記憶の鍵
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
この年になると、いろいろ記憶しようとするが、なかなか記憶に留まらない。
まして、いろいろな事が重なってくると。
人間という動物は、本来「忘れる動物」なのである。
どんどん遠い過去の記憶から忘れていく。
しかし、いまだに色彩豊かに記憶している事柄も多い。
楽しかった事、悲しかった事、思い出したくない事等々。
明確に記憶している事とそうでない事。
そこには、どんな違いがあるのか?。
それは、強烈なインパクト。
インパクトの強い受け取り方をすればするほど、忘れ難い出来事となる。
そう、強烈なインパクトを感じて受け取ること。
自分の喜怒哀楽に敏感に反応する出来事として受け取る事が、一生を通じて忘れられない記憶の奥底に記録されることになる。。
それでは、どうすればインパクトの強い受け取り方が出来るのか?。
感動を持って感じる情感を持つ事である。
何事にも、感動出来る情感。
感動。
それは、喜びだけでは無い。
悲しみ、辛み、怒り、憤慨等々だ。
それら情感を、内面に強く認識し、表面に色濃く表現し、感じる心を常に認識することである。
それは、より人間らしく、ということでもある。
嬉しい事を、より嬉しく感じる心。
悲しい事を、より悲しく感じる心。
そんな素直な心を持ち得ることが、感動を生む原動力となる。
そして、それは深い記憶として永遠に抱き続ける心となる。
それが、記憶の鍵。
感動する心が、深い記憶の鍵となる。
そしてそれが、次への感動を生み、更なる追及の努力の源となる。
そんな心の循環を生む事が大切なのだ。
純粋な心。
それを、どう身に付けるかだ。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
「感動」を失った従業員。
指示命令で歯車のごとく動くサラリーマンと違って、本来の商売とは能動的。
だから感動がある。
そして人が育ち成長する。そんな環境で育った人と企業は強い。しなやかで素直でそして継続力がある。
そんな組織にしたいですね。
投稿: てっちゃん | 2012年9月17日 (月) 06時05分
五感に敏感・花鳥風月・侘び寂びを楽しむ。
このような感性が商売感には不可欠であると思います。但し机上の学習では身につかないのも事実。現場でお客様とのキャッチボールを楽しみながら、お客様のストライクゾーンに近づけていく。更には組織風土が血の通った暖かな風土であるか?喜怒哀楽を失った従業員。商売人をロボットにしてはいけないのであり、売場・担当者の動脈硬化を防ぐのも店長の最も大切な職務なのでしょう。
投稿: dadama | 2012年9月16日 (日) 22時47分