのか?。
そんな逆の発想で売場をもう一度見直してみる、更には検討してみる。

 そういう視点から見たときに、この売場の課題は?。

そう考えたときに、競合店との格差が問題となる。

 「鮮度」は?。
 「品揃」は?。
 「カテゴリー毎」の打出しは?。
 

更に突っ込んで日々の企画を見てみると。

 青果のトップ平台は昨日と変化したか。

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2012年10月21日 (日)

今秋の話題から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年の春からのテレビ番組は、なぜか面白みが無かった。

 そして、今秋からの新番組。

期待したいテレビ番組が目立つ。

 一つは、阿部寛の「ゴーイングマイホーム」。

阿部寛の主役で面白かったのは、以前に放映された「できない男」。
数年前に放映されて以来、阿部寛ファンになってしまったほどだ。

 二つは、深田恭子の「東京エアポート」。

深田恭子は私的に昔から好きな女優だった。
女優というよりアイドルか。天然のアイドルがいまや実力派女優である。

 三つが、菅野美穂の「結婚しない」。

菅野美穂も数年前の「仕事マン」で登場し、そのすがすがしい演技ぶりに好感をもった女優である。

特に、最後の「結婚しない」は、現代の結婚事情をデータ的に掘り下げた本質に迫ったドラマであり、菅野美穂、天海祐希、玉木宏らの結婚感のぶつかりが面白い。

結婚とはいつの時代でも人生のメインに位置するドラマである。
そんな結婚感と軽いコメディータッチな筋書きが見やすい番組である。

 そんな中で、早くも第2話が終わった。

そこでちょっと感動した話題があった。

菅野美穂の学生時代の友人が、パートとして働いている現場に偶然にも出くわした菅野美穂。

仲の良い友人同士で、同じ学生時代のサークル仲間たちの中でも「理想の結婚」をしたと評判の友人だが、旦那の仕事上の危機から、自らもパートとして稼がなくてはならない状況になった友人の話が結婚の本質を語っていた。

「理想の結婚をしたと周囲から言われていたけど、こんな状況になって初めて彼と結婚したことの本当の意味を知ったような気がする。彼の理想の条件と結婚したんじゃなく、彼自身が好きだから結婚したことを今になって初めて認識できた。彼が困ったときに支えになるために結婚したんだと初めて認識できたの。」

昨今、結婚の条件として男性の年収や仕事だけが独り歩きしてしまっているが、そんな男性の仕事や年収とは、結婚後の二人で培っていくものではないか。

条件が整った男性と結婚していくのではなく、理想の条件を目指して、結婚した二人が築いていくもの。

 それが結婚の本質ではないのか。

だから、そこに向かって努力していく両親の姿が子供たちに受け継がれていく。

 そこが吹っ飛んでいるのではないか。

そこに、夫婦の本質があり、お互いに学び合い、尊敬し合い、固い契りとなる。

 それが、結婚というものだと私は思う。

そんな自分の結婚感とドラマの進行。
そのギャップと共感が、今後どのように交わっていくのか。
自分との会話、夫婦との会話も交えながらドラマが進行していく。






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2012年10月20日 (土)

カンブリア宮殿から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日のdadamaさんのコメントでも記されていた「カンブリア宮殿」。

 「成長するスーパーの特集」。

「大黒天物産」「福島屋」「コープ札幌」の3社を特集。
特に、前2社の営業スタイルの違いが鮮明に比較されて描かれていた。

大黒天物産。

 倉敷を本拠に、年10店舗のペースで拡大。

関東エリアには馴染みが無いため、そのディスカウントぶりは見えないが映像で見る集客力は凄まじい。

十数年前に卸業から創業した社長は「自転車」で出社。
店内に在庫を出し切り、夜中に入荷陳列して作業効率を高め、必要什器も最小限でまかない必要最小限の経費で安値を実現し、最大の集客で利益を確保するというお決まりのディスカウント方式で全国1位の伸び率を達成している。

次に福島屋。

 以前もこのブログで取り上げた企業。

大黒天物産の社長が「自転車」で出社するのに対して、福島屋の社長は「徒歩」で登場。

いずれも健康の為と経費削減。
他者との付き合いの中では、それなりのクルマで対応しているのであろうが、自らは「自転車」や「徒歩」を多用して自らの健康志向と現場サイドでの視点で自社を見ようとする意志があるのだろう。

自らの五感で納得した商品だけを仕入れ販売する姿勢は創業当時から変わらない福島屋。その一貫した姿勢が評価されて創業以来黒字を維持しているという。

社長が店舗に入ると、従業員は直ぐさま近寄ってきて握手で挨拶を交わす。

 社長と握手して挨拶。

この距離感が良い。
自分の会社のトップと直接肌を触れ合う距離感。
従業員のモチベーションはいやがうえでも高まるだろう。

そしてトップの品揃えへのこだわり。
結果としてそれは購入されるお客様への感動の共有であり、信頼関係でもある。

以前に取り上げときは、原発事故後の福島県産の米の販売に関しての内容だった。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-58c7.html

自信を持って開発して、お客様にも勧めたい会津若松の米。
原発事故後に不当に評価されている商品を、自身の企業で堂々と販売するその器量。それは従業員にも伝わり、自分の仕事に対しての正義として捉えてくれるものだ。

ディスカウントにしてもこだわり品揃えにしても、トップが如何にその事にこだわりそのバックには社会的使命感に溢れている事が絶対条件。

ディスカウントと高級化のそれぞれの路線。
この二つの路線だけではないだろう。
如何にトップの社会的使命感が部下に伝わるか。
その伝達が店長を通して全従業員に伝わる事。

出社時に「自転車」や「徒歩」で来る事が重要な事ではない。
トップが自ら商品開発をする事でもない。

 大切なのは、その溢れる使命感が周囲に伝わる事。
 そして、従業員が共感して大きなパワーになる事。

それは視点を変えれば、店長としての姿。
トップにだけすがる事ではなく、自らの姿を問いただす事でもある。
この2社のトップの姿から、自分を見直すきっかけとしたい。


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2012年10月19日 (金)

採用の妙

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

新店開店の為の、パート採用。

 第一期のパート採用から早3ヶ月。

そろそろ、各人の特徴や能力に若干の差が出始めている。
そして、当初予測した各人のレベルとのギャップも出始めてきた。

 “えっ、この人がこんな能力があったのか!”

