前田敦子の卒業
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
AKBの前田敦子が卒業して、AKBを去る。
東京ドームでの公演を最後に。
知る人は知るが、知らない人は何のことやらの話題。
私も別に彼女を押している訳ではないが(誰を押すかは秘密)、海のモノとも山のモノとも分からない創成期の頃からのオリジナルメンバーとしても、また絶対的なエースとしての存在としても、彼女の卒業は大きな転換となる事だろう。
今までも、多くの元AKBメンバーが卒業していったが、前田ほどのインパクトは持たなかった。
そして、AKBの顔とも言える彼女の卒業宣言で、更にAKBの世間での評判は高まった。
AKBにとっての卒業とは、いったいどういう意味を持つのであろうか。
元々、AKBとは完成されたパフォーマンスでお客を感動させるのではなく、未完成なアイドル候補が努力して可能性を振り撒き、その可能性を追い求めて苦労していく姿にお客が感動して応援していくというもの。
だから今回の前田のように、自らその可能性(AKB内部での可能性)が薄れて、また失った段階でAKBの卒業を決断するというパターンは今後も続くであろう。
自ら持つアイドルとしての可能性。
この組織の中で、成長出来る可能性を失ったら、卒業。
そんような組織の中では、努力して成長していく素顔に魅力があるのだろう。
その可能性を失ったら、AKBとう組織からは離れなければならない。
また、前田の場合、絶対的エースとしての反動から組織内での立場も微妙に影響しているから、自らの卒業宣言となったのだろう。
自らの輝きである、可能性。
その可能性、成長という努力の輝き。
その輝きを失った段階で、AKBを卒業。
我々小売の従業員が同じ境遇で、卒業という場面を迎えたなら?。
そう思うと、厳しい世界ではないか。
その組織の中にいる事によって、自らの成長意欲と可能性を失うメンバーは、自らの意識という手段で自ら離れていく。
組織とは本来、こうあるべきなのだろう。
自分に対して、常にこうありたい、と思うのである。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
その組織に属するということは、そこでの自分の可能性の発露であり、自分を磨く事であり、その結果を出す場所であり。
これは絶対に個人では不可能が事。
この組織に入れる事に感謝したいですね。
投稿: てっちゃん | 2012年8月29日 (水) 06時36分
チームワークとか同じ釜の飯を食うとか一蓮托生の表現を良く使いますが、
各人が自己の職務や責任をきっちりこなす事がチームの組織力を上げるのであり責任・職務に対してはプライドを持ってポジションを守る事が大切であると思います。自分がメンバーを引っ張っていく、食わしていくんだと言うモチベーション。その為には個人の武器=攻める標準化をどれだけ持つ&持たせる企業の環境も
必要であり、自己啓発・勉強等、常に攻める、戦闘モードにさせる組織にせねばならないのでしょう
投稿: dadama | 2012年8月28日 (火) 21時39分