9割の動植物
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
この世には、人間も含めていろいろな動物が存在する。
しかし、我々が身近に感じる動物は少ない。
「猫」「犬」「鶏」「雀」「烏」「牛」「豚」等々。
身近に感じ、実際に目にし、触れあう動物とは自分のペット以外はほとんどいないだろう。
人間の目に触れることなくこの世を去っていく動植物は、全体の9割を占めると言う。
我々の目に触れる動植物は、全体の1割程度。
人間の目に触れる事の出来る動植物は、選りすぐりの選ばれたものだけだと言う事実。
だから身近な動植物は、愛(め)でなければならない。
そうやって、目ざましテレビの「にゃんこスペシャル」等を見て見ると、人間に飼われている猫は「何かを持っている」と思ってしまう。
人間に飼われているから可愛らしさが生まれるのか、可愛らしさを備えているから人間に飼われるのか。
人間も結婚して夫婦生活を長くやっていると似てくるように、動植物もペットとして飼ったり植物を植えていると、だんだん飼い主に似てくるようだ。
そしてなぜか、その変化が飼い主の嗜好に合い、癒しを感じ、更に可愛がるから相乗効果を上げていくのだろう。
人間に愛でられるから、より人間に可愛いと思われる行動や仕草、そして姿形もどんどん変化していく。
更に、人間も動植物に愛でられるから、自然界で受け入れられる姿形と生きていける体質に進化していけるのだろう。
しかし、自然と人間の関係も不思議なものだ。
愛でるという気持ちだけで、お互いに癒し癒される姿形に変化していくという事実。
如何に、「想う気持ち」が大切か。
そしてそれは、何も人間対動物との関係だけでは無い。
人間対人間との関係も同様だ。
この世の法則。宇宙の法則そのものが。
相手に関心を持ち、気持ちを込めて関わり合う。
そこに生まれる感情。
感情とは、相手への関心度合いであり、それが本来の関わりなのだろう。
この世に生存する人類も、自分の一生のうちで何割の方と接する事ができるのだろうか。
その非常に少ない確立の中で関わり合った偶然の賜物が、目の前の相手なのである。
その偶然に感謝し、相手をもてなす。
それはお客様にも、関係者にも、持ち続けていきたいものだ。
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コメント
ふるたさん、コメントありがとうございます。
dadamaさんの言葉を代弁すると、今後競合と本部とのダブルバトルを楽しめる環境を与えてもらった事に感謝していると言う事です。
投稿: てっちゃん | 2012年8月22日 (水) 09時09分
dadamaは、ほんまに面白い企画を任せてもらっていますよね。
その企画の意図を理解してくれている経営陣が何人くらいいるのかも大切ですよね。
投稿: ふるた | 2012年8月21日 (火) 10時38分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
人事異動で基幹店を立て直すのも人生80年の中での偶然の賜物。
貴社の人財の中でもそうそうそのチャンスに巡り合える人間はいないでしょう。
是非、苦しみながら楽しんでください(笑)。
投稿: てっちゃん | 2012年8月20日 (月) 06時57分
一説によればビッグバンによって宇宙が創生されて137億年、地球誕生から46億年・・・悠久の時空のなかで、生命の頂点の人間として与えられた80年。そして現代に生きる事の確率、当に天文学的数字になるのでしょう。
奇跡的に与えられた80年、そして残り30年?1日1日を大切に充実した日を送らねばと改めて自省の念に駆られます。
人間の責務・・仕事も家庭も次世代への繁栄を願って生きる。
奇跡に感謝し、責務を真摯に全うしなければと感じております。
投稿: dadama | 2012年8月19日 (日) 21時30分