面接当初は、「ちょっと不安だなぁ〜」とか、「手先が器用かなぁ〜」とか不安のあった方もいるものだ。

そして、3ヶ月の店舗研修(その後入社の方も多いが)を経て、いよいよ第三回目の店舗運営訓練を迎える時期になると、チーフから各人のレベルの差の話題が出てくる。

そんな中で、当初採用はしてみたものの、外見や話ぶりから想像して“生鮮惣菜やベーカリーの製造部門で技術習得がどうか?”と疑問を持っていたパートさん達が、たくましく育っているという話を聞くと、嬉しくなってくるものだ。

 “年齢的、体力的な問題を克服してくれている”

そして、当初抱いた私の不安を見事覆してくれていることに、本当に嬉しく思うのと、人材採用の妙を感じざるを得ないのである。

 人材採用の妙。

人事採用とは、学生の場合でも数回の面接で採用を決定する。
しかし、店舗のパートさんの場合だと1回の面接で採用不採用を決定しなければならない。

一回の面接の中で、年齢や容姿そして話ぶりとその受け答えから、投入部門を決定し採用内定の通知を電話する。

今回は新規出店でもあり、ゼロからの採用である為、戦略的な人員配置を考慮して、私一人で採用と配属を決定して部門へ配属した。

 人材採用の全ての責任は私にある。

だから、尚更ひとりひとりの動向が気になるのだ。

 “ちょっと厳しいかな”

正直、そんな感想を抱いた方もいたのだが、逆にそんな方ほど成長してくれているようだ。

 あるチーフと会話した時の事。

「今度の店舗運営訓練では、誰が主要パートを務めるんだ。」

 「今回はAさんが2番を務めます。」

「えぇ〜っ!、Aさんなのぉ〜っ!。」

 「見かけに反して、頭で仕事をしていますよ。」

人は見かけによらないものだと、この時実感したのだった。
それだけ、採用してみたもののどうだろうかと不安だった方が、意外に戦力として活躍しているようだ。

 採用と教育。

これは、クルマの両輪なのだろう。

 良い人材を採用することと人材を育成すること。

いい人材とて、育成しだいでは花開かない。
逆に、普通の人材が花開く育成手法。

 この差は何か?。

これに関しては、いずれまたお話ししたい。


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2012年10月18日 (木)

お店のPB

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


大手のプライベートブランドが拡大傾向にあるらしい。

 コンビニ各社がPBの底上げで利益拡大。

そんなニュースが朝のラジオで流れていた。
しかしその一方で、そのグループのGMSやSMの業績は芳しくない。
同じプライベートブランドを取り扱っているのに。

 スーパーとコンビニ。

規模に違いはあるにしても、その使命は大きく異なる。

 スーパーは家庭内食提供業。
 コンビニは近くて便利な簡便業。

取り扱い品目も、スーパーは生鮮含みで約10000アイテム。
方やコンビニは、約3000アイテム。

コンビニの狭い坪数の中で3000アイテムの品揃えなわけだから、それこそ絞り込んで品揃えしなければ成り立たない。

 そこで徹底されたプライベートブランドの品揃え。

そこにプライベートブランドの支持とその販売量による利益拡大が有効に働くのだろう。

しかし、スーパーマーケットの場合は、生鮮部門のウェイトが多いに高まる。
その生鮮を制しない限りは、GMSだろうがSMだろうが地域のお客様には支持されない。

 生鮮部門とは、お店のプライベートブランドなのだ。

チェーンストアとして、各店とも標準化されたレイアウトと品揃えを持つが、一品一品に目を向けると、各店とも全く同様の商品にはならない。

 そこに商品化技術が伴うからだ。

更に厳密に言えば、同じレイアウトでも担当者によって発注数量が違う訳だから、微妙にフェース取りも変われば夕方の売場の状況も変化する。

 開店時はチェーン店全て同じでも、夜は変化する。

これはまさに、個店毎のプライベートブランドなのである。
個店のプライベートブランドである生鮮部門でお客様の支持を得る事こそが、スーパーマーケット業界で中小スーパーが、更には地域でそのお店が支持される構図となる。

 生鮮を取り扱う技術。

それは、企業として、店舗として、更には個人としてもプライベートブランドになり得る。

生鮮に携わる人たちは、是非この本質を理解して、自分の販売技術を徹底して磨いていってほしいものだ。






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2012年10月17日 (水)

言葉の魔力

皆さん、こんにちは。
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各企業毎に、「あ・うん」の言葉が存在する。

 「単品管理」「単品拡売」「定位置管理」
 「コトPOP」「5S」「作と演」等々。

業界用語の場合もあり、その企業特有の言葉や言い回しの場合もある。

 その言葉を「吐けば」、皆納得する魔法の言葉。

「単品管理によって、ロスが改善されました!。」
「単品拡売によって、売上が拡大されました!。」
「定位置管理を進めて、効率が高まりました!。」

あ・うんの呼吸を持つ企業が上記を言葉を部下から聞いて数値改善の実績を確認すれば、上司は皆納得してそれ以上追求しなくなる。

 そんな言葉。

しかし、具体的に何と何と何をやったのか?。
よくよく聞いてみると、単品管理と称しながら実際には、一品だけ売れ数をチェックして発注数量を変えただけだったり、単品拡売と称しながら単に平台で展開しただけの事だったり、内容を深く掘り下げて追求していない場合が多い。

 使う方も聞く方もその言葉の登場で一件落着してしまう。

そんな便利が言葉が、魔法の言葉である。
そして、その言葉に我々は意外に騙されてしまうものだ。

 “事実としてやったことを具体的に挙げる”
 “誰でも分かる言葉で具体的に言い換える”

そうやって言い換えてみると、実際に部下から出てくる言葉は、案外対した事はしていない場合が多い。

 そして、それは逆も成り立つ。

部下に対して、魔法の言葉を発していないか?。

 誰でもわかっているだろうと思い込んでいる言葉。
 社内で流通している言葉。
 「あ・うん」の呼吸で理解している言葉。

“これらを使えば、いちいち細かく言わなくても、部下は全ての事を実践してくれるハズ”

 “本当に伝わっているのかなぁ〜”

そう感じたら、もう一度、使い慣れている言葉をひとつひとつ共有していく必要があるのではないか。




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2012年10月16日 (火)

研修会日程

皆さん、こんにちは。
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未だに店舗もオープンしていないのに、なにやら研修会が当店で実施されるらしい。

 次年度早々の事である。

販促関連の研修会が実施されるらしい。

今まで、「精肉」「鮮魚」「コンサル」等の研修会を経験してきたが、今回は「販売促進」関連の研修会になるらしい。

 「望むところだ」。

他者に見られる、というプレッシャーとそれに向けた向上努力が、いつしか大きな力となって自分の土台を造ってくれるものだ。

それと共に、従来はその担当部門の研修会開催の為に、良い売場とともに良い数値が報告出来る為の数値も意識的に為される為に、それ以前からの売場が良くなる(数値作りの為に必然的に良くなる)という効果も発揮される。

