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2012年9月13日 (木)

闘争心を培う

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店長として、競合他社との競争は必須である。

 特に競合関係の厳しいエリアでは尚更だ。

地域でのお客様のパイは限られており、そのパイを競合各社で食い合う。
だから、競合との関係で大いに売上は左右され、それによって商圏も広まっていく。

 店長として、競争に勝ち抜くという使命。

店舗を運営すると同時に、個別競合との競争。
個人のチーフが自部門の売り場で競合店の部門に勝つというレベルでの話ではない。

店舗内の数ある部門を駆使して、競合1店舗1店舗とどう組していくか。

 どの部門のどの単品で、どう勝ち抜くか。
 どんな独自のサービスで、差別化するか。

常にそんな発想で、競合との関係を測らねばならない。

だから、店長とはいろいろな眼を持たなければならない。

 マネージャー、マーチャンダイザー、アスリート。

これらの各視点を身につけなければならない。

 そして、アスリートとしての視点と心持ち。

店長の立場で、常に闘争者としてのスピリットとテクニックをみ磨く事が求められる。

私個人の話をすれば、小さいころから、「ケンカ」は弱かった。
すぐに泣いた。口げんかからして泣かされていた。

だから、ケンカに持ち込む場面では、逃げていた。
ケンカに持ち込まないように、自ら仕向けていた。

そんな男が、競合まみれの店舗に赴任し、競争状態に放り込まれる。

 仕事として、闘争しなければならない状況。

そんな状況が日常茶飯事に繰り返される。

 “心のあるべき姿を変えるしかない”

考え方の軸を変えなければ、自分が潰れてしまう。

 視点の軸を、競争という視点に置き換えた。

それからだろうか、常に、他者との競争という軸で自分の存在を確認することが常となったのだ。

 “あの店舗に勝つには、何をすべきか?”
 “その為に、どの部門に焦点を当てるか?”
 “その部門の何をどうすれば、勝てるか?”
 “やった結果、どの程度の効果があったか?”

ずっと、そんな視点で店長という仕事に打ち込んできた。

店長職だけではない、普段の私生活から、闘争という軸で物事を捉える習慣が身に付いてきた。

 日報の提出で、一番を目指す。
 車の運転で、他車に負けない。
 接客訓練で、表現力で負けない。

競合店という存在だけではなく、自分の存在を常に闘争という環境の中に置く。
全てが、競争・闘争という軸で捉えて、その関係を測る。

そうすると、「闘争の中での勝利」という方程式が見えてくる。

 更に、闘争という環境に自ら進んで身を置くようになる。

闘争環境が、心地良く感じるようになってくる。

 “本当か、てっちゃん!”

本当に、私はそう思っているのです。

 この環境が、楽しい。
 競争という環境に刺激を受ける。
 このゲームをどう楽しむか。

そんな心境になってしまった。

 “競合の無い仕事環境などいらない”

そこまで行きついてしまったのである。
いや、きっとそんな心境の方はいるはずである。

 競争が大嫌いだった私でさえ、そうなのだから。

そんな相手と、とことん戦ってみたいものである。







 

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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
結果的にdadama支援記事になってしまいましたね(笑)。
どんな経緯で劇的に店舗が変化していくのか楽しみですね。
一ヶ月後にお邪魔したいですね。

投稿: てっちゃん | 2012年9月14日 (金) 07時31分

またまた、援護射撃して頂いてる気が(笑)。周辺のMRを一通り終え、自店の攻めどころをデータ(数値)に置き換えております。曜日による攻め方、時間による攻め方、商品構成による攻め方。これを各部門の客単価・買い上げ点数に置き換えてどういう場面を作れば買って頂ける確立が上がるのか?一週間の来店頻度に応じての売場(店)のテーマはどうあるべきか・・・どういう売場がお客様に一番共感して頂けるのか?この考えを如何に担当者に理解・共有して攻める、闘う組織に築きあげていくのか。
考えれば考える程、自分の未熟さも見えてきたりして・・・そして大切なのはスピードを持って実行する事。日曜日からは卓上の計算から行動へシフトして行こうと準備の毎日です。
酒の力も借りてますが(笑)

投稿: dadama | 2012年9月13日 (木) 22時27分

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