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2012年9月11日 (火)

対策リニューアル

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



リニューアル。

 店舗を改装して、てこ入れする。

店舗の老朽化、競合対策、新店対策、数値対策等々いろいろな理由から、店舗の外装、内装、什器、レイアウト、商品マッサージ等を施して店舗をリニューアルする。

先日、新規開店する直近の競合店がリニューアルした。

 当然、出店する競合店対策として。

将来の新店に対して、当然に店舗の老朽化を改善し、店内の内装を新装し、什器を新調し、レイアウトを最新のフォーマットに入れ替え、品揃えを強化して店舗の集客力を高める。

それによって、数値を改善し来るべき競合店が出店した暁でも、自店の数値影響を最小に防ぐことを目的とする。

本部としては、これをきっかけに、最新のフォーマットで商品面の支持が得られ、ハード面のリニューアルで日々の来店動機を期待する。

店舗でも、この品揃えと時間帯別のMDを継続させ、常にお客様満足を満たしていく意識改革を図ろうと努力する。

この両者の意図と行動が一致して初めて、リニューアルは成功する。

いくら立派な外装内装を施しても、店内の什器を新調しても、一時の商品が陳列されても、売り場が維持継続されなければ、いずれ元の木阿弥。

そして、維持継続によって、その店舗への集客力も維持継続されて人が集まる。
更に、時を経てそこに新店が出店する。

エリア的には、この事によってこの地域のお客様は恩恵を受ける。

 地域のスーパーが新装するという恩恵。

更に、店舗が増加することによって、店舗選択肢が増え、買い回りが可能になる。
この事が、更にこの地域への集客力を高める要因となる。

新店が出店する前に、競合店がリニューアルした場合、新店が出店する前にこのエリアの集客力を高めておいてくれるという事は、勧化すべき事なのである。

 出店まえに、この地域の集客力自体が高まるから。

高まった集客力を得て、更に自社が出店する。
この相乗効果によって、大いにその地域への周辺からの集客力は高まるのである。

競合店のリニューアルとそこに出店する新店の関係とは、上記のようにこのエリアのお客様に恩恵と、周辺住民には更に魅力あるエリアを提供するという意味でお互いの相乗効果を利用し合って集客力高める原動力となるのである。

 相手を利用して、自社の出店に弾みをかける。
 相手を利用して、自社のリニューアルを活かす。

そうやって、競合店同士は高めあっていくのであろう。
ぜひ、競合店のリニューアルに対しては、成功を収めていただき、この地域の集客力というパイを集めていてほしいものだ。



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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
相手を利用して自社の支持を高めていく。
そんな発想に切り替えるしかないですね。
非常に都合のいい発想ですが(笑)。

投稿: てっちゃん | 2012年9月12日 (水) 08時54分

当社では逆の現象で悩まされてます。
自社の集客力を利用して直近に店舗を作るコバンザメ商法。憎たらしい事に繁盛している(笑)何れにしてもお客様に支持された店が生存・繁栄を認められるのですから、自店の立ち位置を定め、お客様に喜んで頂ける店作りを互いに切磋琢磨していく姿勢が店を強くしていくのでしょう。

投稿: dadama | 2012年9月11日 (火) 21時24分

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