従来の「精肉」「鮮魚」「コンサル」のいずれの研修会でもその効果は抜群だった。

精肉研修会が決まった瞬間からの精肉部門の数値の改善。
鮮魚研修会が決まった瞬間からの鮮魚部門の数値の改善。

開催までに、数値を改善して良い売場と良い発表に合わせて、良い数値が報告出来ればなによりであり、その発表の説得性も高まると言うものだ。

特に鮮魚の研修会の時は、事前に何度かの予行演習を実施し、その都度売場造りの精度を高め、その事で普段の鍋材の売場が格段に良くなり、一冬の鮮魚の売上効果が格段に高まったのだ。

 より積極的に、外部研修会を利用する。

自社で実施されるのであれば、外部から見学者が来店される。
その緊張感を活用して、本部と連動して着々と準備を進める。
その継続が現場を強くし、同時にお客様に対しても上質の売場を提案でき、結果的に数値効果が格段に高まるという効果。

また、外部コンサル研修の時には、山形産さくらんぼの異常値販売による売り切りと果実の52週展開を始めるきっかけとなった。

オープンもしていないのに、研修会の予定。
この事によって、私の頭はググぅ〜っと販売モードに切り替わっていった。

 次年度早々の店舗展開のテーマは?。

開店してから即さま12月を迎え、年末を迎える。

 

それまでは、突っ走るだろう。

更に、年明け。
通常であれば、開店から一息つけるタイミングである。

ここで間髪入れずに、研修会が入る。
店舗にとっては非常に厳しいかもしれないが、この事の効果は計り知れない。

 どんな事でも、どん欲に活用する。

その事によって、自社や自店が良くなるのであれば。
その事によって、自店の部下が強くなるのであれば。
その事によって、自分の引出しが広がるのであれば。

望むところである。







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2012年10月15日 (月)

再度「絞り込み」を考える

皆さん、こんにちは。
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品揃えの絞り込みを図る事によって、生産性を高める。

 戦略的によく立てられる生産性向上の道筋。

絞り込む事によって、取り扱い品種が減少し作業面での低減は理解出来る。
それによって従業員を減少させ、結果的に生産性が向上する。

 売上が固定であれば、上記数式が成り立つ。

しかし、実際には品揃えが減少すればお客様の不便性が高まり、売上は必ず低下する。

 “「必ず低下する」それは言い過ぎだろう?”

私の経験から言えば、必ず低下する。
逆に言えば、品揃えが豊富なほど、地域のお客様から言えば安心して買物が出来る要因ではある。

しかし、一定の売場スペースと一定の労働時間の内部で豊富な品揃えを維持しようとすると、定番管理、発注管理、在庫管理等で維持管理が膨大に膨らみ、その売上とのギャップから維持する事を断念する場面が多発するのだろう。

地域のスーパーとして、品揃えで妥協せず価格で妥協せず、そして旬やイベントでしっかり地域の暮らしに追随していけば、絶対に商品面では地域のお客様が自店を見限る事は無い。

今後ますます競合店の出店によって、商圏が狭められていく中、如何に商圏を失わず今いる人員を有効に活かして品揃えでお客様満足を失わないか。

今まで書いてきた内容は、全て、定番品揃えでの話である。

 常に定位置管理された商品。

要は、そのお店で常に品揃えされている商品の事。
それは、普段の食事を調達しワンストップショッピング性を要求するお客様にとっては大いなる選択基準として位置づけられる。

そして重要なのは、その定番品揃えに関して、如何にパート化によって仕組みとして維持管理していく組織に改造出来るかである。

しかし、店舗としてその日、その瞬間、その時期に地域の暮らしに合わせて臨機応変に売場を変化させ商品を変化させお客様に提案するフリースペースに関しては、絞り込みの発想を重視して考え、当てはめた方が有益に働くと思っている。

 その日に企画して展開する商品群。
 その時期に旬を提案する商品単品。
 イベント時企画するメニュー提案。

特に、生鮮商材の展開に関しては、より絞って、より集中して単品に焦点を当てて量販するか、に切り替えて仕掛けていくべきだろう。

 例えば、「ぶどう」の時期。

旬のぶどうの時期にフルアイテムでぶどうを仕掛けるが、その中でもより絞った展開でぶどうトータルの売上を拡大させる。

 量販する単品を「絞る」こと。

その品揃えの程度と絞り込み単品の量販数量のバランスが、そのお店の魅力度ということになる。

 量販する単品は徹底して地域一番の数量を売り切る。
 品揃えアイテムは極端に絞り込まず豊富感を失わない。

それも、常に競合との関係を重視しながら進めていかなければならない。
地域には多くのお客様が住んでいられるが、競合店も乱立している。
そんな環境の中で、自店の位置づけが最有力候補にのし上がれば、一転して一人勝ちの状態に押し上げる事が出来るからだ。

 絞り込み、それは商売にとって安易な罠である。






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2012年10月14日 (日)

家族を持つ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


月に1〜2回程度、部下と懇親を持つ事にしている。

 開店したら、なかなかそんな時間も取れない。

今がそんな有益?な時間を取れるチャンスだから。

そして、酒が入ると今まで仕事では交わされなかった私的な話題も入り交じる。
各部門のチーフ連中は、ほとんどが独身。
年齢も30歳前後であり、仕事上での部門責任者としての仮面を脱ぐと、そこら中にいる独身の若者である。

それぞれに適齢期であり、それなりに相手もいるようだ。
既婚者数名、その他大勢が独身で付き合い中。
そんな関係での飲み会ともなれば、いつしか話題は結婚後の暮らし。

付き合いも長くなれば、相手との結婚を意識する関係となり、彼らの焦点は結婚に訪れる現実である。

 結婚後に訪れる「障壁」とは。
 結婚後に訪れる「危機」とは。
 結婚後に訪れる「変化」とは。

現状は、いままだ住居を共にした付き合いではないが、昼夜問わず共に暮らす事で何が変わるのか。
そんな近い将来の夢と不安が交錯した時期なのだろう。

今はお互いに好き合っているから楽しいが、四六時中共にしていると時には煩わしい存在に思えるときもある。
お互いに一個人であり、違う文化の中で二十数年育ってきた訳だから、いきなり共に暮らし始めると、その文化の違いに如実に現実のものとなる。

 そのカルチャーショックをどう克服するか。

しかし私は、その克服過程こそが、結婚の意味なのだろうと思う。

 違う人間がお互いに理解し合って恊働していく。

これこそが、社会生活の本当の第一歩かもしれない。

独身の方々もたくさんいるだろうから、あまり暫定的なことは言えないが、私は結婚によって多くの苦労を背負い多くの感謝を得、そして丸くなっていった。

 “丸くなっていった?”

