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2012年8月14日 (火)

発散と収束

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週取り上げた、「そもそも論」。

 その中で「発散」と「収束」があった。

会議で意見を出し合い、それから結論を導き出し、会議を終える。
そんな会議運営で、大切な事。

 それは、自由な「発散」の場を与える事。

発散とは、自由な発想で意見を述べ合う事だ。

とは言っても、なんでもアリの意見交換になってしまうと本当に締りの無い羅列になってしまうから、重要なのは「経営理念」にそった枠組みで考えた時に、どんな発想が発散されるのかという方向で考えるべきだろう。

 そうやって、どんどん発散していく。

いろんな意見が出てくるだろう。
そして、人間とは、そんな発散の場面ではいろいろな有効な考えが共有される場合が多い。
しかし、発散の場では効率的な志向を持ってはいけない。

 要は、時間軸でその場を仕切ってはいけないのだ。

時間に縛られると言う事は、収束に向かうと言う事。
収束という時間軸に束縛されず、本来の目的に対してじっくりと考えてみる。
どんなに脱線しても、どんどん発散してみる。

 要は、一人一人の内側を全てさらけ出す事。

それが「発散」の場での鉄則。

 「こんなこと言っていいのだろうか?。」

そんな疑問や不安がよぎると何も言葉にならない。
大切なのは、自分の感情を吐き出す事だ。
場の全員がそこで過去を清算する事が大切。

そしてそこから結論を見出していく。

 効果を求めて、結論を導く。

それ以前に、自分の全てを吐き出して、内部が空の状態になっている事が大切。
人間とは不思議なもので、内部が空になったら、新たなもので満たしたくなるものだ。

 皆がそんな状態になれば、吸収力も高まる。

今まで吐き出された全ての情報から、バランス感度は高まっており、更に自分の立場を表明した結果、ある程度の満足感を得ている為、他者を受け入れ冷静な判断力を持ち得る状態になっている。

 だから、急速に収束に向かって意見がまとまる。

大切な決断と結論を導き出す時は、上記のような手順を踏んで結論に至ることが大切だ。

しかし、これらを踏まえて、リーダーが決めなければならない時もある。
あらゆる情報と部下の感情を踏まえても、なお進めなければならない課題がある。
それも含めて、この「発散」と「収束」の場でリーダーが表明しなければならない。

 素直な気持ちで、部下の面前で結論を表明する。

こんな場では、誰もが空の状態に結論を受け入れる胃袋が存在する。




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コメント

かおるさん、コメントありがとうございます。
バイヤーという職務。
ある意味、スーパーの中でも特異が職務なのかも知れませんね。どうしても商品中心に関わる人脈が多い為、お客様としての立場に慣れ切ってしまうと、小売業としての自分の立ち位置を見失ってしまうもの。
かおるさんにとっての今の業務は壁も高いが新たな境地を切り開くチャンスと思います。

投稿: てっちゃん | 2012年8月15日 (水) 09時17分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
なぜか上司や幹部から「ありがとう」と言われてもピンときませんが、いつも自分の背中を見られている部下やお客様からの「ありがとう」は、その言葉だけで全てが癒される。
商売は常に攻める為に計画し実行すること。
回を重ねるごとにその原理原則が見えてくるものですね。

投稿: てっちゃん | 2012年8月15日 (水) 09時15分

かおるです。
自分の経験した会議では、まず「自由な発想で意見を述べ合う」段階に至れないことがほとんどでした。
自分の感情を吐き出し、過去を清算する。
自分の全てを吐き出し、空になる。
皆がそうなることで、初めて会議の目的である結論を導く状態を作れるということ。
また最終的に表明するリーダーの判断・結論。こういう状態であれば素直に真摯に皆が受け止めてくれる、ということですね。
そのためには、組織をそういうフローな状態にもっていくためのリーダーの常日頃の関りがとても重要であると感じます。
メンバーとのコミュニケーションはもちろん、何よりリーダーが個々のメンバーを「好き」でなければいけないなと思いました。
 また最近、社内でもほとんど話したことのない人と会議を開き一定の方向性を見出さねばならない場面が増えてきました。
歩んできたキャリアが全く違い、性格や人となりもわからないため意見はなかなか弾みません。本エントリーの会議とは正反対の状態です。
しかし私も長く勤めているのだから一度は顔を合わせたこともある面々。
エレベーターで偶然乗り合わせた時の一言二言。飲み会で同席した時のちょっとした会話。自分はバイヤーという名の一匹狼を気取って、そういう布石をこれまでぜんぜん打ってこなかったなあ、と最近つくづく思います。

投稿: かおる | 2012年8月14日 (火) 19時32分

今日は、ブログの話題から逸れますが・・・
こちらの地域は旧盆なのでこの時期がフルーツギフトのピークを迎えます。お盆・年末・土用丑等所謂「晴れの日」は1年に一度だけの特別な日。売場も特別な売場となります。1年に一度の特別な売場を担当者と真正面からぶつかる事。担当者のプライドと店長のプライドがぶつかり合う緊張感。結果、土用丑もお盆も地区ナンバーワンの伸長率。そして担当者の一言「店長、ありがとうございました。色々勉強させてもらいました。」私も担当者から勉強させてもらっているのですが(笑)
要は読みと仕掛けを担当者と真剣に向き合い行動を共にすれば結果は必ずついてくる。お客様にも私達の真剣なアピールが通じると言う事でしょう。現場の力を再認識した土用丑・お盆商戦でありました。

投稿: dadama | 2012年8月14日 (火) 11時51分

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