不幸な出来事
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
隣国で起きているデモ。
もはや、デモの域を超えて暴動。
私が気にしているのは、地域のお客様の食を支える「スーパー」や「コンビニ」そして「GMS」といった施設が崩壊しまっている事。
大義は、「対日領土問題」だが、それが国内の施設を破壊させ、略奪し、工場を炎上させてしまっている。
それは、いかなる理由があろうとも絶対に許される事ではない。
人道上の問題だ。
どんな怒りが存在するのか、我々には理解できない。
暴動略奪に走った暴徒は、地方の住民だとは報道されているが、それでも絶対に許される行為でない筈だ。
更に、この国の政府は、このデモと暴動を隣国の領土政策の責任と言い放ち、今後同様の暴動・略奪が発生しようともその責任は、この国の国家にも国民にも無くひたすら隣国の領土政策にあるとする声明。
もはや、この国は国家として体を成していない。
国家とは法の下に規律され、それによって倫理上も人間として正しい生き方を押し進めていくものではないのか。
そんな国家の基盤を揺るがす事態に陥っているにも関わらず、暴動略奪を放置している政府。
私は、この事態とその中で地域の住民の方達に奉仕してきた企業をこのような形で破壊するその国家国民が理解出来ない。
国内で商売する我々が目指す仕事観や人生観とはまた別の世界観を持って隣国で暮らしていかなければならないその違い。
私は、そのような世界観や宇宙観がこの地球を覆っているのだと信じていたが、隣国のこの事態はその世界観覆す出来事でもある。
映像では、「イオン」「ヨーカドー」「平和堂」等の企業が崩壊されている姿が映し出されていたが、その中で、「イオン」の総責任者の方がインタビューに答えて、こう言っていた。
「我々は、必ず回復させます。何週間かかろうとも必ず回復させて地域の方達に貢献していく。」
“ここまでされて尚、そう言い切るのか?”
この言葉を聞いて、目頭が熱くなってきた。
“震災以来、日本人は強くなった”
改めて、そう思える。
そしてこの国の3000年の歴史の中で、数多くの文人や学者が倫理上の言葉を残しているが、この国の誰がその思想を受け継ぎ伝えていこうとしているのか?。
領土問題自体は、過去からの歴史もあるだろう。
私が、どう意見を言うつもりも無い。
しかしこの暴動と略奪は、また別次元の国家の在り方の問題だ。
これだけは、許されるべき行為では無いだろう。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
本当に残念でなりませんね。
上記企業には、この困難を乗り切って更に強くなってほしいと思います。
投稿: てっちゃん | 2012年9月21日 (金) 07時21分
道徳と言うのは世界共通かと思っておりましたがこの国の道徳観は日本・世界と相容れない点もあるようですね。
商道徳の違いも相当なものであり、、「イオン」「ヨーカドー」「平和堂」等も出店に至るまでにはかなりの修羅場を潜っているのではと思います。
投稿: dadama | 2012年9月20日 (木) 20時00分