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2012年8月21日 (火)

サイクルの回し方

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


よく、PDCAのサイクルを廻す、と言われる。

 PDCAとは。

言わずと知れた、プラン、ドゥ、チェック、アクション。

 仮説を立案し、実行、検証し、明日への指針とする。

そんなのは、概ねの仕事人には分かりきっている法則なのだが、そのサイクルの回し方に深みがなければ、何の意味も無いサイクルになってしまう。

 それは、最終目的はどこを見るかという視点。

業績を改善させる為のサイクルなのか、それとも自分の作業改善の為のサイクルなのか。

 結局、自分の為のサイクルに終始する場面が多い。

それでは、自分の作業改善は図られるが、その最終目的である業績改善には向かっていかない。
いやむしろ、ますますその最終目的には遠のいていくのではないか。

業績改善の為に、売場計画を立て、商品計画数量計画から発注仕入れ納品、そして売場作り、更に補充の繰り返し。

 作業追われると、そこまでのサイクルに終始してしまう。

本来はその外側に存在する部分まで含めてのサイクルを用意しなければダメだ。

 それは、購入するお客様の視点からの検証。

そこまで踏み込んで、あるべき売場創造、そして維持しなければ、効率良く、売れない売場を一生懸命造って、崩れないから補充もせず、コツコツと売れない売場を造り続ける羽目になる。

 これによってどんどんお客様の支持を失う事になる。

 この売場は、お客様にとって、魅力があるのか?。
 我々の生活提案に、お客様は呼応してくれるのか?。
 その為には、この売場に何が足りないのか?。

そのサイクルまで含めて回していかなければ、お客様視点という一番重要なPDCAが回らず、ますます売れないというが故の効率の良い売場作りに励む事になる。

 そこの教育と指導が、今の現場には急務なのだ。

それは、個店の店長の問題でもあろうが、企業全体にその意識が無ければ、店長以前の問題であろう。

作業効率も重要。生産性も重要。
それは、価格訴求を永遠に追求していくSMという本来の使命を果たす為には絶対に避けられない課題である。

しかし、価格訴求を追求する為の作業効率によって、価格は訴求されたが、それがお客様に伝わり実際に購入されたお客様が、それを使用した実生活において、満足されたかどうか。

 最後は売れるという結果が結び付いてこそである。

そこまで含めてのサイクルを回す精度を上げるために、陳列までの作業を効率化するのが本来の姿。

店舗の店長が、その部分を捨てて、生産性追求で満足してしまっては、現場という戦う場が弱体化していくのは自明の理である。







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コメント

ふるたさん、コメントありがとうございます。
課題に対しては、どんどん手を打って新しい世界を切り開いていかなければ、自分が周りから置いていかれてしまう不安感がありますね。但し本部が求める課題と自分が追求する課題にギャップがある場合も多いですが(笑)。

投稿: てっちゃん | 2012年8月22日 (水) 08時57分

おはようございます。

基本は、商品そのものだと僕も思いますね。
PDCAについては、今の時代だとサイクルを回すにしてもスピード感が、なくなるように気がしてしまって、別のやり方をしています。

会社には、かなり反発を食らったやり方ですけど、スピード重視のサイクルじゃないとどうしても後手後手に回りそうなので・・・

投稿: ふるた | 2012年8月21日 (火) 10時36分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
その通り、dadamaさんへの応援歌です(笑)。
本部、店長、部下との関係にもいろいろありますが、競合店と戦うSMにとっては「商品」が軸の繋がりが本筋ではないでしょうか。
そしてその検証としてお客様に支持され、結果を出す事までPDCAサイクルに乗せて検証し本部、店長、部下との関係をあくまでも「商品」を軸にドライに見つめていく。
情報という道具を考えた場合に、あらゆる情報を載せて店舗に全て実施させる手法を取るのか、絞った情報で確実に結果を出しながら店舗工夫も引き出す情報を出すのか。
当然そこに潜むチャンスやリスクも考えながら、人時に制限のある現場の労働力をより有効に活用して、止める事と確実にやる事を明確にてコトに当たる事を奨励していくことが大切なのかなと思います。
しかし、そうすると絞られた情報しか実施しない現場が増加して本部から言わせると、危機感が足りないとなってくる。
何とも、その関係は押したり引いたり、難しいものですね。
今日はまとまりが無くなってしまいましたが、最近私も第三者の目で現場を見る機会しか無いものですから、尚更とりとめがなくなっているのでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2012年8月21日 (火) 09時06分

私のために書いて頂いた気がしてならないのですが(笑)
当社の負の体質を見事に突いています(笑)
SMであるのに、店長が商品を知らない・拘らない。知らない拘らないから担当者も育たない闘えない。守る=価格を合わせる事しか能がないからどんどん売場が陳腐化していき従来の上質なお客様が離れていく。
企業は店長を何処で評価していくのか?競合と闘うためには、売場を劇的に変化させお客様を圧倒する現場力が求められるはずですが、企業は店長にそこまでの権限を与えてくれるだろうか?仮に与えられなくなくても私はやっちゃいますが(笑)。まずは「やっちゃおう」に信頼してついて来てくれる従業員との信頼関係、本部に対しての根回し・・・
いずれにしてもお客様に愛されるお店とはを常に考え、本部の力も借りながら(本部任せではなく)ひとつひとつとステップアップをしていきたいと思っています。私も・従業員も(笑)
まずはストアコンセプトの練り直しからスタートです。

投稿: dadama | 2012年8月21日 (火) 08時28分

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