そう、独身時代から堅物だった(性格が)ものが、違う文化触れ長い暮らしの中でその克服をしていくことによって、自分自身の人生観や仕事観が変わり、より組織的な位置で仕事が出来る「丸」さを身に付けていった。

更に、家族が増えるにしたがい、親の気持ちが分かり他人への愛情も覚え、人情という感度が身に付いたと言っても良い。

それらは、仕事とはまた別の環境の中で生きていく事であり、その世界から学んだ事は計り知れず、それがまた仕事への回帰をさせてくれるのである。

それには、共に過ごしながらではあるが、相手から自分に無い部分を学べるか、又はそれによって自分の人生が有意義になっていくかという事。

それによって、相手への感謝があり尊敬があり畏怖が出来る。
そして、家庭という小宇宙で人生を享受する姿勢が、実社会で多いに役立つ。

そんな話を、酒の力を借りて語ったような記憶がある(笑)。

結婚よって、そして子供が出来る事によって、苦労を背負いそして人生の豊かさを得る。

是非彼らには、そんな結婚生活を送ってほしいものである。





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2012年10月13日 (土)

店長の使命

皆さん、こんにちは。
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最近想う事。

 店長の最大の使命とは?。

一言で言うと経営理念を通して、如何に企業貢献するか。

 “お客様への満足提供ではないのか?”

概ねの企業は、対お客様満足が経営理念に掲げられている。
よって、その経営理念を達成することを通して、自企業への貢献が最後の使命であろうと思う。

そうでなければ、いくら奇麗事を言っても、企業の存続が危ぶまれるなかで悠長な御託を並べている訳にはいかない。

だから、どんな階段を登ろうとも、その階段は企業貢献という頂点に向かわなければならない。
その結果として、我々従業員の就業が保証され、自分とその家族に豊かな未来が約束され、そこから就業意欲が沸き立ち更に企業貢献へと向かう。

 企業貢献とは、業績向上。

具体的には、売上貢献に共なう利益創出。
その過程で、地域のお客様と住民への貢献がある。

最終的には、どんな店長であろうとも、企業貢献を負う使命があり、その前提が販売力を伴うマネジメント力であろう。

 マネジメントというと管理色というイメージが強い。

しかし、自ら発注等に携わらない店長の役割とは、マネジメントという手法を用いて自らの店舗の魅力を高めて地域のお客様に貢献していく結果として、売上拡大と利益創出を実現していくことが最大の使命となるのだ。

 売上・利益という基本的な構図を知る事。

要は、如何に売上・利益を拡大できるかという原理原則を知っている事が先決。
この事は、企業としても知っており、店長としても知っているという前提がある。

そしてそれを達成する為に、売場と商品と従業員をマネジメントして店長が思い描く「売上・粗利」を拡大出来る売場を実現させること。

そのマネジメント手法として、店長独自の優先順位や従業員教育、更に競合店や地域特性に合わせたやり方が異なるのである。

 人を育てて従業員力を強化していくタイプ。
 売場重視で商品販売を強化していくタイプ。
 日々のオペレーション強化していくタイプ。

いろいろなタイプはあろうが、それらのマネジメント手法を駆使して如何にお客様の支持を得て、企業貢献していくか。

その為に、常に最先端のお客様満足の為の売場の在り方を知っている必要があり、その為に自分の店舗でその学習をしなければならないし、店長自ら店頭に立ちその感度を磨かなければならない。

そして、その達成の為に、自ら強みを発揮できるマネジメントを主体にそのマネジメントの組み合わせを駆使していくこと。

 売れる売場を熟知する。

これは、店舗の責任者が一番長けていなければならない。
なぜなら、その店舗に関しての全ての販売の責任者であるからだ。





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2012年10月12日 (金)

行動を促すエンジン

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


理屈では分かっていても、なかなか行動に移れない。

 どうしたら、行動のスイッチが入るのか?。

我々は、いろいろな場面で知識を得る。

 会社での会議や勉強会。
 業界紙等の書籍や番組。
 有名講師からの講習会。

そんな場面では、業界の話題やマーケッティング等の知識を、理路整然と受講するから、非常に分かり易く理解し易い。

 その時は、だ。

しかし、現場現実に戻り、自分の周囲からそんな知識を導入しようとしても、なかなか行動に移らない。

 目の前のルーティン業務に忙殺されて。

その時は、非常に分かり易く、現場に戻ったときには直にでも行動に移して、現状を改善しようと固く心に誓うのだが、現場に戻った瞬間に一切忘れ去ってしまうのだ。

理路整然とした内容で、書いてある理想の姿を夢見て現場に戻るのだが、そのあまりのギャップに心がくじけてしまうのだろう。

更に、あまりにも理想的な話ほど、頭では理解するのだがどこかで醒めている自分がいる。

 “これは理想像であって現実には起こりえない”

頭で理解したことは、頭で解決してしまう。

 しかし、「感情」は行動の源泉となる。

人間は、情に訴えられた時に、理屈を超えて行動してしまう。

 他者から激怒されたときに、感情が剥き出る。
 上司から叱られたときに、即行動を開始する。
 部下におだてられた時に、つい奢ってしまう。

相手の情に触れたり、自分の情が高ぶったときに、行動が早まる。

 このように、感情は人を動かすエネルギーだ。

人間は、情に訴えられた時に、そのエネルギーが行動に変化する。

 何かに、感動した。
 人の感情に触れた。
 
人間は、このように、情で行動する生き物だ。
だから、感情豊かに生きなければ、それなりの行動力した持ち得なくなる。

そして、組織としても感情豊かな組織になることが、行動を伴い結果を導きだす組織であることが言える。

 常に理路整然とした理論だけが全てではない。
 冷静な理論と、情熱的な意志が組み合わされる事。

人間の行動、組織の行動とは、このように情が絡んで初めて大きなエネルギーを伴い、大きな組織を揺り動かしていくのである。





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2012年10月11日 (木)

思考力とは

皆さん、こんにちは。
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思考力を養う。

 よく言われる言葉である。

思考力とはなんだ?。

 数値分析力?。
 状況判断力?。
 歴史暗記力?。

何の為に、「思考」するのか?。

それは、来るべき未来に対して最前を尽くして豊かな暮らしを獲得する為の、方向性や具体的行動を探ることである。

数値を如何に分析しようが、今の状況を正確に分析しようが、過去の歴史を紐解こうが、未来には触れられない。
それらは、未来を開拓するのに必要は情報にはなろうが、それだけでは未来は見えてこない。

そう言う意味では、思考力とは「未来予想図」を描くことである。
いや、描いただけでは不備だ。

 未来予想図を描いたら、実現すること。

描いた予想図を実現する過程で現れる課題を克服しながら最終予想図を実現する力。

 “思考力にそこまで要求するのか?”

