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2012年8月25日 (土)

山本さんの生き様

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、アレッポで日本人女性記者が殺害された。

 山本美香さん。

あらゆるメディアが報道しているので、知らない人はいないだろう。

たまたま見た(聴いた)テレビで、同僚のジャパンプレスの佐藤和孝さんのインタビューのやり取りに、彼らの覚悟の一端を見た。


 「山本さんは、何を伝えようとしていたのか?。」

佐藤和孝さん

「世界中で、もっともっと多くの人達が、飢えたり、殺されたり、苦しんだり、そういう世界が日本の外にあるんだ。紛争地、内戦下の世界でも一番恐ろしい思いをしているのは女の人と子供達ですよね。普通の人々、普通の家族、そういった届かない声を、彼女は伝えようと努力していました。」

 「佐藤さんから見て、山本さんはどんなジャーナリストか?。」

佐藤和孝さん

「正義感の塊のような人だった。知らないこと、知らせなければいけないこと、そういったものを伝えたいと言っていた。」

 「今回、佐藤さんがインタビュー応じてくらたのはなぜか?。」

佐藤和孝さん

「山本(美香さん)は、まだ仕事中です。日本に帰るまで、彼女がどんな状況で死に至ったのか、それはまだ伝えなければいけない。」

 「日本に戻るまで得仕事と言っていたが、どういうことか?。」

佐藤和孝さん

「彼女は当然、死にたくて現場に行ったわけではありません。しかし、残念ながらこういう結果になった。ただ、自分のそういう姿をもって、今、シリアで何が起こっているか、世界で何が起こっているか伝えてほしいと僕に言っています。」

私は、この言葉を聞いた段階で、目の前のテレビ画面が涙で霞んだ。

更に、インタビューは続く。

 「今のシリアの現状について。」

佐藤和孝さん

「山本さんの遺体が安置されていた病院も、私が離れた数分、いや数10秒後には砲弾が当たりました。今の襲撃を受けたアレッポの現状は、そういう暴力の中にいる。その中で人々が生活している、そういった状況です。」

そこで、このインタビューは終了した。

その人の死を以ってその生が終わるのではない。
死後もその意志を受け継いで、人々に彼女の意志を語り伝える。
そして、ようやく彼女は、その生を終える。

 我々も、いずれ死を迎える。

その後、誰が私の意志を受け継ぐのか?。

企業で自分の意志を受け継いで語り続ける人間がいる。
そんな幸せな一生を終えたいものである。



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コメント

おと~まんさん、コメントありがとうございます。
役職が変わろうが、立ち場が変わろうが、今まで生きてきた自分が根底から変わってしまうわけではない。
そして、その生きざまを受け継ぐ世代に切り替わっていく。
無念な部分もあるでしょう。
しかし、これは我々もいずれ迎える未来でもある。
おと~まんさん、是非今後ともコメントで愚痴他(笑)寄せてくださいね。

投稿: てっちゃん | 2012年8月26日 (日) 07時47分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
自分の信念で生きてきた先輩の姿は、部下にしっかりと留まっているものです。
日々、その積み重ねでしかないですね。

投稿: てっちゃん | 2012年8月26日 (日) 06時40分

こんばんは。
山本さんと佐藤さんが事実婚であった事をTVで知って、更に悲しみが大きくなりました・・・

一番辛くて無念なのは佐藤さんなのでしょう。
愛する人が死んで直ぐ、その状況を毅然と報道していましたが

職業柄避けられないのか、立場上仕方ないのか、信念がそうさせているのか

私だったら・・・
まず無理ですね。

私もNOはNO!と言い、自分の信念と意思を貫いてきたつもりでしたが、体制も変わりいよいよ煙たくて邪魔な存在になってきたみたいです。

同僚店長が辞めて行く中、今回店長職からは離れてしまいましたが、後輩店長達が私の意思を継いでくれているのがせめてもの救いになっています。

役職がぺーぺーに変わりますが、これからもお邪魔させて頂きます(^_^)/
愚痴こぼしになったりして^^;

投稿: おと~まん | 2012年8月25日 (土) 23時41分

熱い志を持った人は相手を感動させる事が出来る。今回の山本さんは「死」というあまりにも尊いものまで犠牲にされてしまった訳ですが、
私達も「去る」時期は必ず訪れますから、去ってから感動を与える仕事・人生を送りたいと思います。去ってからの存在の意義、逆説的には去るまでにやらねばならない事を熱意を持って取組む姿勢を常に持ち続けたいですね。
残りの時間も気を抜かず全力で戦って行きたいと思います。
P.S アドバイス有難うございます。
私はどうしても「ネズミ遊び」が苦手なので
思いつくまま近場のMRをしてみようと思います。(笑)

投稿: dadama | 2012年8月25日 (土) 23時04分

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