未来予想図構想力と実現力は、セットで捉えないと本当の力にはならない。

 構想力と実現力は裏腹の関係だからだ。

遠い未来図を描いたら、それをひとつひとつ実現していく過程も思考しなければならない。
また、その描いた過程を実現していく実行力も合わせて思考しなければならない。
更に、その過程を克服する為に現れる壁に対して、乗り越える思考と技術と意志を持ち合わせているか、ということだ。

職位によっては、組織力を駆使して大きな組織の未来を構想実現しなければならない。

要は、構想しただけでは不備であり、構想実現の為に、都度かべを克服出来る行動を起こす思考力も含めての思考技術であることを必要とする。

そうでなければ、思考する役割と実現する役割が明確なチェーンストアの場合には、そのギャップが拡大していくこととなる。
それが、結局は現状を打破出来ずに、急激に変化していく現実に追随できずにもがく現実となる。

しかし、100%の構想が無ければ行動出来ないということではない。
7割の構想と中途半端でも行動することによって、先が切り開かれていく場合も多い。

いくら低い位置から高みを目指しても見える景色は変わらない。
行動によって高みにいくらかでも近づくから、先の景色が劇的に見えてくるものだ。

 そこに実行力が有効に発揮される。

見えない未来を切り開く。
その為の、思考力と実行力。
バランスをとりながら、どんどん切り込んでいきたいものだ。





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2012年10月10日 (水)

奪えば奪われる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「与えれば、与えられる」

 よく言われる諺(ことわざ)。

人は一人では生きていけない。
人間社会の中で豊かな暮らしをしようとすれば、他者との関係の中で与え与えられながら、自分にあるものを与え、無いものを与えられる関係を持たねばならない。

 自分に有るものを与え、無いものを与えられる。

そう考えると、自分に無い「試練」や乗り越えるべき「壁」も時には神から与えられる場面もあろう。

逆に、自分が有するものは積極的に与えなければならない。
自分にあまり有るものはご近所様にお裾分けし、自分にある能力は抱え込まずに周囲にその能力を活かさなければならない。

ようやって、人間社会の中で自分が持つ有益と他者が持つ有益が流通し自分の能力や資産が増えていきながら、豊かな暮らしが充足していく。

 しかし、その逆を考えた事は無い。

与えれば、与えられる。

 しかし、奪えば、奪われる。

他者から奪ったものはいつか奪われる。

 他者から奪った金銭。
 他者から奪った資産。
 他社から奪った売上。

んっ!、売上?。

そう、競合他社から強引に奪った売上もいずれ奪い返されるもの。

 “結局、努力しても無駄なの?”

いや、努力の手を抜けば、すぐさま奪い返されるという事だ。
だから、いつまでも業績改善に喜んではいられない。

 「昨年、○○だったから今年は厳しい」

昨年競合対策チラシが強烈すぎて、その反動で今年は昨年割れ。
昨年のイベントが人気で、今年はその反動でお客様が減少した。

それは、強引に奪ったお客様が、結局はその魅力が無くなればいずれ元の店舗へ戻るという構図が崩されていないという証拠。

競合他社とて、奪われたお客様を取り戻す努力を更に増加させて、奪い返しに躍起になる。

だから、強引に奪えば奪うほど、その後の引き止め工作を計画的に実施しなければ、奪ったお客様を簡単に手放す事になる。

強引に奪ったお客様は、強引に取り戻しが図られると覚悟しなければならない。
しかし、円満に奪ったお客様は円満に解決されるのか?。

んっ!、円満?。

チラシとかイベントとかに頼らず、良い売場に維持継続という地道な努力。

 強引に奪ったお客様は強引に奪われる。
 円満に奪ったお客様は円満に解決出来る。

強引に奪って、円満に解決させる。

 これが、商売の要諦か(笑)。







 

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2012年10月 9日 (火)

最高に触れる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


我々は商売人である。

 モノを売る商売である。

モノを売る商売が、「モノ」を知らないでは売れない。

 基本中の基本。

自分が取り扱う「モノ」。
「果実」にしろ「野菜」にしろ「魚」にしろ「肉」にしろ。
名前、種類、産地、そしてそれらの違い。
それを知った上での、料理用途と味。

 川上情報と川下情報。

我々は、この上下方向の情報に精通していなければならない。

 そしてその一つの要因として、「味」がある。

味にもピンからキリまである。

 美味しいものから、まずいもの。

我々は、この「差」を知らなくてはいけない。
美味しい不味いは個人の主観になってしまうが、それでも自分なりに味の差を明快に分析でき、それを販売時点でお客様に伝える技術を要しなければならない。

それにはまず、自分から単品の「最高」に触れる事だ。

 「最高に触れる」。

私にも、味の分かる商品、分からない商品がある。
味の分かる商品は、ピンからキリまで食べ尽くし、旬の走りから盛り、そして終盤期を食べ尽くし、その一部始終を語る事が出来る。

しかし、味の分からない商品は、それが無い。

 要は、未だ最高に触れていないのだ。

先日、女房が今晩の晩飯のおかずを、「豆腐」にしようと言った。

 私が、豆腐嫌いを分かっていてだ。

「豆腐」かよ!。
体に良い事は分かるが、豆腐かよ!。

「自分で食べてみたいと思う美味しい豆腐を選んで。」

仕方なく、買物に行ったお店で美味しそうな(といっても普段買い慣れていないため、何が美味しいのかも知らないが)パッケージの豆腐を選んだ。

「枝豆豆腐」といった種類の細長い豆腐だった(このメーカーや商品名すら知らないというお粗末さ)。

豆腐にしては結構な価格だが、それでも200円台だったと思う。
枝豆が大好きな私は、その名前が入っている豆腐だったら食べれるかと思って購入したのだが、帰って食べてみると、今まで豆腐の何とも言えない無味感が無く、それなりの甘みがあって美味しかった。

美味しそうに食べている私を見て、女房がその豆腐に手をつけたら止められずに横取りされてしまったが、やはり味の分かる人間にはその「差」が分かるのだろう。

味を知るには、まず「最高に触れる」ことが一番だ。
なにも、国産マンゴーの最高に触れよと言っているのではない。
豆腐、納豆、こんにゃく、油揚げ等の低単価品。
しかし、普段のデイリーな食材は、売場にたくさんある。

グロサリー担当者が、その味の違いを明快に回答するには、まずその取り扱い商品の中の最高に触れてみる事だ。

それによって、必ず自分で感じる事がある。

 それは、自分の舌で感じる「味覚」。

自分の舌と味覚に自信を持つ事。
それには、常に「最高に触れる」という意識を持つ事。

 そんな意識が、自分のもう一つの能力を開発する。






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2012年10月 8日 (月)

小山北エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


栃木南部に出店が相次ぐ「T社」。

 この秋にも小山北エリアに出店した。

隣には(ほぼ隣)、北関東や首都圏でリージョナル展開している群馬本拠の「T社」が存在。更に南部には東北や北関東でリージョナル展開している「Y社」が存在。

そんなロケーションの中、ディスカウントの「T社」が新規出店する。
この出店で、迎え撃つ両店はどんな対応をするのか。MRしてみた。

まずは、新規出店の「T社」。

 居抜きでは無い。

最近は、この企業の新規出店が目立つ。
従来は居抜きに入店し、コストをかけずに出店し、即ディスカウントの展開し周囲の顧客を取り込む戦略だったが、最近は新たな立地に新規展開する店舗が増加している。

 安さ一辺倒からの脱却。

そんな意図が現れているのだろう。
そして、この店舗は「鮮魚」がテナント。
更に「精肉」は、アウトパック。
この2部門は外部に任せている。

テナントとして入居している「鮮魚」の販売力は強みだ。
特に、開店当初は気合いが入っているため、マイク放送等を利用して切り立てぶりの提案を行っていた。

しかし、強みもあれば弱みもある。
アウトパックの精肉は厳しいだろう。
メンテナンスがままならず、いずれ置いてあるだけの売場になるのは明白。

両隣の競合店の復活度合いによっては、今後商圏を全く広げられずに縮小均衡化していくかどうか、年内に決着が着くのではないかと思われる。

次に隣の「T社」。

 対抗心むき出しで対応している。

価格、売場メンテナンスとも相当意識している。
野菜価格は全て合わせ、果実価格も更に高品質品を価格合わせしている。

 更に、売場メンテナンスも完璧。

だからお客様も減少していない。
店舗としてのワンストップショッピング性が高い為、賢いお客様は離れていく事は無いだろう。

更に、加工食品や酒、雑貨等のグロサリー商品群も主力品は価格対抗している。
この両店の対応でこの地域の集客効果が高まっているのであれば、この「T社」の集客は落ちていないだろう。

最後は「Y社」。

 以前に比較すると、売場が落ちたかな。

「T社」出店当時は、完璧な売場で迎えた。
しかし、その緊張感が抜けるとメンテナンスが低下する。

競合出店時は、この維持継続力が課題となる。
そして、日々の売場メンテナンスの強弱がなくなれば、「T社」出店の影響はなくなるだろう。

本来ポテンシャルの高い商品と販売力を持つ企業。
新規出店の「T社」からも距離があり、前出の出店された側の「T社」から比較すればまだまだ緊張感は無いかもしれないが、「T社」出店エリアにお客様が集中すれば、この店舗へのダメージは低くはない。
今月前半での対応次第で、年末動向が左右される局面と思われる。

PS
 小山北エリアのMR写真を乗せました。どうぞ。
  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/oyamakitamr/










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2012年10月 7日 (日)

設定に追われる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いやはや、こんなに設定に追われるとは思わなかった。

 新規購入のMacBookである。

一度32ビットのWindows7を入れたが、処理速度が遅いため64ビットに入れ替えてWindowsの設定を終えた。
その作業だけでもなんやかやで相当時間を食ってしまった。
その間に、メール設定等でもよくわからず、メール送信がだいぶ遅れて送信されたケースもあり、ご迷惑をかけてしまった方も多かった。

そして、64ビットでのWindows7はやっぱり8ギガのメモリを有効に使用しているらしく、比較的に機敏に起動しているようだ。

 しかし、Mac側の諸設定につまずいている。

WindowsとMac。

この二つのコンピューター2台を同時に新規購入して設定するという場面と全く同じ事をしているようなもの。

 更に、Macに関しては予備知識も無い。

まさに暗中模索のようなもの。
だから本当に困った時は、Appleサポートセンターに電話だが、ここが心強い存在ではある。

 必ず、電話が繋がる。

この事だけでも、すごい事だと思う。
従来のこのようなサポートセンターへの電話はまず繋がらない。
事実、Macではないメーカーへは、10分ほど待たされてようやく繋がったが、Macへの電話は必ず1分以内につながる。

 更に、その丁寧な案内も気持ちいい。
 だから、何回も電話してしまうのだが。

Macには、意外に初期投入のアプリが入っていない為、自分でアプリをインストールしなければならないものが多いらしい。
それが、Windowsと大きく違うため、自分で必要なものを自分でインストールしておく必要性があるのだ。
はじめから全てのものがインストールされているが、起動が重いWindowsと比較するとその視点の違いに妙な納得性を得るのだが、慣れない間はその手間が煩わしい。

しかし、これも新しいものを所有し身に付けていく過程だと思えば仕方の無い事だと思う。

そうやって、自分の視野や技術が少しずつ広がっていくのだろう。



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2012年10月 6日 (土)

価値を与える

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


単に、スパークリングワインを品出しするのか。
それとも、購入したお客様のクリスマスの食卓に楽しい会話の提案をするのか。

 この違いは、決定的だ。

我々の仕事は、システマティックに売場に商品を出す事によって、如何に効率的に利益をあげるか。

 それは、自分と自社にとっての最大の命題である。

しかし一方で、購入されたお客様が存在する。
如何に効率よく売場に商品を出せたからといって、お客様に購入されて初めて売上と利益が生まれるのだ。

 方や、買って頂くという視点が生まれる。

買って頂いた商品は、どのように家庭で使われるのか。
それは、お客様が過ごしたい未来やなりたい自分を求めて、そこに価値を見いだして購入される。

よって、お客様に買って頂くという事は、お客様の使用価値に訴えられた商品なり売場なりかどうかが問われるのである。

かっては、そんな事など考える理由は無かった。
出せば売れた時代。
しかし飽食の時代、モノ余りの時代にはお客様の使用価値が大きな意味をもってくる。

そしてそれは、我々働く側の労働意欲にも同様の事が言えるのである。

ひとつひとつの商品や売場にどんな意味を持たせるのか。
その意味から、自分のいましている作業には、どんな意味があるのか。

自分の作業が、自分〜自社の世界で回転するよりも、自分〜自社〜お客様のように、自社の枠を超えたところまで価値が広がり、自分の仕事に大きな意味を持たせ自分にパワーを与える、又は部下にパワーを与える。

特にこんな場合、上司やトップからそんな価値を与えられたら、部下の労働意欲はいかばかりか。

 価値のある仕事。

世の中の出来事は、全て「意味」のある事ばかり。

 今目の前の仕事は、どんな意味があるのか?。

ひとりひとりの仕事の意味を、上司が理解する。
又は、その仕事の価値ある意味を、部下に与える期待する。
その事によって、部下が活き活きと目の前の壁に挑戦する。

そういう組織にしていきたいものである。




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2012年10月 5日 (金)

1対1で戦う

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、新店メンバー全員でMRに出かけた記事を乗せた。

 そこで、全メンバーが学んだ事。

それは、店内活気。
特に、同業他社がMRに来ている姿を見た競合店の男子社員の対応。

 如何にも「敵」を見やる視線。

“こいつら、何者だ?”
そんな目線で見られた。
更に、我々の後をつけてくる奴まで現れる始末。

 “やっかいな連中だなぁ〜”

とは思いながら、生鮮商品をじっくり見ていた。
そうしたら、店内放送が始まりベーカリーの焼きたて商品が案内された。

「ただいま、クロワッサンが焼き上がりました。当店ベーカリー担当の職人が命をかけて美味しく焼き上げたクロワッサンです。是非、お買い上げください。」

 “命を賭けた!”

いくらマイクパフォーマンスでも、そこまで言うか。
そしてその後、鮮魚の切り立て販売のマイク放送が流れた。

「ただいま、切り立ての天然ぶりが1切れ100円での大放出です。お刺身用のぶりを贅沢にも切り身ででご提案。だから脂の乗りや鮮度も申し分の無い切り身が1切れ100円と大放出価格です。どうぞ鮮魚売場にお越し下さい。」

いずれも男性社員が威勢の良い声でマイクパフォーマンスだ。

後で聞いた話だが、そのマイクパフォーマンスをしている最中に、我が社の新店メンバーを睨みつけるような目線をそらさずに放送していたという。

 なんという挑戦的な態度か。

しかし私は、ここにこそ、今回のMRの神髄があったと思った。

 “こんな対抗心をひとりひとりが身につけてほしい”

特に中小のチェーンストアになると、意外にサラリーマン的な心の持ち様をしている従業員が少なくない。

チェーン化を進めていく中で、個を押さえて全体主義を意識付けるのは方向性として間違ってはいない。

しかし、店舗は本部が運営するのではなく店舗の人材が運営するもの。
その店舗とは個店個店が、競合店やお客様が違う環境で存在している。
だから、チェーン化に必要な効率化を図らなければならないが、そこで働く従業員は地域や顧客を熟知しなければならない。そして商品を軸にした地域競合とその商品を武器に戦わなければならないのだ。

 個人の戦闘意識が高い事。

いつの間にか忘れ去られた心のあるべき姿である。
いくらワンストップショッピングと言って、店舗全体での戦いとは言え、店長一人で戦う訳ではない。

各部門の特にチーフや責任者は、個人個人が強くならなければならない。

 “俺一人でも、相手とやり合う覚悟がある”

ワンストップショッピングの基本は、「個が強い事」が前提だと思っている。
そして、その強い個がバランスよく配置されて強い店舗になるのだと思う。

そんな意識を、今回のMRで学んでほしいと願うのである。

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2012年10月 4日 (木)

精神的支柱

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


皆さんにとっての、「精神的支柱」とは?。

 人でもいいし、書物でもいいし、格言でもいい。

個人にとっての精神的支柱とは、以前に感動した書物の場合もあろうし、学校で習った「格言」でもあろうし、以前経験した厳しい練習であったりするが、それらが積み重なっている場合もあるだろう。そんな経験から、どんな事があろうとも以前の経験から比べれば今の状況はまだ楽勝だ。そんな支柱もあるかもしれない。

何かひとつ、自分の心の支えになっている柱を持っているかと言う事だ。
それが、企業や組織のトップがそんな存在であれば、その組織は強い。

 トップだったら、この状況をどう判断するか?。
 リーダーだったら、この場面をどう切り抜けるか?。
 店長だったら、この季節の旬をどう展開し売り込むか?。

そのような自分にとっての難局に、精神的支柱を照らし合わせて想像し、その人の普段の判断を想像して自分なりに決断する。

その裏側には、精神的支柱に何を期待しているのか。?。

 それは、ブレない理念と判断である。

それが静的支柱の存在である。
精神的支柱にも、このような静的支柱と動的支柱とがある。

静的支柱とは、存在そのものが周囲の支柱となる場合。
そして動的支柱とは、その存在が能動的に行動して組織を率いながら、その支柱に周囲が引き寄せられ、組織が強い団結力を生みまとまっていく存在である。

 スポーツのチームによく出現する存在でもある。

個人の精神的支柱と組織の精神的支柱。

まずは、個人が精神的支柱も持つ事が重要だ。
自分は、何をよりどころに行動するのか。
当然それは人間としての倫理があり、組織のルールがあってその枠組みの中で判断決定されなければならない。
その枠組みにも関わらず、さまざまな些細な件に関しての決定行動に関しては、個人が選択して採用して行動する枠は膨大に無限大に広がっているものだ。

そんな無限大の選択肢を前に、さて自分としてはどう判断して行動するか。
そして、その選択肢で判断して行動する積み重ねは千差万別であり、その結果も千差万別である。

 そんな時に、如何に精神的に強くなれるか。

そこに、精神的な支柱があれば、ブレない自分を維持できる。

私の場合と言えば、

 過去の経験の積み重ねから強い自分が支えられて
 かってのトップの営業理念から販売の支柱を得て
 現在のトップの組織理念からマネジメントを得た

それが、私の精神的支柱となっているのは間違いない。
強くなるという事は、ひとつふたつの支柱だけでは不足である。
数多くの支柱が積み上がり寄せ集まって、太く大きな支柱となっていく。

 その支柱が私を支えているのである。

だから、ブレないのであろう。
部下から見ると、ブレブレなのかもしれないが、自分的には決してブレてはいない。

 そんな支柱になりたいと思うのである。






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2012年10月 3日 (水)

リハビリ期間

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いよいよ、10月。

 新店開店まで、約一ヶ月ちょっと。

いよいよ私も、店舗運営への秒読み段階に入っていく。
先日、販促課長から問い合わせがあった。

 「てっちゃん、クリスマス年末の媒体は?。」

クリスマスや年末の販促媒体の数量の問い合わせだった。
通常既存店の場合は、販促部で過去の発送と使用状況から数量決定して送付してくれるのだが、新店でもあり一応私に確認をしてくれた。

 「クリスマス・年末?」

7月の赴任以来、店舗という現場から離れ、必然的に日々の販売計画や本部情報、更には現実の売場造りとその検証が遠ざかっていたため、それに即した媒体関連も頭の中から遠のいていたのだ。

とっさに質問され、ちょっとイメージが出来なかったが、少し間を置いてから昨年のクリスマスや年末の売場を思い出し、自分の売場のイメージ造りが回復された。

 自社の既存店を思い出しイメージした。

とは言っても、どこでどれほどのものを使用するかなど今から分からない。
当面は、応用などせずに、既存の媒体や告知媒体を使用して商品面を最大に露出していこうと思っている。

従来であれば、手作りの手書きの説明popを作成したりしながら単品の量販を図ってもきたが、当面は既存のあるものをしてしての演出造りだ。

開店してから12月いっぱいは既存のあるものを使用して売場を演出し、年明けから本格的に対競合であり対お客様でありを個別に対策していく。

 そして、今月10月は私にとってのリハビリ期間。

徐々に現場に慣れて、作業に慣れて、既存店の流れに慣れる。
販売計画と想像し、演出を想像し、レイアウトを想像する時期。

採用、研修、育成、モラル造り、理念造りを経て、いよいよ次のステージ。
それは、彼ら彼女らの力を借りて、対お客様に対する商品を中心にした売場造りへの段階へ進んでいく。

それも、早々に意識して構想を練っておかねば、すぐに入店が待ち清掃が待ち、一気に陳列等々と現実に流されてしまう。

いよいよ今月後半からは具体的な売場の構想に入っていく為にも、10月前半でのリハビリをきっちりこなして開店へのプロローグを開きたいものだ。






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2012年10月 2日 (火)

ネット売買

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のガイアの夜明け。

 「家電専門店の生き残り」

数年前の家電専門店の群雄割拠の状態から、現在は大幅に整理が進み、5グループほどにM&Aが進行していた。

番組では、一人の男性の家電の買物の様子が映し出された。

家電専門店でエアコンを購入?しに来店。
そこで専門店の店員から現状での売れ筋や商品毎の特徴を聞き出し、購入せずに帰る。
帰宅した男性は、自宅でネット検索をする。
価格コムで自分が購入したい商品の最安値を見る。
そこでは、先ほど専門店で見た商品の価格から約2万円ほど安値で販売されていた。
男性は、価格コムのそネット販売業者からネット購入する。

 今、家電購入はこんな流れで購入されている。

私もそうだ。
地域にある家電専門店は、現物を調べる場、実際に購入するのはネットで最安値で購入。
特に、自分で設置できるモノや小物等はどこで買っても同じだから一番安いところで購入する。

 これでは、家電専門店は生き残れない。

「パソコン」「デジカメ」「テレビ」「レコーダー」「オーディオ機器」
家電専門店の現在の主流商品が、ネットで購入されている現状。
もっと話を広げれば、家電だけではなく、「本」「音楽」といった著作物でさえネット販売だ。

そんな現状の中で、コジマ電気とビッグカメラの合併の映像。
競合に押されて縮小していくコジマがビッグカメラに吸収されるという形での合併。
同地域の企業の動向に興味を持って見ていたが、現場の緊張感の無い売場の状態にビッグカメラの担当者が厳しい指摘。

更に、トップを走るヤマダ電機は、太陽光エネルギーを取り入れた住宅販売に乗り出す。

 そこで家電はヤマダ電機で購入して頂く。

そんな住宅が集まる「街」まで販売していこうとする成長戦略。

更に、第三グループのエディオングループでは、サービス面を強化する戦略。
フランチャイズになった街の電気屋さんが、故障した冷蔵庫を診断し、そこから商売が始まる。
ネット販売には無縁の地域の高齢者を対象とした設置、設定サービスを強化。

 そこに活路を見いだす戦略。

そこから、我々地域スーパーは、どう舵を取るべきか。

 ネット販売をしているわけでも無い。
 宅配をしているわけでも無い。
 まして、家など販売していない。

我々食品スーパーはあくまでも普段の食材を現場(店舗)で来てくれたお客様にだけ販売する商売。

 まずは、当店を選択していただく。
 次に、そこで食材を全て調達して頂く。
 最後は、食卓で食して頂き満足して頂く。
 そして、その快適さから、また来て頂く。

生鮮主体に、同じものが無い商品を扱う事の幸せを教授しなければならないと同時に、その目利きを最大に活用して大手に対抗する。

家電専門店の映像から、我々の商売を考えさせられた番組だった。





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2012年10月 1日 (月)

うなずきの効果

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店舗研修もさることながら、全体研修会も10月にはいると頻繁に予定に入っている。

 全体研修会をどうやって盛り上げるか。

それには、参加者はもとより講師の先生を如何に乗せるかにもかかっている。
全体研修会で従業員全員の前に立つ機会が増え、皆の反応や表情を見ていると、こちらが面白い話や興味深い話、更に感動する話をすると、パートさん達の表情が明るくなり、こちらを見て目がキラキラとキラメクのである。

 そうなると、話をしているこちらも乗ってくる。

どんどん感情が入り、真剣な表情や笑顔の表情が加わり、更に聴衆のパートさん達のリアクションが複雑に入り交じってくる。

 “あぁ〜、いい感じだなぁ〜”

総勢100名程の従業員を前にしても、意外にひとりひとりの表情は伝わってくるものだ。

更に、遠くの人ほどその表情やら感情やらが伝わる。
そのお互いの熱気が最高潮に達すると、その研修会はいろいろな感動の言葉とともに学びの場と化す。

 “ぜひ、この感動を次の研修会で成したい”

それには、如何に我々受講者が、講師の先生を乗せるかだ。
そして、私はパートさん達に言った。

「こうやって、約100人を前にして話をしていても、皆さん一人一人の表情や仕草は見えるものです。興味を持って聞いている人、目がぼんやりしている人さまざまです。だから皆さんひとりひとりの態度のひとつひとつで私も気持ちが良くなったりがっかりしたりするんです。ですから、次回の研修会では講師の先生を気持ちよく乗せてくださいね。」

 「それで一つ、約束があります。」

「それは、皆さんの笑顔で目をキラキラさせて受講してほしいんです。更に、全ての時間でそんな表情をしようとしても難しいかもしれない。だから先生の話で面白いと思った時は、うなずいてください。それもオーバーに。皆さんのオーバーなうなずきが、講師の先生を乗せるのです。気持ちよく乗った先生は更に興味深い話をどんどん披露してくれます。そんな気持ちの投げ合いが良い研修会を誕生させるのです。約束ですよ。」

その表情の投げ合いは、いずれお客様との接客面でも同様の経験をするだろう。

 人対人。

リアルに相対する仕事が、我々の本分。
だから、人に強くなる。
それは、敵にも味方にも基本的には同じ事。

次回研修会も楽しみである。






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